【つくり手interview vol.2】インテリアコーディネーター/DIYアドバイザー・ゆずゆりさん

読んでほしいねん

今回お話を伺った「つくり手」は、インテリアコーディネーター・DIYアドバイザー・整理収納アドバイザーと、住まいに関する3つの資格を持つ“ゆずゆり”さん。
友安製作所Cafe&Bar阿倍野でも、たくさんのDIYワークショップを開催し、リピーターやファンの多いゆずゆりさんに、DIYやインテリアへの想い、初心者にオススメのグッズについてもお伺いしました。

大好きなインテリアを「つくる」ことに興味

ゆずゆりさんの作品

━━住まいに関する3つの資格をお持ちのゆずゆりさんですが、インテリアの世界に入ったきっかけはどんなことだったんでしょうか?

ゆずゆり もともとインテリアは大好きだったのですが、15年くらい前にDIYをされている方のブログを読んで、「自分でつくる」ということに興味を持ったんです。
当時は、「女性が工具を使う」ことなんて、とても珍しいこと。
材料や工具を買ったホームセンターでは、好奇の目で見られていましたね(笑)。
そうやっていろいろとDIYをして、ブログで発信していたのを、たまたまインテリア雑誌のライターさんが見つけてくれ、掲載のご連絡をいただいたんです。それがDIYレシピの初掲載でしたね。

━━なるほど。そうだったんですね!本当に数多くのオリジナルの家具や雑貨をつくられていますよね?

ゆずゆり そうですね。家具をつくっては、知人と一緒にイベントに出店して販売もしていたんですが、2011年頃にネットショップもスタートして、また幅も広がりましたね。
その後、「DIYアドバイザー」を取得したのは2013年。
やはり資格の信用性は高いですね。資格を取得してからは、テレビ出演のお仕事も頂けるようになりました。
テレビは影響力や発信力も大きいので、それまでDIYのことをご存じなかった人たちにも、DIYのことを知ってもらえる良い機会になりました。

友安製作所カフェのワークショップが転機に

友安製作所カフェのワークショップで制作予定のイメージ

━━友安製作所カフェのワークショップは、カフェがオープンした当初から開催していますよね?

ゆずゆり 友安製作所カフェでワークショップがスタートできたことは、私がこの仕事をする上での“転機”といってもいいでしょうね。
それまでは、ワークショップをしようと思っても、工具を使用できる場所が限られていて、なかなか思うような企画ができなかったんです。
でも、友安製作所カフェでは、本格的なDIYのワークショップができる環境をつくっていて、「これなら自分のやりたいことができる!」と、すぐに連絡を取りました。
その後は、2ヵ月を1クールにして、その間に8~10回のワークショップを開きました。
そして、また次の2ヵ月に新しいDIYレシピのワークショップを開くといった感じで、どんどんワークショップを開催させてもらったんです。

━━ワークショップを開催されていて、感じたことや嬉しかったことはありますか?

ゆずゆり ワークショップには「初めてDIYを経験する」という方も多く参加されているんです。
そういった方々が、恐る恐る電動ドライバーを操作して、「できた!!」と喜んでくださるのは、毎回本当に嬉しいことですね。
さらにその方が、次のワークショップにも来てくださって、また楽しんで帰っていただける。
お気に入りの作品が増えているのかな?と考えると、余計に嬉しくなります。

━━ライターの私も、ゆずゆりさんのワークショップに参加させていただいたのですが、本当にわかりやすくて、初心者でも馴染みやすかったです!

ゆずゆり それは良かったです! そんなふうに初めてのDIYを私のワークショップで経験されて、ずっと続けて参加してくださっているリピーターさんもいらっしゃいます。
その度にどんどんDIYの技術が上がっているのを見ると、私のワークショップと一緒に成長してくれているような気持ちになって、喜びも大きくなりますね。
「この方もDIYを好きになってくれたんだな!やっていて良かった」と実感しています。

自分のつくりたいものを、自分でつくる

ゆずゆりさんのご自宅

━━ワークショップの作品も、ゆずゆりさんのオリジナルレシピですが、つくり手として、DIYの作品をつくるときに大切にしていることはどんなことでしょうか?

