くらしに合う時計の選び方|時間を心地よくするヒント

今やスマートフォンやスマートウォッチが普及し、「時計なんて必要ない」という人も増えていますよね。でも、ご自宅で使う壁掛け時計や置き時計は別の話。
それらの時計が「あるかないか」、さらに「どんな時計を使うか」で、インテリアの雰囲気やくらしのリズムが変わることだってあるんです。
今回の記事では、皆さん一人ひとりのくらしに合った時計選びのヒントを解説し、実際のおすすめ時計も提案していきます。ぜひ、新しい年の時計選びのヒントにしてくださいね。

インテリアにおける時計の役割

「時計は時間を確認するもの」もちろん、それは大前提として、時計は理想のくらし方やインテリアにおいても大切な役割があります。
その役割を確認することで、“お部屋にベストな時計”を選ぶヒントが得られますよ。

① 部屋の「印象」を決めるアクセント

ケフュス(ホワイト)

時計は面積こそ小さいものの、お部屋の印象を左右するアイテムです。
文字盤のデザインや色、針の形ひとつで、やわらかい印象やクールな印象、大人可愛いイメージなど、お部屋の印象が変わってきます。
アクセントになりながらも、空間になじむ時計を選ぶとインテリアにまとまりが出てきますよ。

② フォーカルポイント

アンティーク調レリーフクロック

壁掛け時計の場合、壁面の余白を埋め、視線を集める「フォーカルポイント」となります。
大型の掛け時計やデザイン性の高い時計は、アートパネルや絵画と同じように、部屋のテーマを強調するアイテムとして機能します。

③ その人らしさが表れるアイテム

トルヴ(グリーン)

毎日何度も目にする時計は、自然とその人の価値観が表れます。
シンプルなものを選ぶのか、少し遊び心のあるものを選ぶのか。時計は、インテリアの中でも「自分らしさ」をさりげなく表現できる存在です。

④ 暮らしのリズムをつくる目印

視界に入る場所に時計があることで、無意識に時間を把握でき、生活にリズムが生まれます。
リビングやキッチンなど、行動の起点となる場所に配置することで、機能的な動線の一部となります。

⑤ スタイル・素材感の調和

スクラップウッドヴィンテージクロック

アイアンや木、真鍮などの素材、カラーなどをインテリアのテイストに合わせることで、お部屋全体の調和が取れます。
時計を選ぶ際は、お部屋に使われている素材やインテリアのテイストをよく見極め、それらにどこか一つでも合わせて選ぶと、「なんだか時計だけ浮いた存在になってしまった」といった失敗もなくなりますよ。

デザインで変わる、時間の感じ方

時計は、同じ「時間」を刻んでいても、デザインによって感じ方が変わることをご存じでしょうか?
文字盤の見え方、数字のある・なし、色や素材、針の動きや音。その一つひとつが、私たちが「どう過ごすか、どう感じるか」に深くかかわってきます。
ここからは、デザインの違いによって生まれる「時間の感じ方」に目を向けて解説していきます。この機会に、あなたが「どう暮らしていきたいか」を考え、時計選びの基準の一つにしてみてください。

アナログとデジタル

針と文字盤があるアナログ時計と、数字だけで時間を把握するデジタル時計でも、感じ方には大きな差が表れます。
アナログ時計は、針の動きによって時間の連続性や「流れ」を物理的に感じることができます。また、文字盤を見ることで、残りの時間を「量」として視覚的に把握しやすいアイテムです。
デジタル時計は、一目で秒単位の正確な時間を把握することができるアイテム。時間を「流れ」ではなく、点や区切りで把握していく特徴があります。「今」を知りたい場合に有効的な時計ですが、常に時間に追われているような感覚になるため、「急かされている」といった印象を持つ方も多いようです。

数字の「ある・なし」で変わる

アナログ時計の場合、文字盤に数字がある時計は、時間を直感的に把握しやすく、日常の行動を支えてくれる存在です。時間管理がしやすいと考える人も多いですよね。
一方で、あえて数字を省いたデザインの時計は、時間を「正確に知る」よりも「流れとして感じる」感覚を与えてくれます。
デザインを重視する時計では、この“数字を減らす”選択がよく見られます。時間に追われがちな日常だからこそ、必要以上に情報を与えないことで、ゆったりとした気持ちをつくる役目もあるんです。

色や素材などの視覚的要素

時計の文字盤やその他の視覚的要素も時間の感じ方を変える要素の一つになっています。
例えば、白はスッキリとして軽やかな印象を与え、グレー系は落ち着いた印象に、ブルー系は集中力を高め、黒系は高級感を与えますが、ときに不安を与える色でもあります。
また、木目などの自然素材を使ったものは、落ち着いた柔らかい印象になり、時間の存在自体も柔らかに感じることができます。

