最近は誰でも動画配信などを手軽にできるようになりましたね。YouTubeやインスタグラム、ツイキャスなど。アプリでも動画を簡単に編集できてしまいます。また、自宅でレコーディングを行う歌い手の方もいるかと思います。しかし、時に音楽やナレーションなどは近隣住民への騒音となってしまいます。
手軽にクリエイティブなことが楽しめるのですから、どうせなら周囲の人に迷惑をかけないように楽しみたいですよね。そこで今回は「ナレーションブースの作り方」の動画をご紹介します。
ステンレス製のパイプと防音シートで簡単に作ることができますので、ぜひ、みなさんも挑戦してみてくださいね。
目次
ナレーションブースDIYに必要な道具
・ステンレス巻パイプ
ナレーションブースの骨組みとして使用します。
・防音シートnoise shut(ノイズシャット)
防音性のあるビニールシートです。周囲を覆うのに使います。
・RUG(ラグマット)
さらに防音性を高めるために骨組みと防音シートの間に入れます。使用済みの古くなったラグマットを再利用しましょう。
・木の板
ブース内にテーブルをセットするので、天板を作ります。
・小さいタッチライト
内部は真っ暗なのでライトを取り付けます。
ナレーションブースのフレームの作り方
ナレーションブースのフレームにはDIYに最適なパイプを使用しました。
まずは、パイプをつないでフレームを作ります。必要な材料はパイプとパイプ継手です。
継手にパイプをはめて、付属のネジを小さなレンチで締めて固定していきます。
下から順番に組み立てていき、最後に上のパーツをはめたら骨組みは完成です。
ナレーションブースのテーブルの天板の作り方
ブース内にはパソコンや音響機器を置くためのテーブルが必要です。面積を測って木材をカットして天板を作ります。
完成した天板は最後にセットします。
フレームに防音シートとラグを被せて防音します。
完成したパイプの骨組みに防音シートを被せます。
骨組みにぴったり被せられるよう、カバー仕様の防音シートを用意しました。
さらにナレーションブースの防音性を高めるために、パイプと防音シートの間に古くなったラグマットを入れます。
ナレーションブースDIYの最後の仕上げ
100円ショップなどで販売されている、ミニライトの裏に両面テープを貼り、天井となる位置に取り付けます。これで手元も明るくなります。
最後に天板をセットします。カバーの下半分に入ったスリットにはマジックテープがついていて、そこから出入りができます。
ナレーションブースの完成です。動画では外からの音と中からの音の違いが分かりますので、ぜひご確認ください。カバーを長めに作っておくことで床との隙間がなくなり、より音漏れが防げます。
中はこんな感じになります。ただ、注意として、夏場などはブース内が暑くなりますので、空調設備を用意しておきましょう。
ナレーションブースDIYのまとめ
いかがでしたか?ナレーションブースというと少しリフォームしないと作れないのでは?と思ってしまいますよね。しかし、パイプとビニールシートさえあれば、DIYで簡単に室内に納まるナレーションブースを作ることができます。
ナレーションブースさえあれば音を軽減することができますので、楽しくクリエイティブな作業ができます。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!
ナレーションブースの他にも、パイプを使ってステンディングデスクをDIYした記事もあるので、興味のある方は是非読んでみてくださいね!
動画で使用した商品はこちら
ここでは、ナレーションブースで使用した商品を紹介します。各商品は、ナレーションブース以外でも利用することができますので、ぜひ、各通販サイトをご確認ください。
ステンレス巻パイプ
部材の組み合わせ次第で、実用的なアイテムを作ることができます。ブラケットやソケットなどの取り付け部材も豊富にそろえています。
階段の手すりや物干し台、間仕切りなど、サイズカットは無料なので、好きなサイズで好きなモノを作れます。
薄青 防音シート「noise shut(ノイズシャット)」
薄青 防音シート「noise shut(ノイズシャット)」 は、工場などの騒音、機械音の遮音はもちろん、一般住宅の防音対策にもおすすめです。
今回の動画では、ビニールカバーの特殊仕様でオーダーしました。防音シートを使った特殊仕様の完全オーダーメイドも1点から製作が可能です。
RUG(ラグ)
お部屋の中でも面積の大きなラグを一つ変えるとお部屋の印象って変わりますよね。季節や気分に合わせて交換するのも良いかもしれません。
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