フラットカーテンで後悔しないためのポイントをプロが解説! 

こんにちは!友安製作所のライターJackyです。
カーテンやブラインド、ロールスクリーンやローマンシェードといった窓際のインテリアアイテムの中で、最近海外でもジワジワと人気が高まっている、「フラットカーテン」をご存じですか?

魅力たっぷりのフラットカーテンなのですが、選ぶときにはちょっと注意が必要!
今回、友安製作所のカーテンのプロたちにヒアリングし、フラットカーテンを買ってから後悔しないための注意点や、フラットカーテンのメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。

フラットカーテンとは?

フラットカーテン」とは、通常のカーテンのようなヒダ(タック)がなく、その名の通り“フラット”な見た目のカーテン。
上の写真のように、カーテン上部を見れば、その違いがわかりやすいですよね。

オーダーカーテンの場合、注文の段階でフラットとタックありを選べるものが多くなっています。
つまり、同じ生地のカーテンでも仕様の違いで、どちらのタイプにもできるということ。

でも、フラットカーテンの場合、なんとなく買ってしまうと、「失敗したかも…」というトラブルもあるようです。
そうならないためには、フラットカーテンのメリット&デメリットを知り、注意するポイントを理解した上で取り入れることが大切。

フラットカーテンとタックカーテンはこんなに違う!

左:フラットカーテン/右:タックカーテン

こちらの写真を見れば一目瞭然。
フラットカーテンとタックありカーテンでは、こんなにも見た目が違います。

タックカーテンはドレープが印象的で高級感がありますが、柄は見えづらくなります。
一方フラットカーテンは、周りの壁と同じようにフラットで絵柄が見えやすいため、お気に入りのデザインを最大限見せながら、スッキリとした印象にすることができます。

プロに聞いたフラットカーテンとタックありカーテンとの比較

フラットカーテンタックありカーテン
見た目の印象シンプル、すっきり、ミニマム高級感、ゆったり
部屋の見え方広く見える若干の圧迫感がある
柄の見え方全体が見えやすい細かい部分は見えづらい
使用する生地量レール尺×1.0~1.3倍+αレール尺×1.5~2.0倍+α
価格比較的安価若干高め

プロから見たフラットカーテンのメリット

フラットカーテンとタックカーテンには大きな違いがあるのはわかったと思いますが、それだけでなく、フラットカーテンには様々なメリットもあります。

▼スッキリした見た目で部屋が広く見える

左はロールスクリーン、右はフラットカーテン

フラットカーテンはタックの凹凸がない分、スッキリした見た目になり、部屋が広く見えることが大きな特徴。
また、同じくタックがない分、ギリギリまで家具などを置くこともでき、狭小住宅やワンルームマンションなどでもメリットがあります。

上の写真では、左側の窓にはロールスクリーンを、右の掃き出し窓にはフラットカーテンを付けていますが、同じようにフラットなシルエットになっているのがわかります。

▼ロールスクリーンやブラインドよりも安価

スッキリした見た目にするなら、ロールスクリーンやブラインドを取り入れる方法もありますが、それらは高価なものも多く、窓がいくつもある場合などは、かなりの値段に…。

その点フラットカーテンは使う生地も加工手間も少ない分、リーズナブルな価格であることも魅力。
通常のタックありカーテンと比べても、安価になることが多いようです。

▼デザインが映える

フラットカーテンは、ドレープの凹凸がないことから、一枚の布を飾ったようなイメージに。
デザイン性の高い柄やお気に入りの柄も、キレイに見せることができます
インテリアのアクセントとして、大胆な柄を使いたい方にもオススメです。

フラットカーテンの後悔事例

▼サイドに開いた時に収まりが悪い…

タックがない分、カーテンを開けたときに溜まった生地の収まりが悪い場合があります。
また、折りがないため、両サイドに生地を寄せても軽く戻ってくることが…。

▼取り付けてみると思っていたイメージと違う…

いざフラットカーテンを取り付けてみると、「写真で見た感じと、なんだかイメージが違う…」。
そんな後悔をしてしまうことも…。
思ったよりもフラット過ぎたり、反対に思ったよりウェーブが大きかったりと、なんとなくで購入してしまうと、後悔の元になります。

