【プロが教える】カーテンレールの選び方ガイド!種類別の特徴と失敗しない3つのポイント

新居への引っ越しや模様替えなど、カーテン自体にはこだわるのに、レールは「とりあえず付いていればいい」と安易に選んでいませんか?

実はそれが失敗のもと。「カーテンはおしゃれなのに、レールはなんだか雰囲気が合わない」「カーテンが重くて、レールが歪んじゃった…」「レースカーテンを付けるところがない!」など、後悔することが多いんです。

カーテンレールは「窓辺の額縁」とも言われる重要なインテリア要素。日々の開け閉めの快適さを左右する機能パーツでもあります。
そこで今回は、創業から78年、数多くのカーテンレールを取り扱ってきた友安製作所が、「プロが教える失敗しないカーテンレールの選び方」を徹底解説します。

カーテンレールの種類は大きく分けて3つ

①機能性レール(コスパ・実用性重視)

機能性を重視した伸縮カーテンレール(ダブル)

開閉のしやすさなど機能性を重視したシンプルなデザイン。
使用するカーテンの枚数によって、レールが1本のシングルと、レールが2本のダブルに分かれます。

②装飾レール(デザイン・空間作り重視)

ADIUM(アディウム)インペリアル

装飾性を重視し、アイアンや木製など、さまざまな素材でデザイン性が高いカーテンレール。インテリアの主役にもなれるアイテムです。
使用するカーテンの枚数によって、レールが1本のシングルと、レールが2本のダブルに分かれます。

③つっぱり式のレール(賃貸・小窓向け)

つっぱり式カーテンレール Fliple(フリップル)

つっぱり式のレールでネジを使う必要がなく、賃貸にも使えるレール。小窓などにも使いやすいのが特徴です。
つっぱり棒とは異なり、インランナー式だからカーテンフックをそのままかけられます。写真のフリップルは、耐荷重8㎏と強度もあるので安心です。

失敗しないための選び方「4つのチェックポイント」

①取り付け方法(正面付け vs 天井付け)

カーテンレールを選ぶ前に、まず決めるべきなのが「どこに取り付けるか」です。
主に「正面付け」「天井付け」の2種類があり、これによって選ぶべきレールの長さや種類が変わります。

正面付け(窓枠の外側の壁に付ける)

もっとも一般的で、迷ったらコチラがおすすめです。窓枠を覆うように取り付ける方法です。

天井付け(窓枠の内側、または部屋の天井に付ける)

窓枠の天井側に取り付ける、あるいは部屋の天井に取り付ける方法です。

正面付けと天井付けのメリット・デメリット

メリットデメリット
正面付け✔ 窓全体を覆うため、光漏れや外からの冷気を防ぎやすい。
✔ 窓が大きく見えるため、部屋に開放感が出る。
✔ 装飾レールのデザイン(キャップ部分など)を最大限に活かせる。
✔ 壁から突き出るため、エアコンやクローゼットの扉などに干渉する場合がある。
天井付け✔ 窓枠の中に収まるため、部屋がスッキリ広く見える。
✔ 天井から吊るす場合、天井が高く見える視覚効果がある。
✔ エアコンがすぐ横にあるなど、壁にスペースがない場合でも設置可能。
✔ 窓とレールの間に隙間ができやすく、光が漏れやすい
✔ 装飾レールが取り付けられないことが多い。

取り付け方の詳細はコチラから!

② 部屋の用途とインテリアに合わせる

カーテンレールは、一度付けると長く使うもの。だからこそ、その部屋で「どう過ごしたいか」「どんな雰囲気にしたいか」のバランスが重要。用途に合わせた最適な選び方をプロが伝授します。

部屋の「用途」で選ぶ(機能性重視)

部屋の役割によって、カーテンレールに求める機能は変わってきます。

リビング:家族が集まる「操作性」と「デザイン」
開閉回数が多いリビングは、滑りが良く音が静かなランナーを採用したレールを選びましょう。また、来客の目にも触れるため、少しこだわった装飾レールを選ぶと空間の格上げになります。

寝室:安眠を守る「遮光性」
光漏れを防ぎたい寝室には、端までカーテンで覆うことができる「リターン仕様」や「カーテンボックス」がおすすめ。しっかり暗くすることで、睡眠の質が変わります。

