カーテンやテーブルクロスをリメイク!世界で一つのアイテムに


こんにちは! 友安製作所のライター・Jackyです。
友安製作所にはクラフト好きのメンバーがたくさん在籍していますが、今回はその中でもインテリア製品を使ったリメイクを楽しんでいる2人に、お気に入りのアイテムを紹介してもらいました。
カーテンやテーブルクロスを使った世界で一つのアイテムたち、ぜひ参考にしてみてください♪

リメイク実例① カーテン生地をベストに

WebデザイナーのNakymがリメイクしたのは、スペインのブランドのインポートカーテン「リモーネ」
ベストの形がシンプルなだけに、個性的なレモンの柄がパッと目を引きます。
まさに世界に一つ♪  型紙は無料で形が簡単なのものをネットで探してきたそう。
こちらの生地は、 広がりのあるスカートやジャケットにしても素敵ですね。

Nakym

レモン柄が爽やかで、これをベストにしたらオシャレだろうな~と思ってリメイクしました。洋服は一見難しそうですが、このベストはすごく簡単
実は一枚続きの生地でカットし、肩の上部分だけ縫い合わせているんです。潔く裏地もナシ!

リメイク前のカーテン「リモーネ」

リメイク実例② テーブルクロスをお弁当バックに

お弁当バック

テーブルクロスの生地をリメイクしてくれたのは、WebデザイナーのChibee。
こちらもNakymがリメイクしたカーテン生地と同じスペインのブランドの生地「リモーネ」ですが、テーブルクロス用にラミネート加工されているのが特徴です。
一般的なラミネート生地よりもテカり感がなく、ミシンでの加工もしやすい素材です。

Chibeeが作ったのは、友安製作所のランチに持参するお弁当バック
バック系はネットで無料の型紙も多く出ているので、好みの形を見つけてみてください。

Chibee

お弁当バックは、ネットで型紙を見つけ、自分のお弁当箱が入るようにサイズを調整しました。一番こだわったのが、「柄合わせ」
ポケットにレモンの柄が来るように生地の中から柄を選んで作りました。

リメイク実例③ テーブルクロスをマチ付きの通勤バックに

通勤用のトートバック

お弁当バックと同じレモン柄のテーブルクロス「リモーネ」で、色違いデザインを使ったリメイク
ChibeeがA4サイズが入るマチ付きのトートバックを作って、通勤バックとして使用していました。

Chibee

持ち手は私が肩にかけた時を想定して、長さを調整しました。
この生地は水や汚れに強く、ちょっとした雨のお出かけにも使えますが、ラミネート特有のテカテカした感じがないので気に入ってます♪

リメイク実例④ テーブルクロスをポケット付きトートバックに

こちらもChibeeがテーブルクロスをリメイクしてくれた、大きめのポケット付きトートバック
A4サイズが収まる上に、外側のポケットで収納力も抜群。
お出かけや通勤、お稽古バックにも便利です。

このテーブルクロスは、「オーロラ」という夜明けの空を表現したデザイン。
ピンク系の水彩画のようなグラデーションは、ヨーロッパのインテリア製品ならではの感性です。

この柄のポイントは、キレイなグラデーションカラー
そのグラデーションを生かすために、ポケットと本体でグラデーションのラインを合わせるのには苦労しました。
柄にグリーンの部分もあるので、それは持ち手に使用して、全体のアクセントに♪
ちょっと大変だったけど、結果的にお気に入りのバックができました。

リメイク前のテーブルクロス「オーロラ」

リメイク実例⑤ テーブルクロスをティッシュケースに

テーブルクロスは、ティッシュケースにもリメイクできます。
ラミネート加工で、撥水・防汚機能が付いている素材なので、汚れが付きやすいティッシュケースにもピッタリなんです。
それにティッシュケースがあれば、箱なしのティッシュでも使えて、オシャレな上に節約やエコにもつながりますよね。

今回リメイクしたテーブルクロスは、ネイビーブルーのオクタグラムの柄がアンティークな雰囲気の「エストリル」
白地が多い分、いろんなインテリアに合わせやすいので、リメイク後も活躍しそうです。

リメイク向きのテーブルクロス

一般的によく販売されているラミネート生地は、ミシンで縫うとミシンの押さえ部分が滑らず引っかかって上手く縫えないということが…。
しかし、今回リメイクしたテーブルクロスの生地は、ミシンの押さえに引っ付くことなくスムーズに縫えることが魅力。
カットもしやすく、表面もテカテカしていないので、通常のラミネート生地よりもさらに手作りの可能性が広がります。


インテリア製品をリメイクするメリット

① 世界で一つのオリジナルが手に入る

リメイクの魅力は、なんと言っても“世界で一つ”のオリジナル性
インテリアの生地では、同じものを使ったとしても、柄の合わせ方によって全く違うイメージになるため、特にオリジナル性が強いものを作ることができます。

② 使える面積が広いからいろいろ使える

カーテンやテーブルクロスなどのインテリア製品は、面積が大きいだけにリメイクする選択肢の幅も広がります。
洋服やバック、ポーチやランチョンマットなどの小物類といったふうに、大きさによっては一つのインテリア製品でいくつものリメイクファッションが生まれる場合も。
例えば、「子供二人にお揃いのバックを作りたい!」「家族みんなのランチョンマットを作りたい」「スカートとポーチを同じ柄にしたい」、さらに広い生地が必要な「ワンピースを作りたい」といった願いも実現できます。

③ 丈夫で扱いやすい生地が多い

インテリア製品に使われる生地、特にカーテンなどは丈夫な生地が多く、Nakymが使ったレモン柄の生地など「綿100%」のものは加工もしやすいことが特徴です。
Chibeeが使っているテーブルクロスの生地は、ラミネート加工されているので、裏地も要らないから便利。

インテリア製品をリメイクで活用しましょう♪

テーブルクロスやカーテンとして使ってきたインテリア製品は、今回紹介したバックや衣類、他にもクッションカバーやランチョンマットなど、いろいろなものにリメイクすることができます。

せっかく選んだインテリア製品、「飽きたから」「ちょっと古くなったから」というだけで捨ててしまうのはもったいないですよね。
ぜひ、世界で一つのリメイクに挑戦してみてください♪