キッチンや洗面まわり、コンロ周辺は、日々の調理や手洗いで水や油が飛び散りやすく、気がつくと壁が汚れている……。しかも、そういった汚れは意外と落としにくく、お手入れもひと苦労。
そんな場所こそ、壁DIYで使いやすくしてみませんか? 見た目を変えるだけでなく、汚れにくい素材を選ぶことで掃除のしやすさもぐっとアップします。
しかし、水まわりやキッチン周辺は、普通の壁紙は使いづらいし、ましてDIY初心者には難しそうですよね?
そこでこの記事では、初心者でも比較的簡単にDIYできて、さらに水回りやキッチンに使える便利なアテムをご紹介します。その特徴から、商品の比較まで解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
“ウォールデコッシュ”なら水回り・キッチン周りにもおすすめ

「水回りをキレイにしたい」「DIY初心者だけどできるかな?」そんな悩みを解決してくれるのが、シール式ウォールパネル「ウォールデコッシュ」です。
水や油に強く、DIY初心者の方でも扱いやすいので、キッチンや洗面まわりはもちろん、トイレ・玄関・さらには浴室など、さまざまな場所に活用されています。
浴室で使用する場合は、より高い防水性が求められるため、施工方法に少し工夫が必要です。詳しくは商品ページをご確認ください。
シール式!ウォールデコッシュの魅力

ではここから、ウォールデコッシュが選ばれている理由を、もう少し詳しくご紹介していきます。
まず大きな特長は、シール式パネルという点。裏面にはあらかじめ粘着シートがついているので、剥離紙をはがしてそのままペタッと貼るだけ。特別な道具や技術は不要で、DIY初心者の方でも気軽に使えます。
ここでポイント!さらにDIY初心者でもできるおすすめの施工方法をご紹介します。
初心者も簡単!ボンドを併用する「TM工法」

もともとシール式のウォールデコッシュは、そのままシールだけで貼ることができますが、サラにおすすめの方法が【TM工法】。
「ちょっと難しいのでは??」と思われがちですが、実は簡単! TM工法とは、シール(両面テープ)とボンドを併用した貼り方のことなんです。しかもウォールデコッシュの裏面には、上の写真のようにあらかじめボンドを付けられる溝がついているので、その場所にボンドを入れるだけでOK。
これなら、施工したい壁とテープの相性が悪い場合でも、シールだけよりもしっかり貼れて安心です。
水・熱・汚れに強く、お手入れもラク!

さらに、ウォールデコッシュは防水性・耐熱性のある多層構造の素材を採用しており、水や火を使う場所でも安心して使える設計になっています。
表面はつるっとした仕上げで、油や水を弾きやすく、汚れがこびりつきにくいのも嬉しいポイント。日々のお手入れもサッとひと拭きで済むので、清潔感のある空間を無理なく保てます。
また、本体の厚みは約6.5mm。女性でも片手で扱えるほど軽く、大きめのカッターでカットできる扱いやすさも魅力です。細かい場所への施工やサイズ調整もスムーズに行えます。
※カットの詳しい方法は、商品ページを参照してください。
お部屋の雰囲気によっても合わせやすい豊富なデザイン

デザイン面も充実しており、木目調・コンクリート調・大理石調など、インテリアに合わせて選べる多彩なラインアップがそろっています。たとえば、ナチュラルで落ち着いた空間にしたいときにはグレーアンティークオークなどの木目調やモルタル調を。また、ホテルライクな雰囲気を演出したいときには、パールマーブルといった上品な大理石調がおすすめです。
ルクソールミディアムとパールマーブルは、「ウォールデコッシュプロ」に変更となりました。「ウォールデコッシュ」と「ウォールデコッシュプロ」では厚みが違うため、一緒に使うことはできません。ご注意ください。
浴室で使うときは「施工方法」に注意!

ちなみに、浴室で使用する場合は、防水性をより高めるために「シリコンボンド+コーキング」での施工が必須です。
※施工方法については、商品ページ内をご参照ください。
浴室で使うなら、貼って剥がせるシール壁紙「バスウォール」もおすすめ

ウォールデコッシュがさまざまな場所で使える“万能タイプ”だとすれば、バスウォールは“貼って剥がせる”という手軽さが魅力の浴室にも使えるシール壁紙です。
「賃貸の浴室壁をおしゃれにしたいけど、現状回復ができるか心配……」という方にぜひおすすめしたいのが、このバスウォール。友安製作所がデザイン、色味、防水性、粘着性など、何度も試作をおこない、ついに完成したオリジナルの日本製防水壁紙シールなんです。
浴室の壁に使える防水仕様で、水回りでも安心の、防カビ・抗菌機能も付いています。さらに、簡単にカットできて、DIY初心者でも気軽に挑戦できますよ。





