DIY作業台の作りかた -DIYレシピ-

DIY初心者がDIYを始める際、まず用意するものといえば、工具類や材料等をイメージされると思います。
でも実は、DIYをする上で「作業台」はすごく大事。
もちろん、作業内容によっては家にある台や床などで行っても問題ないのですが、自分に合うDIY作業台を使うと、 木材を切ったり研磨したり、ドリルで穴をあけたり、ドライバーでネジを締めたり、などの作業効率が上がって、DIYがはかどります。
狭いと作業しづらいし、低すぎると腰が痛くなる、高すぎるとどうもうまく力が入らない、など作業中のちょっとしたストレスも緩和されます。
というわけで、今回は自分にぴったりの使いやすいDIY作業台を作るDIYレシピを紹介したいと思います。
よかったら参考にしてみてくださいね。

●動画で見たい方はこちらをご覧ください。

用意するもの

まずは、完成のイメージを思い描きながら設計図を作ります。
大きいほうが作業しやすいので、天板は180×90cmに。
使わないときにはコンパクトに収納できるよう、脚の部分はソーホースブラケットを使います。
自分の作業しやすい高さになるよう、脚の長さを決めました。

  • 天板(パイン材)
    1800mm×900mm×30mm×1
  • 脚(2×4 ツーバイフォーSPF材)
    750mm×38mm×90mm ×6
  • 天板受け(2×4 ツーバイフォーSPF材)
    900mm×38mm×90mm ×2
  • ソーホースブラケット ×4
  • 金具類
    Lアングル ×16
    ビス×ブラケットのビス穴数
  • U-OIL
    古色ブラウン 170ml ×2
    アーミーグリーン 170ml ×1

仮組みをする

ソーホースブラケットに脚用の木材を差し込み仮組みします。

天板受けに脚を仮組みしたソーホースブラケットを挟みます。

テーブルの脚の作成

脚を開いた時、水平になるように斜めにカットする部分のサイズを測ります。

しるしをつけた箇所を斜めにカットします。

カットした部分をヤスリをかけて整えます。

ペンキ塗り

ペンキを塗る前に木材のすべての面にヤスリ掛けをします。

今回は古木の雰囲気を出したいので、「U-OIL」の古木ブラウンを塗り、乾いてからアーミーグリーンを布でまだらに軽く重ね塗りをしました。

1日程度しっかり乾かします。

ビス止め

天板受けをつける位置を測ります。

天板受けにLアングルを取り付けます。片側4つ、両側で8つ取り付けたら天板にビス止めします。

天板受けの位置を合わせ、ドリルで穴を開けてから、天板受けを天板にビスで固定します。

ソーホースブラケットに脚を取り付けビス止めします。

組み立て&完成

ソーホースブラケットの脚を4本とも挟み込んだら完成。

オシャレなDIY作業台のおかげで、DIYをするのがもっと楽しくなりそう。

使わないときは脚を外して、こんな感じでお部屋の隅に立てかけてしまっておけるので邪魔になりません。

いかがでしたか?
もちろん既製のDIY作業台でもいいですが、自分で作ったオリジナルの作業台でDIYしてみると、よりDIY意欲が高まるのでおすすめです!

次回のDIYレシピでは、この作業台に合うベンチを作りたいと思います!
座って作業したいときもあるので…(笑)
お楽しみに!!


■ 今回使用した商品

自然塗料 U-OIL(ユーオイル)