後悔しないための注意点①「フックの種類」

フラットカーテンで後悔しないためには、まずカーテンの「フックの種類」に注意しましょう。
一般的にカーテンを購入すると、生地をカーテンレールに吊るすためのプラスチック製や金属製のフックが付属してきます。
その種類によっては、フラットカーテンをサイドに開いた時の収まりの悪さを軽減できます。

開いた時の収まりの悪さは「Aフック」で解決

正解はAフック

サイドに開いた時の収まりの悪さは、正しいフックの種類を選ぶことで解決できます。
その正しい種類のフックとは、「Aフック」

写真のように逆U字の引っ掛け部分が上にあるAフック下にあるBフックの2種類があります。
こちらのAフックであれば、カーテンをサイドに開いた時の収まりも良くなります。

【プロからのポイント】
最近では、アジャスターを動かしてAとBどちらでも使用できるAB兼用タイプが多く見されます。フラットカーテンに使用する場合は、アジャスターを動かして、逆U字を上の方に移動させましょう。

▼AフックとBフックの比較

上の写真のように、Aフックはカーテンがレールの上に出ることがありません。
逆にBフックは、カーテンがレールの上に出てしまいます。
この差によって、カーテンをサイドに開けたときに収まりの違いが出てきます。

Aフックの方が収まりが良い!

正面から見ると、カーテンレールが見える高さのAフックの方が、カーテンレールの隠れる高さのBフックと比べて、レールとの引っかかりがない分、生地の収まりが良くなります。

▼開いた時の収まりの悪さは「タッセル」でも解決!

カーテンの収まりが悪いときは、「タッセル」を使うのも有効な手段です。
一般的にカーテンを購入すると、同じ生地で作ったタッセルが付いてくることが多いですが、写真のようにデザイン性の高いタッセルに替えるだけで、インテリアのアクセントにもなります。

後悔しないための注意点②「生地の横幅」

フラットカーテンのイメージを大きく左右するのが、「生地の横幅」です。
「吊るしてみると思っていたイメージと違う」のは、生地の横幅を間違えてしまったことが大きな原因の一つ。

生地の横幅はカーテンレールの長さに合わせるのが一般的ですが、その倍率によってカーテンを吊るしたときのイメージが変わってくるために注意が必要です。
次から実際にフラットカーテンの横幅をいろいろな倍率で比較・解説していきます。

タックカーテンの場合は、一般的に「1.5倍ヒダ」がメジャーなようです。
つまり、90cmの幅のタックカーテンをつくるのに必要な生地幅は、
【90cm×1.5+縫製に必要な幅約10cm=145cm】
ということになり、意外と大きな生地が必要になります。
※必要サイズの計算は、自動の計算機能が付いているECサイトが多いのでご安心ください。

1.0倍:直線的ですっきり

カーテンレールと同じ長さ(1.0倍)のフラットカーテンは、直線的でかなりスッキリした印象です。
ロールスクリーンやブラインドのようなフラットな印象にしたい方柄をはっきりと見せたい方は、1.0倍がオススメです。

フラットな印象にしたい方
柄をはっきりと見せたい方

1.2倍:少しだけゆとりがある

フラットよりも少しだけゆとりがあるのが1.2倍
「1.0倍だと、ピッタリ過ぎるかな?」と感じた方は、こちらの1.2倍を試してみるのもいいですね。

★少しだけゆとりがほしい方

1.3倍:程よくゆるやかなウェーブ

1.3倍になると、程よいゆとりが生まれてカーテンならではのウェーブも感じられます。
また、タックカーテンよりも柄が見せやすいので、ゆとりと柄の両方を楽しみたい方にも向いています。

★カーテンっぽさもほしい方
★柄も楽しみたい方

フラットカーテンには「見せる」装飾レール

フラットカーテンにオススメなのが、装飾レール
装飾レールは、通常のシンプルなカーテンレールと比べて、見せるレールとして様々なあしらいがあったり、逆にレールを隠すようなデザインだったりと、それぞれのこだわりがあります。

