外壁DIYデビューに!塗り壁初心者でも失敗しない「外壁塗装」のコツとおすすめ塗料

こんにちは!ライターのJackyです。
外壁や外構のちょっとした傷みや色あせ、「気になるけど、業者に頼むのはハードルが高い…」と感じていませんか?
そんな方にぴったりなのが、自分の手でできる外壁DIY
実は近年、初心者でも扱いやすい塗料が増えて、気軽に“塗り壁デビュー”できる時代なんです。

この記事では、外壁DIYの基本の手順から、塗るときのちょっとしたコツ、初心者でも安心なおすすめ塗料まで、失敗しないためのポイントをわかりやすくご紹介します。
家族で楽しみながら、マイホームをもっと好きになれる外壁DIY、始めてみませんか?

外壁塗装をDIYする人が増えている理由とは?

コロナ禍でおうち時間が増えて以降、「家のことは、できる限りDIYしていこう!」というDIY人口が増えています。
外壁塗装もその一つ。さらに外壁塗装は、プロに頼むとコストがかかる
外壁の塗装をプロの業者さんへ依頼する場合、1平米あたり6,000円〜10,000円ほどの費用がかかってしまう場合もあるようです。 
加えて、漆喰壁のような仕上げになると、左官職人さんの手作業になるため、余計に費用がかかってしまいます。
そのため、外壁のDIYにチャレンジしようという人が増えているようです。

初心者がやりがちな失敗と、成功のポイント

よくある失敗例

塗装の初心者に「よくある失敗例」としていくつかの例をご紹介します。
例えば、「塗料・塗り壁材の選択ミス」
外壁の塗装には適さない塗料や塗り壁材を選んでしまったり、安さに惹かれて耐久性が極端に低いものを選んでしまったりと、塗料や塗り壁材の選択ミスでDIYが上手くいかない事例も多いようです。

次に、「道具不足」
いざ塗装するとなった時に、必要な道具が足りなくて中断したり、道具を間違って上手く塗ることができなかったり…。
また、「乾燥時間のミス」も、よくある失敗例の一つです。
乾燥させる時間が不足し、2度塗りの接着が弱くなって、はがれやすくなったり。逆に乾燥させ過ぎて、2度塗りがムラになってしまったりと、塗料ごとの適正な乾燥時間を守る必要があります。

成功のポイント① 簡単に塗れるDIY用の塗料を使う

DIYで使う塗料は、「簡単に塗れる」ことが一番!
プロの職人さんが使う塗料は、熟練のテクニックが必要なものも多く、DIYにはお勧めできません…。
「DIY用」「DIYにおすすめ」と表記のある塗料、または水性塗料を使うと初心者でも外壁塗装にチャレンジしやすいですよ。

成功のポイント② 施工当日と前後の「天気」をチェック

屋外でのDIYで注意するべきポイントの一つが、「天気」。
雨の日はもちろん施工できませんが、湿度が高い日や気温が極端に低い日も避けた方が無難。
多くの塗料メーカーで、湿度85%以上、気温5℃以下になると施工に向かないとしています。
また、風の強い日日差しが強すぎる日も、乾燥時間は短縮できますが、乾燥しすぎてひび割れの原因になることもあるので注意が必要です。

成功のポイント③ 下準備をしっかり

外壁塗装の仕上がりを左右するのが、塗る前の「下準備」
ブラシや高圧洗浄機で汚れをしっかり落とし、ひび割れを補修、下地材を塗ることで、塗料の密着度がぐんとアップします。
下地が整っていないと、せっかくの塗料もすぐにはがれたり、ムラが出たり…。
簡単にできるDIYだからこそ、丁寧な下準備が美しく長持ちする仕上がりのカギになります。

専用の「塗料・塗り壁材」なら、初心者でも安心!

