海外インテリアのように“色”を取り入れたい!トレンドカラーの実例付き♪

日本のインテリアって、どうしても白ベースのシンプルなものになりがちですよね? でも、海外のインテリアって本当に様々な色を使っていて、個性的&お洒落。

今回は、そんな「色」をインテリアに取り入れるコツについて、海外の写真と共に色別でご紹介します。海外のインテリア実例は見ているだけでセンスアップもできますよ♪

★「ブルー」2020年のトレンドカラーも!

空や海、クール、清潔感、爽快感などの雰囲気を思い浮かべる「ブルー」は、男女ともに好きな色に挙げる人が多いですよね。インテリアでは、西海岸スタイルなどに使われる爽やかな水色から、インダストリアルヴィンテージにも使えるダークなブルー、和風インテリアにも使われる藍色といったふうにバリエーションも豊富なため、とても取り入れやすいカラーの一つです。

アメリカの色見本の企業、PANTONEが毎年発表している『カラー・オブ・ザ・イヤー』でも、2020年の注目カラーは、上の写真のような「クラシック・ブルー」。こちらは青の中でも夕暮れの空をイメージするような落ち着いた色で、安心感や信頼感を与える色だそうです。

ブルーは集中力を高める効果もあると言われていますので、こんな風にクラシック・ブルーに近い色をワークスペースに取り入れるのもいいですね。 お洒落度だけでなく作業効率もアップしそう♪

ソファにレトロな素材のブルーを取り入れれば、映画のような雰囲気に。高級感のある光沢素材を上手くカジュアルにアレンジしたインテリアです。

【Point】 DIYでカラーを取り入れる

天然 DIY 塗り壁材 ひとりで塗れるもん 「アリスブルーグレー」

海外インテリアのように「壁をブルーにしたい!」というときにピッタリなのが、こちらの『ひとりで塗れるもん』。名前の通り DIY初心者でも 施工がしやすく、壁紙の上からそのまま手軽に塗ることができる塗装材です。 ブルー系以外にも、合わせて15種類のカラーがあるので、好きな色でDIYにチャレンジしてみてください。

★「赤」一点投入でセンスアップを狙う

「赤」「情熱の赤」と言われるほど、エネルギッシュで強く、動的なイメージ。心理的な効果として、気分を高揚させる効果もあります。だけどその分、おうちでゆっくりくつろぎたいのなら大きな面積に使うのはおすすめできません。ファーストフードのお店などで赤いインテリアが多いのは、時間の経過を早く感じさせ、回転率を上げるためと食欲増進のためだとも言われています。

赤を使うときは、写真のようなポイント使いが有効的。アクセントとして少量使うことによって、モダンやポップな印象になります。

ファッションで赤いバックを「一点投入」したり、赤いルージュでポイントを付けたりするのと同じ。椅子や照明、ポスター、クッションなど、センス良く赤を使いこなしましょう。ちなみに、赤に囲まれると体感温度が2~3℃上がるとも言われています。

★「グリーン」癒し系の代表カラー

グリーンのイメージと言えば、森などの自然、ナチュラルや癒し。おうちにいる時間が増えてくると、その時間を「ゆったりと過ごしたい」という思いから、グリーン系のアイテムに惹かれる人も多いようです。そしてグリーンはブルーと同じく、黄緑から深く濁ったグリーン、青緑など幅広いカラーが特徴です。

こういった濁ったグリーンのソファーやイスは、レトロテイストなインテリアの必須アイテム。懐かしい喫茶店を思わすようなインテリアは、実際に古い物件の味を生かしたリノベーションにもよく使われ、温かみもあります。

また、グリーンは物の色だけでなく、そのまま植物として取り入れるのもおすすめ。癒し効果も高く、大型の植物ならシンボルツリーとしてインテリアの名脇役になります。

【Point】海外の壁紙で個性的なグリーンを

ドイツ製 紙製壁紙 【4-915】Aphrodeite’s Garden アフロディーテの庭

海外の壁紙はとても個性的でインパクトがあるものが多いのをご存知ですか? ちょっと難易度が高く感じるかもしれませんが、こちらのように柄物を壁一面だけに限定し、さらにリラックス効果のあるグリーン系を選べば取り入れやすいですよ。

★「黄色」明るい気分にしてくれる色のビタミン剤

黄色は「ビタミンカラー」と言われるほど、フレッシュで生き生きとした印象を持つ色。有彩色の中でも一番明るい色で、太陽や光のイメージもあります。コミュニケーションを円滑にしてくれる効果もありますが、「黄色信号」でもわかるように注意促す色でもあるため、多用すると落ち着きのない印象になります。

大きな面積で使うとすると、上の写真のような少しくすんだ 黄色 などであればソフトな印象になりますよ。

赤と同じく 黄色 もアクセントとして使うと馴染みやすくなります。上の写真のようにグレーや茶系と組み合わせると、ナチュラルインテリアのポイントにもなり、それだけでインテリアがランクアップした印象に。

【Point】落ち着いた黄色を窓辺に

【AB571】ファーギー サイズオーダー

写真のような茶系に近い落ち着いた黄色なら、部屋の印象を決めるカーテンにもピッタリ。温かみのあるイメージで、特に秋冬シーズンにおすすめです。

★「ピンク」可愛いだけじゃない!

女性的なイメージのピンク。小さな女の子はもちろん、大人になっても気になる色の一つですよね。そんなピンクには、愛情や柔らかさ、ロマンティックなイメージがあり、気持ちを和らげてくれる効果もあります。

そしてピンクにも、ホットピンクやマゼンダのような派手めのピンクから、ベビーピンクのような柔らかいピンクといったふうに様々な印象のものがあります。インテリアで大きな面積に使うのであれば、上の写真のような落ち着いたピンクをチョイスすればOK。

こちらのピンクは、前述した カラー・オブ・ザ・イヤー 2019年版のトレンドカラー「リビングコーラル」に近い色です。

こんなピンク系のアクセントアイテムが一つあれば、お部屋がシャビーシックな印象に。ピンクを取り入れるセオリーとしては、上の写真のような青みがかったピンクには、白やグレーなどが相性の合う色味になりますよ。

「寝室だけは思いっきりポップで女子な雰囲気に!」というのもありですよね。ピンクはハッピーな気分になれる色ですから、いい夢を見ることもできそう♪

まとめ

皆さんもファッションのように、好きな色をインテリアに取り入れて、お洒落な空間をつくってみませんか?  まだ迷っている人は、カーテンやクッション、テーブルクロスなどのファブリック系であれば、「ちょっと派手かな?」と思う色でも冒険できますよ。あなたの好きな色は何色ですか?