2月に入ってから、「そろそろ花粉症が…」という方も多いですよね。友安製作所のライターJackyもその一人です。
特に今年は新型コロナウィルスの影響もあって、あまり花粉症の症状を出したくないもの。「何かいい対策はないかな~」と今年の花粉やその対策についていろいろ調べてみました。
すると灯台下暗し!インテリアでも花粉対策する方法があったんです♪
花粉対策のあれこれや友安製作所ならではの花粉対策など、「リアルな実験」も交えながらご紹介していきます。
目次
花粉症は年々増加傾向!小さな子どもも発症
年々増加傾向にある花粉症。「ここ数年で花粉症が発症した!」という方も多いようです。
そもそも、花粉が体内に入ってもアレルギー素因がない人は花粉症にはならず、素因がある人でも、発症するには時間がかかる(数年から数十年)と言われています。
しかし、その期間が飛散する花粉量の増加など様々な理由によって、短くなっているようです。そのため、小さな子どもの発症も増えています。
花粉症増加の要因としては、下記のようなものがあると言われています。
2022年は去年より花粉飛散量が多い!?
春の花粉の代表と言えば「スギ花粉」。今年2022年は2月15日に東京都でも飛び始め、全国的に2月末から3月にピークを迎えると言われています。その後も引き続き、ヒノキ花粉にバトンタッチされるので花粉症の方には本当に辛い時期ですよね…。
さらに去年は例年よりも花粉飛散量が少なめでしたが、今年は例年並みか少し多めの地域もあるようです。まずはネットやニュースで、毎日の天気予報と合わせて花粉飛散状況をチェックし、日々の花粉対策を行なっていきましょう。
外出するときの花粉対策
花粉が飛散している時期は、できる限り外出を控えたいものですが、そうも言ってられませんよね。
外出する時は、メガネ、マスクなどを着用し、極力花粉が体内に入らないようにしましょう。帽子も髪の毛に花粉が付着するのを防いでくれるのでオススメ。
また、上着や帽子はツルツルした素材を選ぶと花粉が付着しにくくなります。ちなみに一番花粉が付きやすいと言われている素材がウール。花粉の時期は、ウールの上着を避けた方が無難のようですね。
そして、帰宅した際は玄関に入る前に花粉を払ってから家に入るようにしましょう。衣類用の粘着テープ(いわゆるコロコロ)を使っても取れやすいですよ。
花粉が飛びやすい日は特に外出注意!
花粉が飛びやすい日は、下記のような日。天気予報などチェックして、花粉が飛散しにくい日に外出をまとめたり、やむを得ず外出する際は上記の準備をして出かけましょう。
【花粉が飛散しやすい日】
★雨が降った次の日
★気温が高く湿度が低い日
★風が強く晴れて乾燥した日
【花粉が飛散しにくい日】
★雨の日
★気温が低い日
家の中の花粉対策
★洗濯物は部屋干し&柔軟剤
洗濯物を屋外に干すと、干した洗濯物に花粉が付着してしまいます。部屋干しを基本として、家の中に持ち込まない工夫をしましょう。
また、柔軟剤には静電気を抑える効果もあるので、使用すると花粉が付着しにくくなりますよ。
★こまめに掃除する
ドアや窓はできる限り開けないようにし、家の中に入ってきた花粉は、こまめに掃除して取り除きましょう。掃除機のフィルターやゴミパックもこまめに取り換えて、排気から花粉が出ないようにしましょう。
★換気は6時より早く、22時より遅くに!
花粉は午前中から飛散し始め、お昼前後にピークに達して落ち着いてきますが、日没前後に再び舞い始めるというデータがあります。日没前後は、気温の低下によって空気が対流し、地面の花粉が再び舞い上がったり、上空の花粉が舞い降りるそうです。そのため、換気は早朝6時より前か、22時以降に行うと家の中に入る花粉を減らすことができます。
こんなふうに家の中の花粉対策を行なっていても、どうしても窓から入ってくる花粉を防げないことや、日中に換気したいときがありますよね。
実際、家の中に入ってくる花粉のほとんどが、衣類などに付着したものと、窓の開閉によるものだそうです。そんなときのための花粉対策としてオススメなのが次にご紹介する“花粉を吸着するカーテン”です。
花粉を吸着するカーテン『ザ・花粉ブロック』
窓を開閉した時に入り込む花粉やホコリをキャッチしてくれるのが、花粉吸着カーテン『ザ・花粉ブロック』。
こちらのカーテンは、染色の仕上げ加工の段階で、花粉などが付着しやすい樹脂液に通してコーティングすることで、“花粉をキャッチする”というもの。
と言っても「本当にキャッチしてくれるの!?」と疑問が残りますよね?