子供部屋・キッチン:手軽な「メンテナンス性」
汚れやすかったり、模様替えの頻度が高かったりする部屋には、シンプルで掃除がしやすく、どんなカーテンにも合わせやすいベーシックな機能性レールが便利です。

部屋の「スタイル」で選ぶ(デザイン重視)

Coffee table in front of grey couch in scandinavian living room

インテリアのテイストにカーテンレールを合わせると、お部屋の完成度がぐっと高まります。

インテリアスタイルおすすめカーテンレール
ナチュラル・北欧木製レール: 温かみがあり、家具との相性が抜群。
モダン・スタイリッシュアルミ・ステンレスレール: 直線的で無機質な質感が、空間を引き締めます。
アンティーク・ヴィンテージアイアンレール: 繊細な曲線やブラックの質感が、窓辺のアクセントに。
シンプル・ミニマルホワイトの機能性レール: 壁の色に馴染ませて存在感を消すとスッキリします。
デザイナーSammy

プロからのアドバイス
迷った時は、「窓枠の色」か「家具の脚の色」に合わせるのが失敗しない鉄則です。例えば、ウォールナットのテーブルがあるなら、レールもダークブラウンの木製にするだけで、部屋全体に統一感が生まれます

③ シングルかダブルか(1本か2本か)

カーテンレールには、レールが1本の「シングル」と、2本並んだ「ダブル」があります。これは単に「見た目の好み」だけでなく、「お部屋の快適性」に直結する重要な選択です。

ダブル(レール2本):迷ったらこちら!

特徴: 厚地カーテンとレースカーテンを両方吊るすことができます

メリット:昼間はレースで光を採り入れつつ外からの視線を遮り、夜は厚地でしっかり遮光・断熱ができます。日本の住宅ではもっとも一般的なスタイルです。

シングル(レール1本):スッキリ見せたい場所に

特徴: カーテンを1枚だけ吊るすためのシンプルなレールです。

メリット: 出幅が少ないため、廊下や階段の小窓、収納の目隠しなど、スペースを広く使いたい場所に最適です。

注意点: 1枚しか吊るせないため、「昼間の目隠し」か「夜の遮光」のどちらかを優先することになります。

デザイナーSammy

プロからのアドバイス
最近では「厚地+厚地」で季節に合わせて色を楽しむ人や、「レース+レース」で軽やかなインテリアを楽しむ人も増えています。迷った場合は、後から変更が難しい場所こそ「ダブル」を選んでおくのが無難です。

④ 素材と耐久性(耐荷重)

カーテンレール選びで意外と見落としがちなのが「耐荷重(耐えられる重さ)」です。
お気に入りの重厚なカーテンを選んでも、レールが重さに耐えられなければ、歪みや脱落の原因になってしまいます。耐荷重に関しては、カーテンレールの素材もチェックしていきましょう。
※製品ごとの説明書もしっかり確認!

素材ごとの特徴

■スチール・ステンレス
強度が非常に高く、重い遮光カーテンや裏地付きカーテンでも安心です。ステンレスは商品によってスチールよりも強度が低い場合もありますが、耐食性が高いことが特徴です。
アルミニウム
軽くて扱いやすく、錆びに強いのが特徴。ただし、非常に重いカーテンを吊るす場合は、ブラケット(受け具)の数を増やすなどの配慮が必要です。
樹脂製
リーズナブルですが、経年劣化で割れやすくなることも。リビングなどのメインの窓よりは、使用頻度の低い場所に向いています。

重いカーテンを吊るす場合の注意点

下地チェッカーで下地を探してから設置

「下地」への固定が必須
レール自体の強度があっても、ネジを止める壁側に強度がなければ意味がありません。しっかり下地のある場所にレールを固定しましょう。

ブラケットの間隔を狭くする
カーテンが重い場合は、通常よりもブラケットの個数を増やして荷重を分散させましょう。

伸縮レールの継ぎ目に注意
伸縮タイプは継ぎ目が弱点になりやすいため、最長まで伸ばしきって使うのは避け、余裕のあるサイズを選ぶのが長持ちのコツです。

【プロ推奨】友安製作所のおすすめカーテンレール4選

① デザイン重視派におすすめ

「ADIUM(アディウム)」シリーズ

友安製作所が現地に足を運んで厳選したドイツ製カーテンレール「ADIUM(アディウム)」シリーズ。
ヨーロッパならではのスタイリッシュなデザインだけでなく、品質にもこだわり抜いたカーテンレールたちは、すべて熟練の職人が手作業で仕上げたものです。まさにクラフトマンシップを詰め込んだシリーズ。
その中でも人気が高い「プレミアム」は、7種類のキャップと木目カラー5色を組み合わせることができ、北欧インテリアにも合わせやすいアイテムです。