DIY初心者にとって一番の不安は「本当にきれいに塗れるの?」ということ。
そんな時に心強いのが、屋外DIY専用の塗料・塗り壁材です。
伸びがよく、塗りムラになりにくい設計のものが多く、力加減に自信がなくても大丈夫。
さらに、道具や下地との相性も考えられているので、初めてでも扱いやすく、安心して外壁DIYを楽しめます。

DIYにおすすめ!初心者でも扱いやすい塗り壁塗料

「そとにも塗れるもん」は塗りやすさを追求した外装用塗り壁材

初心者にもおすすめの外装用塗り壁材が、『そとにも塗れるもん』
発売以来大人気の塗り壁材『ひとりで塗れるもん』の屋外で塗れる新シリーズとして登場しました。
DIYでは難易度が高めだった外構の塗装にもチャレンジできるアイテムです。

特徴① スーッと伸びて塗りやすい

大きな特徴が、その塗りやすさ
プロが使うような外壁材は、重くて伸ばしにくいものが多く、技術がないとなかなか塗れないものが多いんです。
でも、この『そとにも塗れるもん』は、まるでパンにマーガリンを塗る時のように、軽くスーッと塗ることができます。
ちょっとクセになりそうなほど気持ちよく塗れるので、ぜひ試してみてください!

特徴② オリジナルカラーで理想の仕上がりに

『そとにも塗れるもん』のカラーは、友安製作所オリジナルの全7色
幅広いインテリア・エクステリアに合わせられるホワイトやベージュ、グレーカラーをはじめ、挑戦したくなるオシャレなブルーカラーなど、きっと理想のエクステリアに近付けるカラーをご用意しています。

オリジナルカラー7色

●トミーブルー
ネイビーよりも淡い落ち着いたブルー。
深い色味は他とかぶらないので、外壁に使えば、これだけで「センスのいいおうち!」に。
●アリスブルーグレー
大人可愛い人気カラーのブルーグレー。
派手になり過ぎないので日本の住宅にもアクセントカラーとして取り入れやすいカラー。
●ゴリラブラック
黒の漆喰は、歴史ある蔵にも使われるような渋めの色。
和テイストのおうちや、「粋」なデザインが好きな方に。
●サミーグレー
暖かみのあるグレーは、アンティークシャビー、和モダンなどいろいろなテイストに合わせられる万能カラー。
●レオングレージュ
グレージュは、トレンド感のあるくすみカラー。
ほんのりベージュの落ち着いたグレーは、どのカラーか迷っている人にもおすすめ。
●ミュウホワイト
上品なホワイトは、まるで白猫のふんわりした毛のよう。
地中海の爽やかな家々のように、明るい雰囲気になりますよ。
●ドンライトグレー
明るいグレーは暗い印象にならずに、太陽に当たると白に近くなるのも特徴。
飽きがこず、長く愛せる優秀カラーです。

特徴③ 塗り方によってデザインも自由に!個性が出せる

塗りやすいからこそ、塗り方で個性が出せるのも魅力。
いろんな塗り方があるので、ここでは3つをご紹介します。

★鏝(こて)で漆喰壁のように!
鏝を使ってラフな左官仕上げをすれば、漆喰壁のようなおしゃれな仕上がりに。
ナチュラル系や北欧系が好みの方にもおすすめ。

★フラットでシンプルに
最後に鏝で押さえながら磨くことで、凹凸のないフラットな面に。
コンクリート特有の無機質でシンプルなスタイルが楽しめます。

★砂骨ローラーで一工夫
表面に多数の穴が開いている砂骨ローラーを使って施工すれば、砂壁調の仕上がりに。

スタッフが実際に使ってみました!

実際にスタッフが『そとでも塗れるもん』を使ってみました!
「屋内の塗り壁材『ひとりで塗れるもん』も、かなり塗りやすいアイテムですが、『そとでも塗れるもん』も同じく軽くて不器用な私でも、すぐに伸ばしていくことができました」。

外壁DIYの手順とコツ

★準備するもの一覧

✔ 養生シートやマスカー
✔ マスキングテープ
✔ 塗り壁材
✔ 下地(プライマーなど)
✔ 鏝
✔ スパチュラ(パテ板)
✔ サンドペーパー
✔ ローラー
✔ ローラーバケツ
✔ 刷毛