そこで友安製作所のライターJackyがリアルな実験を行ってみました!
【実験1】『ザ・花粉ブロック』は本当に花粉をキャッチするのか!?
ザ・花粉ブロックと一般的なレースカーテンの端切れをそれぞれ透明ナイロン袋に入れ、花粉を想定した粉末(ピンク色)を投入。数回、前後左右に振って粉末の付き方を検証しました。
ピンクの粉が生地にたくさんの付着すれば、吸着力が高いということ!
実験結果はこんなに明らか!
実験の結果、右側の『ザ・花粉ブロック』の方が、明らかに粉の吸着量が多く、一度吸着すると、再度ナイロン袋を振っても落ちにくいことがわかりました。
※実験結果はあくまで一定の状況下におけるものであり目安です。効果を保証するものではありません。
【実験2】『ザ・花粉ブロック』の吸着性は洗濯しても持続されるのか?
専門機関に依頼し、「JIS L-0217 103法」に沿って洗濯を行ない、吸着性の効果を検証しました。10回の洗濯実験の結果、吸着性は低下せず、効果が持続することができました。
【JIS L-0217 103法とは?】
JISの定める試験装置の水槽の一番上の水位まで40℃の水を張り、水1リットルに対して2gの割合で衣料用合成洗剤を溶かし、生地1:水30の割合にして5分間強水流で洗濯、脱水、2分間すすぎ脱水、2分間すすぎ脱水 、その後吊り干しまたは平干しをする。
ザ・花粉ブロックのまだまだすごいポイント
汚れてもOK!洗濯機で丸洗いできる
ザ・花粉ブロックの魅力の一つが「洗濯機で丸洗いできる」という点。
花粉やほこりを吸着するので、こまめにお手入れできるのは嬉しいですよね。さらに上記の実験でもわかるように、洗濯機で洗っても吸着力が持続するので、「すぐに買い換えないと!」なんてこともありません。
外からの視線をブロック
ザ・花粉ブロックは、ミラーレースカーテンの一種。ミラーレースカーテンは、その名のとおり、生地の裏側をミラーのように光を乱反射させることで、外から部屋の中が見えにくい加工になっています。
「外光を取り入れたいけど、プライバシーも守りたい」「マンションの1階や通りに面した部屋だから、外部からの視線が心配」といった方にもオススメです。
UVカット機能で紫外線対策も
花粉吸着やミラーだけでなく、「UVカット」機能も付いているザ・花粉ブロック。
今や常識となっている「一年を通した紫外線対策」として、使用するだけで部屋の中での日焼けが軽減されます。
紫外線は女性の敵だけじゃなく、皮膚が薄く未熟な子どもにも大きな影響を与えるとされていますので、小さなお子さんがいるご家庭でもぜひ使っていただきたいですね♪
おわりに
花粉対策にもいろいろありますが、窓に付けるだけで「花粉対策」「UVカット」「視線カット」と一石三鳥にもなるザ・花粉ブロックなら、手間もなく家の中を花粉から守ってくれます。
また、シンプルな格子柄なので、ナチュラル系や北欧系、スタイリッシュモダンなど、様々なインテリアスタイルに合わせられますよ。去年よりも花粉飛散量が多いと言われる今年だからこそ、インテリアからも花粉対策してみませんか?
友安製作所のライター。海外の個性的なインテリアをSNSでチェックするのが趣味。DIYは初心者なので、取材や記事を通して毎日勉強中。いつかマンションリノベに挑戦したい!
●飛散する花粉量の増加
●食生活の変化(欧米化など)
●腸内細菌の変化
●母乳から人工乳へ切り替わったこと etc.