お店では売っていないようなカラフルなガーデンボックスを作ってみませんか?小型の電動ドライバーで簡単に作ることができます。
ガーデンボックスDIYに必要な材料
・厚さ12㎜の板
幅15㎝ 長さ37㎝2枚 好みの角度で山形にカットして持ち手の丸棒を入れるための直径1.8㎝の穴をあける
(ホームセンターで加工してもらえる)
幅12㎝ 長さ20㎝ 2枚(前後の板)
幅15㎝ 長さ22.5㎝ 1枚(底板)
・直径1.8㎝の丸棒 22.5㎝1本
・25㎜のスリムビス1本
・小型電動ドライバー
・印つけえんぴつ
・下穴キリ
ガーデンボックスの組み立て方
丸印のところにビスを打って組み立てます。まず、底に近い部分の青丸からビスを打ちます。木割れを防ぐためにキワに打たないようにします。
初心者さんは木口に住宅用の両面テープを貼ると組み立てが楽です。
ビスをどこに打てば板がしっかり固定できるのか考えながら組み立てていきます。
次に丸棒を入れます。丸棒を入れたら動かないように上から丸棒を固定するためのビスを打ちます。左右両側を同様にビス打ちしてください。
丸棒が固定できたら赤丸の部分のビスを打ち前後の板を固定します。
次は底の板をビス4本で固定します。こんなふうに4本を打ちます。
ガーデンボックスを塗装しておしゃれに
今回使うのは Dippin Paint 水性アクリル塗料です。お色は「ストロベリーフィールズ」お名前も素敵ですね。オールド感のあるおしゃれなピンク色です。この塗料は屋外にも使える塗料なのでガーデンボックスにはぴったりです。
今日は室内で塗装します。そんなとき気になるのが塗料の「ニオイ」この塗料は水性なのでニオイが気になりません。それに乾きが早いのでスピーディーに仕上がります。
刷毛で塗ると塗料の飛び散りが気になる方はスポンジで塗ってみてください。塗装初心者さんも塗りムラなくきれいに仕上がります。ネコさんのスポンジを見つけたのでこれで塗ってみます。
塗る時は手が汚れないように手袋してくださいね。エプロンなど汚れても大丈夫な服装でお願いします。スポンジの他に布にしみこませて塗ってもいいですよ。木目を生かしながら色を入れていくようなイメージです。
塗っただけでは何となく物足りないのでステンシル&エイジング加工をしていきます。メルカリで買ったステンシルシート「GARDEN」の文字に惹かれたのでコチラを使っていきます。「錆エイジング」塗料というのがあってそのままスポンジで擦ると錆びたような年月が経ったような風合いに仕上がる塗料を使います。
まず、ステンシルシートをマスキングテープで好みの位置に固定します。錆エイジング塗料をスポンジに少しだけしみこませて余分な塗料を新聞紙に擦って落として、ステンシルシートの文字の上をポンポンと叩くように型抜きをします。
ステンシルはポンポンと叩くようなイメージで行ってください。
うまくステンシルするコツはスポンジの余分な塗料を落とすことです。
べったり塗料が付かないように気を付けてください。
これだけでもいいのですが、なにか物足りないのでエイジングでぐっと引き立たせましょう。スポンジに残った塗料をこすりつけるように好みの雰囲気になるまで経年変化をしたような風合いを付けていきます。
終わりに
錆エイジング塗料がいい仕事しています。マットな質感はまさに「錆」のようです。リメ缶作りにも活用できそうです。出来上がりました。所要時間は90分でした。
室内に置いてフェイクグリーンや観葉植物などを飾ってもいいですね。季節の花を植えても素敵。オアシスを入れてアレンジメントもいいですね。スコップや手袋などガーデニング用品をおしゃれに収納することもできます。
その他に日本酒の4合瓶やワインも収まるサイズなので耐水セロハンを中に敷いてワインクーラーのように使うこともできます。パーティの演出にいかがでしょうか。
今回使用した木材は南三陸杉のプレナー材です。カンナ掛けされていてすべすべの木肌の木材ですがもっとオールド感のある仕上がりが好みの方は杉野地板がいいと思います。神経質にやすり掛けしないで荒っぽい風合いを生かしてオイルやワックス仕上げもいいですね。
杉材は柔らかく、カットは手のこで楽にできますしビスも楽に打てますので初心者には特におすすめします。
記事を書いた人
たかのDIY スタジオ代表 / たかのひろみ
DIY アドバイザー・DIY 講師
そうじ×片付け×DIY・幸せおうちケアSANTE副代表・エコリノベーター・布ナプキンのまーどれ
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