針の音や動きの違いでも感じ方が変わる

時計の秒針の動きや音も、意識していなくても感覚に作用するものの一つです。
1秒ごとにカチカチと音を立てながら止まっては進む「ステップムーブメント」式の時計は、時間を刻む感覚を強く伝えます。反対に秒針が止まることなく静かに動き続ける「スイープムーブメント」は、カチカチといった音がなく静かな印象。寝室などの静寂が求められる場所に最適です。「小さな音も気になる」という方には、こちらのスイープムーブメントの時計がおすすめ。

くらしに合わせたおすすめの時計・11選

時計のデザインや仕様は、理想のインテリアやくらしに大きくつながってくることがわかりましたよね。
ここでは、そういったポイントを踏まえてシンプルでスタイリッシュな北欧デザインをそろえた「Nornääni(ノルアーニ)シリーズ」から、「理想のくらしやインテリアに合わせた」おすすめの時計をご紹介していきます。

朝の支度にゆとりが生まれる時計

「朝の時間は常にバタバタ」そんな人って多いですよね。
朝の時間に必要なのは、一目で時間が把握できることと、そんな焦る気持ちにちょっとした余裕をもたらせてくれるやさしいデザイン。おすすめの時計は、「ウォールクロック Planeetta(プラネータ)」です。
数字と針がゴールド、文字盤は定番のホワイトとネイビー、グリーンの3色。わかりやすい数字が描かれた直径30㎝という文字盤の大きさは、少し離れた場所からでも数字が視認しやすく、時間が気になる朝にぴったり。さらに、シンプルながらゴールドの文字や北欧インテリアにも合わせやすいカラーなど、おしゃれな要素もしっかり詰まっています。
機能性とデザイン性も兼ね備えたプラネータは、朝の時間をきっと楽しい時間に変えてくれる時計になるはずです。

リビングにちょっとした楽しみが生まれる時計

時計一つで、くらしにワクワクを取り入れる。そんな枠割を果たすのが、「振り子鳩時計」です。
ご存じの方も多いとは思いますが、鳩時計は時間ごとに鳩が顔を出し、鳴き声で時間を伝えてくれる時計です。レトロな印象のある鳩時計ですが、友安製作所の鳩時計はシンプルでかわいらしく、北欧インテリアにも馴染むデザインが特徴です。

とんがり屋根の形がかわいい「振り子鳩時計 Javasparv (ヤヴァスパルヴ)」は、アラビア文字が付いたグレーと、バイカラーがおしゃれな数字表記のないグリーンの2色。小鳥の鳴き声は1種類で、どちらもコロンとした白い小鳥が時間を告げてくれます。

五角形の家の形を表現した「振り子鳩時計 Lærkur(レルクル)」は、数字なしのシンプルデザインで、くすみカラーのピンクとグレーの2色。鳴き声は、本物の鳥を模した12種類。12種類全部使うことも、どれかに固定することも可能です。

ヤヴァスパルヴもレルクルも、振り子を付けなければ置時計としても使えるアイテム。ご自宅のリビングに合わせて使い分けてください。小鳥が顔を出して、鳴き声で時を告げてくれるたびに、くらしに小さな楽しみが生まれてきますよ。

子ども部屋やキッズスペースにワクワクを生む時計

子ども部屋やキッズスペースには、やっぱりちょっとユニークで夢のあるデザインの時計を置きたいですよね。
モコモコとしたカミナリグモの形をした振り子時計「雲型振り子ウォールクロック Perkele(ペルケレ)」なら、そんな子ども部屋やキッズスペースに最適。稲妻の形になったゴールドの振り子も、ポップで大人の遊び心もくすぐられます。
さらに、「もう少しシンプルなものがいいな」という場合は、振り子なしの壁掛け時計としても使えます。

棚の上を上手に飾れる時計

「棚の上のディスプレイが上手くいかない…」。
そんなときには、ディスプレイするアイテムの中に、ぜひ「置時計」を加えてみてください。
置時計は、より限定的な空間に使われ、インテリアのアクセントになる時計です。「アンティークなチェストの上に置きたい」「ヴィンテージな本と一緒に並べたい」といったときに、そのインテリアスタイルをより引き立てる役割を果たしてくれますよ。