ゆずゆり 大切にしているのは、「自分がほしいものを題材にする」ということ。
流行のスタイルはたくさんありますし、その都度、流行に合わせた方が話題にもなるのかもしれませんが、私は私のほしいと思うものをつくっていきたい
今目指しているのは、フレンチアンティークのスタイルです。
自宅でも「自分で作れるものは作る」をモットーに、2012年に新築建売で購入した我が家を、今もコツコツとフレンチアンティークのスタイルに改造中です。
窓枠や収納棚など、木工系はかなりつくりましたよ。
「アンティークの家具は高い」と、アンティークスタイルをあきらめている人も多いと思いますが、「自分でつくる」という選択肢を得ることができれば、理想を実現することができると思います。
ただ、ワークショップではフレンチアンティークの他に、男前風やインダストリアルのスタイルを入れるなど、参加者の皆さんが選べるようにしています。そうすることで、より多くの方に、DIYの楽しさを伝えられると思いますから。

━━確かに、ゆずゆりさんが友安製作所カフェでワークショップを開いて頂いてから、多くの方が“DIYファン”になっていると思います! さらに今年2020年には、インテリアコーディネーターの資格を独学で取得されましたよね?

ゆずゆり 大変でしたが、なんとか合格することができました(笑)。
私の場合は、DIYアドバイザーを取得するときに勉強したことも生かされていたり、同じ住まいにかかわる資格として通ずるところがあったのは良かったですね。
こういった資格は、DIYアドバイザーのように対外的な信頼にもつながりますし、何より勉強することで知識も増えました。またいろんなお仕事に通じたり、いろんな方に出会えるのではと思っています。

━━インテリアコーディネーター、DIYアドバイザー、整理収納アドバイザーという3つの資格と知識は、どんなふうにリンクさせたいと考えていますか?

ゆずゆり 『DIY✖️インテリアコーディネート✖️収納』で、無限大のおうちづくりができるのではないかと考えているんです。
誰かのおうちのインテリアをコーディネートする場合、その人の理想を既製品だけでは実現できないことってありますよね? それを私のDIYの知識とスキルで実現できるようサポートする。収納に関しても、その人の収納の悩みに合ったピッタリの家具をつくることができる。そうやって、インテリアコーディネーターの知識だけ、DIYの知識だけ、収納の知識だけでは実現できないことを実現していけたらいいですね。

まず買うなら?初心者にオススメの工具

━━では、これからDIYにチャレンジしたいと思っている方々にオススメの工具の工具を教えてください。

ゆずゆり 工具はいろいろありますが、「電動工具」は作業がとても楽になるので、「DIYしたい!」と思ったら最初に購入を考える工具になりますよね。
その中でも、電動ドリルやインパクトドライバーといった名称を聞いたことがある人は多いと思います。
どちらもネジ締めや穴あけに使われる工具ですが、最初の一台にどちらを選ぶかは、ネットなどでも様々な意見があります。
DIYアドバイザーとしての私の意見は、「電動ドライバー」がオススメ。その理由は、インパクトドライバーの場合、パワーが強すぎて、初心者だと扱いづらい面があるからです。特に女性には、ワークショップでも電動ドライバーの方をおすすめしています。
「道具をそろえるのはまだちょっと不安が…」という人は、ワークショップに参加して、一度実際にチャレンジしてみると安心ですよ。
もっとたくさんの方が、DIYに夢中になってくれることを願っています♪

【ゆずゆりさんワークショップReport】

この日のワークショップは、「スツール」の制作。
フレンチか男前風かを選べ、男前風は天板に友安製作所の壁紙を貼りました。
フレンチは、白い塗料の上にアンティークゴールドのような塗料を塗ることで、リアルに寂れた感が! 正面にアンティーク風のモチーフを付けて完成♪

少人数なので質問もしやすく、 一人で参加したDIY初心者ライターも馴染みやすかったですね。
電動ドライバーの使い方や塗料の塗り方なども丁寧に教えていただき、DIYに夢中になるワークショップでした。

【ゆずゆりさんプロフィール】


ゆずゆり
●インテリアコーディネーター ●DIYアドバイザー ●整理収納アドバイザー ●DIYワークショップ講師 ●ネットショップ『yumeri &』運営 ●temite公認アドバイザー  『DIY✖️インテリアコーディネート✖️収納=無限大のおうちづくり』 DIYを取り入れたインテリアや収納・モデルルーム・民泊等のインテリアコーディネートも提案。
HP「yumeri &」

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