中でもフラットカーテンにピッタリなのが、インテリアの一つとして見せるための装飾レール
ポールタイプのもので、リングラナーが付いているものがほとんどです。

前述でしたようにフラットカーテンで開いたときにサイドが収まりやすくするには、カーテンレールが見える高さが重要ですが、ポールタイプの装飾レールなら、リングラナーでカーテンがレールに干渉することなく、収まりの悪さも軽減されます。

そして、何より見た目がオシャレなことがポイント!
カーテンのデザインや部屋のインテリア、自分の好みに合った装飾レールで、さらにフラットカーテンの良さが際立ちますよ。

リングラナーでフラットカーテンを吊るした場合

ラナーとは、カーテンレールに付いている輪形状の部品で、カーテンを引っ掛ける時に使います。リングラナーとは、これがリングの形になっているもので、装飾レールに使われます。

フラットカーテンを購入するには?

一般的にサイズオーダーでカーテンを購入する場合は、注文時に「フラット仕様」と「タック仕様」が選べるようになっています。
友安製作所のECサイトでは、各カーテンのページから注文でき、以下の手順で購入できます。

【「タック1.5倍」「タック2.0倍」「フラット」の3種類から選択→サイズを選択→AorBフックを選択→カラーを選択→注文】

ちなみに既製品を購入する場合は注文時に仕様を変えることができないため、「フラットカーテン」という商品名になっていることが多いようです。

カーテンのプロからのおすすめ「フラットカーテン」

真っ白な遮光カーテンで究極のシンプル

真っ白なカーテン「ブロンシェール」

フラットカーテンの魅力である「シンプル」を最も生かせると言えるカーテンが、こちらの真っ白なカーテン「ブロンシェール」
さらにポイントなのが、真っ白なカラーには珍しく遮光機能もしっかりと付いていること。
究極シンプルな白のフラットカーテンで、家具やお肌の日焼けも気にせず、好きなインテリアを楽しめます。

【真っ白で遮光カーテンが実現できた製法とは?】
通常の遮光カーテンは、日光を遮るために黒糸を織り込んでいます。そのため表面が白い場合、黒糸が透けてしまい、若干グレーがかってしまいます。しかし、ブロンシェールは真っ白の糸を使用し、表面の組織の白糸の分量を多めに持ってくることで「遮光で白色」を実現しました。
※裏面は薄いグレーになっています。

パリの庭をモチーフにしたココにしかないデザイン

Garden in Paris「ジャルダン」

デザイン性の高いカーテンだからこそ、フラットカーテンで仕上げるのがおすすめ。
こちらの「Garden in Paris」は、フランス人のテキスタイルデザイナーが、パリの庭の花々をモチーフにつくり上げたデザイン。
写真の柄「ジャルダン」だけでなく、四季の花々をスケッチした友安製作所オリジナルの14柄がそろっています。
また、カーテンだけでなく、シェード、ロールスクリーン、クッションカバーなどおそろいのアイテムも充実しているので、お部屋全体をトータルコーディネートすることも可能ですよ。

フラットカーテンの応用コーディネート

フラットカーテンとレースカーテンの組み合わせ例

フラットカーテンをもっと楽しむために、こんなコーディネートもおすすめ!
真っ白なフラットカーテン「ブロンシェール」の手前に、柄物のレースカーテンVerdi【YH993】カルラ)を付けることで、フラットカーテンがキャンバスの役割になり、より柄物のデザインが引き立ちます。

フラットカーテンを楽しもう♪

「これまでカーテンを購入する際は当たり前のようにタックありのカーテンを選んでいた」
という人って多いんじゃないでしょうか?
実を言うと私もその一人です。なにしろ、タックありのカーテンが通常のカーテンの形だと思っていましたから。
今回フラットカーテンについて友安製作所のカーテンのプロたちに話を聞き、フラットカーテンの魅力や選ぶ際の注意点もしっかり学ぶことができました。
皆さんにも、フラットカーテンの魅力が伝わっていれば嬉しいです!
次にカーテンを購入する際は、フラットカーテンで「シンプルかつおしゃれな窓際」をつくってみてはいかがでしょうか。