「アンティーク風テーブルクロック Kellotorni(ケッロトルニ)」は、まるで古い時計台のようなアンティーク風のかわいい置時計。カラーによって形が違うのもポイントで、レトロな丸みのあるフォルムのアイボリーは、フレンチシャビーのインテリアにも馴染みます。屋根付きのグレーは、ブルーグレーに近いカラーで、よりアンティークな雰囲気が際立ちます。

「振り子テーブルクロック Laiva(ライヴァ)」は、木製のアーチとゴールドのポイントがおしゃれな置時計。北欧モダンインテリアやナチュラル系、さらにヴィンテージ系にも合わせやすく、「高見え」するアイテムでもあります。カラーは、フレームがナチュラルな木のホワイトと、フレームがブラウンのブラックの2色です。

さりげなくおしゃれな空間になる時計

派手に主張することなく、さりげなくおしゃれな空間を演出してくれるのは、シンプル系の時計。
「ウォールクロック Måne(モーネ)」は、シンプルなホワイトとグレーの2色展開。どちらも数字を省略したゴールドがポイントの文字盤と針で「Simple is best」の時計です。洗練された印象は、ナチュラル系でも大人っぽいインテリアに合わせやすいデザイン
「さりげなくおしゃれな空間がいいな」という人に、ぜひ使ってもらいたい時計です。

店舗やサロンもセンスアップする時計

「おうちだけでなく店舗にも、センスのある時計を置きたい」
そんな時は、視認性の高い少し大きめのサイズの壁掛け時計や、装飾的なアクセントのある時計がおすすめです。

「12角形ウォールクロック Tolv(トルヴ)」は、装飾的なローマ数字と針のゴールドがアクセントになった壁掛け時計。立体的な12角形というユニークな形は、店舗やサロンに設置しても十分な存在感があるアイテムです。

「アンティーク風ウォールクロック Lontoo(ロントー)」は、離れた場所からも見やすい、少し大きめの直径38㎝。ヨーロッパの駅の時計のようなアンティークな雰囲気は、ヴィンテージ、ブルックリン、カフェ風インテリアにもマッチします。

統一感を出せる2種類の時計

前列:トラぺス、後列:ケフェス

「置時計と壁掛け時計をそろえたい」「より統一感のあるインテリアを目指したい」
そんな時には、カラーリングがおそろいの2つのアイテムを“一緒使い”してみませんか?

「振り子ウォールクロック Kehys(ケフュス)」は、フレームに囲まれた文字盤と振り子が、シンプルながら遊び心のあるデザイン。時刻を表す数字が、棒(バー)状になっているバーインデックスも特徴の一つです。

「テーブルクロック Trapes(トラペス)」は、ケフュスとカラーリングがおそろいで、シンプルでスタイリッシュなデザイン。ケフュスと同じくバーインデックスのシンプルな文字盤で、ゴールドが引き立つデザインがポイントです。
ケフュスもトラペスも、大人かわいいインテリアにも似合うホワイトと、クールなインテリアにも馴染むグレーの2色から選べます。カラーをそろえて、より統一感を出しても、あえてカラーは変えて、雰囲気だけ合わせても素敵ですね。

こんな人・空間にはこの時計を

こんな人デザインおすすめの時計
テキパキ効率よく過ごしたい視認性が高いもの。数字が見やすいものプラネータ
遊び心を重視したい音の鳴るもの。仕掛けがあるものレルクルヤヴァスパルヴ
自分らしさを表現したい特徴のあるデザインケフュスライヴァ
お子さんとのくらしを楽しみたいポップなデザインペルケレ
ディスプレイにこだわりたい場所のテイストに合った置時計トラペスケッロトルニ
さりげないおしゃれを楽しみたいシンプルなデザインモーネ
クラッシックな雰囲気が好きローマ数字を使った文字盤ロントートルヴ

まとめ|理想のくらしの合わせた時計選びを

時計は、時間を知るための道具でありながら、暮らしのあり方を映す存在でもあります。
忙しさを整えたいのか、ゆったり過ごしたいのか。空間をすっきり見せたいのか、自分らしさを楽しみたいのか。どんな時計を選ぶかは、その人が大切にしたい時間の過ごし方と、自然につながっています。

デザインや色、数字の有無、音やサイズ感。
どれが正解ということはなく、「自分の理想のくらしに合っているかどうか」が、いちばんの判断基準。毎日目にするものだからこそ、心地よく付き合える時計を選ぶことが、日常の満足感につながっていきます。

今回ご紹介した視点をヒントに、ぜひご自身の暮らしを思い浮かべながら、時計を選んでみてください。
皆さんのくらしにぴったりな時計が見つかりますように。