柄は全5種類。フランス・パリを拠点に活躍するテキスタイルデザイナーが、パリのお庭に咲く花々や自然からインスピレーションを受けて生まれた4種類と、シンプルなホワイトの無地1種類。
どれもバスタイムがパッと明るくなるような、ときめくデザインばかりです。

厚さ約0.5mmの薄いシール壁紙なので、インテリアや家具に貼って、リメイクシートとしての利用も可能です。
タイル壁の上からでもそのまま貼ることができますが、タイルの上から貼る際は、凹凸が出ます。また、目地から水分がはいる可能性があるため、浴室のタイルなどの直接水がかかる場所の使用はおすすめできません。
ウォールデコッシュとバスウォールの違いは?
ここまでで、それぞれの特長や使い分けのポイントをご紹介しました。ウォールデコッシュとバスウォールの違いを一覧表にまとめていますので、「自分の空間にはどちらが合うか?」考えるときの参考にしてくださいね。
比較項目 | ウォールデコッシュ | バスウォール |
貼り方 | しっかり施工 | 剥がせるシールタイプ |
原状回復 | × | ⚪︎ |
カットの仕方 | カッターで切れる | ハサミやカッターで切れる |
デザイン | 木目調・コンクリート調・大理石調など豊富 | 友安製作所オリジナルデザイン(花柄・無地など全5種類) |
質感 | エンボス加工により立体感があり、リアルな質感を表現 | ツルツルとしたなめらかな質感 |
機能性 | 防水・耐熱(65℃まで)・耐火(不燃:ヨーロッパ規格)・防カビ・抗菌・高耐久・防傷・遮音性 | 防水・防カビ・抗菌・防油・防汚・耐熱(60℃まで) |
表面の特徴 | 汚れが拭き取りやすい | 汚れが拭き取りやすい、剥がせる |
見切り材 | 専用見切り材あり | なし |
おすすめの施工場所 | キッチン、洗面所、トイレ、お風呂(要シリコンボンド+コーキング) | 洗面所、トイレ、お風呂の壁などの水まわり、お部屋のアクセントクロス、家具のリメイクなど |
こんな方におすすめ | ・キッチンやコンロ周りなどの火を使うスペースの壁DIY をしたい方 ・貼るだけで丈夫な壁材を探している方 | ・原状回復をしたい方 ・手軽に浴室や水回りをおしゃれにしたい方 |
「とにかく貼るだけで丈夫な壁パネルが欲しい」ならウォールデコッシュ、「賃貸などで現状回復する予定がある!」ならバスウォール。目的や施工範囲に合わせて、ぴったりのパネルを選んでみてください。
ウォールデコッシュは、単品購入ができます
ウォールデコッシュに、1枚から購入できる単品販売が加わりました!これまではセット販売が中心でしたが、「まずは一か所だけ試したい」「少しだけ貼り替えたい」という声におこたえして、単品での取り扱いがスタート。
※単品購入の場合は、商品ページの種類から「1枚・バラ売り」を選択ください。
施工面積に合わせて、必要な分だけ購入できるため、広く貼りたい方も無駄なく購入いただけます。
施工にあると便利な道具

ウォールデコッシュは「貼るだけ」で使えるシール式ですが、仕上がりをよりきれいに整えるために、以下の道具があると便利です。
特別な施工をしない場合でも、ペン・カッターマット・ステンレス定規・カッター・作業用手袋・タオルや雑巾のご用意をおすすめします。
道具 | 用途 |
---|---|
ボンド | おすすめの施工方法「TM工法」にする際や、浴室など水がかかる場所に施工する場合に。防水性を高め、剥がれを防ぎます。 |
変成シリコンコーク | 隙間を埋め、防水性を高める透明なコーキング材です。 |
カートリッジガン | カートリッジに入ったコーキング剤を押し出し、隙間や亀裂を埋めるための道具です。ボンドや変成シリコンコークを使う際に使用します。 |
専用見切り材 | 端まできれいにしあげたい方に。見た目もきれいになり、耐久性もアップします。 |
まとめ:ウォールデコッシュはこんな方におすすめです

「DIYは難しそう…」と感じていたあなたも大丈夫。水や熱に強いウォールデコッシュなら、キッチンや水回りだけでなく、お部屋のあらゆる壁を手軽にアップデートできます。
デザイン性、使いやすさ、そしてコストパフォーマンス。うれしい三拍子が揃ったウォールデコッシュで、あなたらしい住まいづくりをはじめてみませんか?
「DIY初心者だけど、おしゃれな壁に挑戦したい!」という方
「水回りやコンロ周りの汚れ、お手入れを楽にしたい!」という方
「デザインにもこだわりたいけど、コストも抑えたい!」という方
実施にTM工法に挑戦してみると、ボンドをつけるだけでとても簡単でした。
カートリッジガン(コーキングガン)を使うと、ボンドもスムーズにつけられましたよ。