リモートワークが当たり前になった今、WEBカメラでの打ち合わせや商談ってしょっちゅうですよね。
でも気になるのは、あなたの後ろの空間!
ベッドや洋服など生活感のあるものが映り込むのって、ちょっと恥ずかしい…。
バーチャル背景っていうのもありですが、やっぱり作り込んだ感じの違和感は否めません。
そこで今回のDIYシリーズは、WEBカメラを使用する際のそんな悩みを解決する「プライバシー・スクリーン」のつくり方をご紹介します!
意外と簡単なので、ぜひおうち時間にチャレンジしてみてくださいね。
【完成品】プライバシー・スクリーン
こちらが完成品!約「180㎝×150㎝」の自立型パーテーションで、背景の柄は自分の好きなものでOK♪
カーテンを使用しているので、簡単に取り外しもできます。
気分や季節によって、模様替え感覚でチェンジしてもいいですよね。
【制作時間:10分 材料費39,110円】
※初心者の方でも20分程度で完成できます
使用する材料・道具
- パイプA… 30㎝ 6本
- パイプB… 150㎝ 5本
- パイプ用コーナージョイント(クランパーL型) … 6個
- パイプ用T字型のジョイント(クランパーT型) … 6個
- アジャスターセット … 4個
- リングラナー … 10個
- 好きな柄のカーテン … 145㎝×120㎝ ※お好きな布地でOK
- メジャー
- 六角レンチ(4mm)
こういったパイプなどの材料はホームセンターでも購入できますが、ちょっと重いのが難点。
そういうときは、友安製作所のネット通販でも気軽に購入でき、長さもカットできますのでオススメです。
また、今回スクリーン用の布地は、カーテンをサイズオーダーして作りました。
普通の布地でもOKですが、カーテンにするとリングラナーでそのまま吊ることもでき、さらに生地自体もしっかりしているので、見た目もキレイ。
せっかく生活感を隠すためのモノですから、こういった見た目もこだわりたいですよね。
脚の部分をつくる
まずは、パイプA4本とアジャスターセットを組み合わせて、脚の部分をつくっていきます。
パイプAの先に、アジャスターセットをはめ込んでいきます。
仕上げは床に打ち付けるなどして、4本すべてしっかりと付けていきましょう。
次に、先ほどのパイプAの反対側に、コーナージョイントを取り付けていきます。
ここで使うのが六角レンチ。今回は4mmのものを使い、ジョイントを締め付けていきます。
【POINT】
六角レンチ は、とてもシンプルな工具ですが、ネジやジョイントなどの締め付けなど、DIYではよく登場する便利な工具なんです。
スクリーンの土台をつくる
残りのパイプA2本とT字型のジョイント6個を使って、スクリーンの土台をつくっていきます。
メジャーを使ってパイプAの真ん中(15㎝)を測り、その場所にT字型のジョイントをセット。
六角レンチで緩く仮止めしていきます。
真ん中に付けた T字型 のジョイントの左右に、それぞれ T字型 のジョイントを一つずつ入れます。このとき、まだ締め付けはせず、パイプに通すだけ。
同じように、もう1本のパイプAにも T字型 のジョイントを組み合わせていきます。
これで、①【コーナージョイントをセットしたパイプA】が4本、➁【T字型のジョイントをセットしたパイプA】が2本できました。
次に、②の左右に①を一本ずつ付けます(まだ締め付けはしません)。
3つのT字型ジョイントは、中心のものを上に向け、左右のものはおよそ真ん中の位置で直角に向け ておきます。
すべてのジョイントをそれぞれ六角レンチで止めていき、さらに同じものをもう1セットつくります。
でき上った①と➁を組み合わせたものに、パイプBを2本取り付けていきます。
パイプBをセットします。 六角レンチで締め付けます。
直角にセットしていたT字型のジョイントに、1本ずつパイプBをセット。
それぞれ六角レンチで締め付けていきます。
パイプBの反対側にも、同じようにセットしていきましょう。
スクリーンの枠をつくる
でき上った土台に、パイプB2本を取り付けていきます。
これがスクリーンの縦のパイプになります。
真ん中のT字型のジョイントにパイプBをセット。
六角レンチで締め付けていきます。
今度は、残りのパイプB1本とコーナージョイント2個、リングラナー10個を使って、スクリーンのカーテンを付ける横パイプをつくります。
先にリングラナーを通します。 コーナージョイントを付けます。
先にパイプBにリングラナーをすべて通しておきます。
次に、コーナージョイントをパイプBの左右それぞれに取り付けていきます。
リングラナーの付いたパイプBを土台の縦パイプに取り付けます。
六角レンチで締め付ければ、スクリーンの枠組みができ上り♪
カーテンを取り付ける
リングラナーに好きなカーテン生地を取り付けていきます。
一般的なカーテンには、カーテンフックが付属しているので、リングラナーに引っ掛けるだけで簡単。
カーテンは厚手の生地を選べば、しっかりと目隠ししてくれます。
これで『Webカメラ用 プライバシー・スクリーン』の完成です!
思ったより簡単じゃないですか?
シンプルに素材を組み合わせるだけなので、初心者の方でも20分程度で完成することができますよ。
このスクリーンを使えば、こんなふうにリモートワーク中に見られたくない生活空間もスッキリ隠せます。
どんなに散らかっていても、このスクリーンを後ろに設置すれば、全部なかったことに♪
今回はシンプルナチュラルなカーテンの柄を選びましたが、例えば下の写真のような海外製品などの華やかな柄やポップな柄を選んでも、個性が出ていいですよね。
土台はこんな使い方も♪
スクリーンの土台に渡したパイプは、こんなふうにちょっとした収納の役割も兼ねています。
リモートワークに必要な本や書類、グッズなどをまとめておくのにも最適。
自分に合った使い方を楽しんでくださいね。
【POINT】
土台にものを置くことを想定して、カーテンの丈を短くしています。
「物は置かずに、もっと下まで目隠ししたい」という場合は、カーテン丈を長くしてください。
おわりに
こういったスクリーンも、お金を出して既製品のパーテーションを買ったら手間いらず。
でも、世界で一つのお気に入りのカラーや柄の背景をつくることができたり、DIY自体を楽しむことができたり、自分でつくることで得られるものもたくさんあります。
今回は初心者でもチャレンジしやすいレシピですので、気軽にDIYを楽しんでみてくださいね。