アンティーク雑貨が販売されているお店へ行くと、レトロな家具や小物がズラリと並んでいて「おしゃれだな」って感じますよね。例えば、ヴィンテージ風に装飾した室内に古い置き時計やランプを飾ると、インテリアとしてグッと空間を演出してくれます。
でも、思い通りの雑貨や家具を見つけるのはなかなか困難です。。そんな時はDIYでアンティーク調のものを作ってみるのはいかがでしょうか?そこで今回は『アンティークバケツの作り方』をご紹介したいと思います。
アンティーク雑貨を自らの手で作れるようになれば、思い通りの錆びや傷などを演出することができ、理想の小物が完成します。想像したものがそのままできあがると思うと、ワクワクしませんか?
ぜひ、動画を参考に手順をマスターして、いろんなアンティーク調雑貨をペンキDIYしてくださいね!
バケツの塗装に必要な道具
・非鉄バインダー
木部以外の鉄、アルミ、プラスチック等に直接塗料を塗ると、塗料が塗れなかったり乾くとはがれてきたりしてしまいます。そこで非鉄バインダーを下地として塗布しておけば密着性が高まり、はがれにくくなります。
【非鉄バインダーはこちら】
・水性ナイロン刷毛
水性塗料向けに作られたハケです。毛量が多く、適度に塗料を含んでくれるうえハケさばきが優れています。
【水性ナイロン刷毛バーディーはこちら】
・ニス刷毛
ニスやラッカーを塗布する際に適しています。安価な使い捨てタイプながら、毛先のまとまりの良さ、筋目のつきにくさ、作業性の高さが特徴です。
【ニス刷毛#439Nはこちら】
・水性アクリル塗料「グリーンティー」
バケツの表面全体を塗るために使います。今回はグリーンティーを使用します。
・水性アクリル塗料「ドライドプラムレッド」
文字を塗る際に使います。
【水性アクリル塗料・各色はこちら】
・錆エイジングペイント「 Brown Rust ・Yellow Rust 」
内側と表面の一部に塗布することで、錆びた感じを演出できる塗料です。
【錆エイジングペイントはこちら】
―そのほかに必要な道具はこちら
・紙やすり
非鉄バインダーを塗布する際に表面を擦るために使用します。
・スポンジ
エイジング加工する時に使用します。
・プラスチックコップ
非鉄バインダーや塗料を入れるために使います。
・ステンシルシート
最後に表面に文字を塗装するのに使います。
・マスキングテープ
ステンシルシートを固定するために必要です。
【マスキングテープ 1巻・7巻セットはこちら】
バケツを塗装する前の下準備の方法
バケツにシールなどが貼ってある場合は、はがしてください。そして下地作りとして、はじめに紙やすりで表面を擦っていきます。かけ忘れた部分があると塗料がはがれる恐れがありますので、全体的に入念に行いましょう。やすりが終わったらタオルなどで拭いて削りカスを残さない様にしてください。
次は非鉄バインダーを塗っていきます。適量を使い捨てのプラスチック製コップなどに入れます。
非鉄バインダーとは
木部以外の鉄やアルミ、プラスチックに直接、塗料を塗るとはがれてしまいます。しかし、非鉄バインダーを下地として塗布することで、対象物と塗料の密着性が強まってはがれにくくしてくれます。色は半透明な緑なので塗りムラや塗り残しが見分けやすいです。購入後、薄めずにすぐ使えるのも魅力の一つです。
作業をする際は、ペイント用とは別のハケを使用してください。コツは薄く塗ることです。垂れたりしたらハケで均一にのばしてください。
バケツ塗装のやり方
今回はグリーンティーと錆エイジングペイントを使って、デコレーションしていきます。
塗料は良くかき混ぜてから、使う分だけを別の容器(使い捨てプラスチックコップなど)に移して水5~10%ほどで希釈します。分離しない様こまめに混ぜながら塗ってください。
バケツの外側にはグリーンティーをていねいに塗っていきます。
一度にたくさん塗るとムラになってしまいます。薄く素早く均一に塗布するのがコツです。1回目が終わったらしっかり乾燥させて、2度目の塗装を行ってください。
そして、内側へは錆エイジングペイントのBrown Rustを塗ります。少しだけ粗目に仕上げると錆びっぽさが表現されます。
錆びペイントはムラが味になりますので気にせずに手早く塗りましょう。こちらも1回目が終わったらしっかり乾燥させて、2度目を塗布します。
次に、より錆た感じを表現するために、フチなどに Yellow Rustを付着させていきます。小さくカットしたスポンジでチョンチョンと付けていくといい雰囲気になり、リアリティが生まれます。 塗料を含む量は新聞紙などで調整してください。
最後の仕上げは、外側にお好みのステンシルシートをマスキングテープで貼り付けて、マットカラーのドライドプラムレッドを塗装します。
はがすとこんな感じです。
持ち手にも錆エイジングペイントを塗ったので古めかしく仕上がり、全体的にグッと引き締まりました。
バケツ塗装のまとめ
いかがでしたか?DIYでバケツをアンティーク調にすることが、手軽で楽しいというのを、動画で感じていただけたのではないでしょうか?
素材もプラスチックや鉄、アルミ、ブリキと好みのものを選べますし、小型から大型と欲しいサイズで作ることができます。いろんな色を使って、世界に一つだけ、自分だけのアンティーク雑貨を作ってみませんか?きっと、できあがった時は感動するはずです!
今回の動画では塗装方法だけでなく、ハケの種類やそのほかに必要な道具についても知ることができたのではないでしょうか?塗り方からツールまでをマスターすれば、バケツだけでなくいろんなエイジング加工したインテリア雑貨を作ることができます!
ぜひ、覚えた技を生かして、アンティーク雑貨をたくさん作ってくださいね!
バケツ塗装に使用した商品
友安製作所の通販サイトでは、おしゃれでかわいい塗料を豊富にそろえています。
水性アクリル塗料 Dippin’ Paint マットカラー
艶消しのマットカラーなので、派手さはなく落ち着いた柔らかい雰囲気の塗料ばかりです。レトロな色合いが家具や家電、小物を彩ってくれます。商品は安心安全の日本製で、ホルムアルデヒドの発散量が少なく、シックハウス症候群の心配もありません。耐候性があるので屋外でも使用可能!看板なども塗装できます。
錆エイジングペイント
錆エイジングペイントでは、バケツ以外にもジョウロのDIYレシピを公開しています。そのほか、参考例として木製のアルフェベットオブジェ、ブリキ缶、メガネケースをエイジング加工した写真も掲載されていますので、合わせてご覧ください。
この塗料は、本物のサビの様に表現してくれる優れものです。こちらも耐候性があるので屋外で使えます。また、ホルムアルデヒドの発散量が少ないく、シックハウス症候群の心配がありません。
ぜひ、錆エイジングペイントで、アンティークな雰囲気を表現してみてください。
塗装するだけで色々なモノがオシャレにする方法が知りたいという方は、コチラの関連記事も合わせてご覧ください。