【必要に応じて】
✔ ヒビや傷があれば→パテ、パテベラ
✔ 外壁の目地など埋めたい場合→コーキング材
✔ 錆止めシーラー
✔ 灰汁止めシーラー
✔ ビニール手袋
✔ ぞうきん

下地は、コンクリートや木材など塗る場所によって適したものが変わってきますので、それぞれ商品の注意書きも確認しましょう。

★外壁を塗る手順

①施工面を洗浄し、養生する

施工する面の汚れやコケを、ブラシや高圧洗浄機でキレイに落とし、完全に乾かします。
その後、塗装したくない部分や地面に養生シートやマスキングテープなどを使って養生します。

②下地づくり

・壁面にヒビや凹みがある場合は、外部用パテで埋めて平らにします。
・外壁の目地を埋めたい場合は、コーキング材で埋めていきます。
・灰汁の出るコンクリートや木材は、素材に応じた灰汁止めシーラーで処理しましょう。
・表面がツルツルした部分は、塗料が密着しないので、サンドペーパーなどで研磨して傷を付けておきます。
・錆のある金属面は、錆を落とし、錆止めシーラーで処理しておきます。

③下塗り

「下塗り」とは、塗料を塗る前に、施工面の素材や用途に合った「下塗り塗料」を塗ること。
通常、外壁塗料は接着力が弱いため、下塗り塗料を塗ることによって、施工面と外壁塗料が密着します。
また、外壁塗料が施工面に浸透することを防いだり、外壁塗料の持ちをよくするなどさまざまな役割も持っています。

DIYでおすすめな下塗り塗料は、「水性プライマー」
水性なので塗料のツンとした臭いがほとんどなく、施工しやすいものが多くなっています。

プライマーなどの下地塗料を必要な分だけ容器に出し、広い面はローラーで、細かい部分は刷毛で塗り残しなく塗っていきましょう。

④上塗り(2度塗り)

そとにも塗れるもん(サミーグレー)2度塗り目

下塗り塗料が乾いたら、上塗りの外壁塗料や外装用塗り壁材を塗っていきます。
1度目は、下塗り塗料の色が透けて見えてもOK。
均一に塗っていくことで、2度塗りがキレイに仕上がります。
1度目の塗装から、3時間以上乾かしてから2度目を塗りましょう。

2度塗る理由は、1度だけだと耐久性が落ちてしまうから。
見た目の点でも2度塗りの方がキレイに仕上がります。

★ちょっとした工夫でプロ風に仕上がる!

外壁塗装は、DIYでもちょっとした工夫をすることでプロのように仕上げることもできます。
外壁DIYをきれいに仕上げるコツは、使う塗料の種類と、塗り方の工夫にあるんです。

塗料の種類コツ
一般的な液体系の外壁塗料ハケやローラーで均一に仕上げやすく、ナチュラルでスッキリした見た目に向いています。ムラが出ないよう、重ね塗りの回数や乾燥時間に注意しましょう。
厚みのある外装用の塗り壁材コテやスポンジを使って立体感のある仕上げが楽しめます。少しずつ塗り重ねていくことで、陰影が出て本格的なデザインに。漆喰のように曲線や波模様など、遊び心のある仕上がりにできるのが魅力です。

塗るときは「一気に広げようとしない」「道具を使い分ける」などの工夫で、プロ顔負けの外壁に。自分のペースで丁寧に作業するのが、失敗しないコツですよ。

外壁DIYは思ったより簡単!自分らしい家づくりを楽しもう

外壁DIYは、少しの準備と工夫で、想像以上に楽しく、達成感のある体験になります。
専用の塗り壁塗料を使えば、初心者でも失敗しにくく、家族みんなで取り組めるのも魅力のひとつ。自分の手で仕上げた外壁は、見るたびにちょっと嬉しい気持ちになれるはず。

それにピッタリなのが、今回紹介した「そとにも塗れるもん」です。
お気に入りの色とお気に入りの塗り方で、わが家をもっと心地よい空間にしてみませんか?