デザイナーSammy

【おすすめポイント】
レールカラーやキャップの種類も豊富なので、スタイリッシュ系やホテルライク風など、好みのスタイルを格上げすることができますよ。

アイアンカーテンレール「クラシック」シリーズ

友安製作所のアイアンカーテンレールは、定番でシンプルなブラックレールから、クラシカルな装飾でつくり込まれた個性的なデザインまでバラエティ豊富
例えば、シンプルな「プレーン」、リーフのモチーフが人気の「リーフィ」、さらにキラキラ輝くクリスタルボールが印象的な「クリスタル」など、それぞれ2色以上のカラーを展開しています。

「インテリアにこだわりたい」「普通のカーテンレールはつまらない」という方は、ぜひADIUMシリーズや、クラシックシリーズなどの装飾レールをチェックしてみてください。

② ナチュラル派におすすめ

木製カーテンレール「モッカ」

「モッカ」は、高級材・タモを使用した天然木のカーテンレール。タモの美しい木目を活かしたポールは、木材の選定の段階から反りのないものだけを選び、さらに反りのないまっすぐなポール加工技術を駆使して仕上げています。
カラーはウォッシュホワイト、ナチュラルウッド、ウォールナットの3色展開。どれもナチュラル系や北欧インテリアなど、柔らかいイメージのインテリアにマッチするカラーです。

デザイナーSammy

【おすすめポイント】
キャップはラウンドとフラットの2種類から選べ、ブラケットやリングラナー(車輪)も木製にこだわりました。リビングだけでなく、子ども部屋にも合わせてほしいやさしいイメージがステキですよ。

③ 機能重視派におすすめ

伸縮カーテンレール 

「とにかくシンプルがいい」「細かくサイズを測るのが面倒」「リーズナブルに済ませたい」という人には、友安製作所の「伸縮カーテンレール」を。
友安製作所の伸縮カーテンレールは、最小サイズ60cm。最長サイズは6mなので、小窓から掃き出し窓まで幅広く使えます。
また、こだわりのランナー(車輪)とジョイント部分の構造で、カーテンの開閉がスムーズなのも特徴。カラーも、ベーシックなホワイト・ブラウン・ブラック。木目調のミルキーホワイト・ナチュラル・ライトオークの合計6色を用意しています。迷ったら、まずはコレ!と言える定番商品です。

ホワイト・ダブル
デザイナーSammy

【おすすめポイント】
友安製作所のカーテンレールは、1cm単位でオーダー可能なものがほとんど。「既製のサイズが合わない」という場合にも、ぜひオーダーサービスを活用してください。

【もっと遮光性にこだわるなら】カーテンボックスで解決!

「寝室に入る日光をもっと遮りたい」「カーテンレールの上から光が漏れて気になる」といった場合の救世主がカーテンボックス
カーテンボックスは一言で表すと、「カーテン上部やカーテンレールを囲う箱状のアイテム」です。
そのカーテン上部を前と側面でカバーし、光漏れを最小限にすることができます。
写真の「グラビエンス」なら、カーテンレールとの一体型でシンプル&スタイリッシュ。カーテンレールを選ぶ際の選択肢の一つにしてみては?

まとめ:カーテンレールは「窓の額縁」。正しく選んで理想の暮らしを

たかがカーテンレール、そう思っていた方も、その奥深さに気づいていただけたのではないでしょうか。
カーテンレールは、絵画で言えば「額縁」のような存在です。 機能性に優れたレールを選べば、光漏れのない快適な朝を迎えられます。 デザイン性の高いレールを選べば、空間全体のセンスアップにもつながります。
ぜひ、今回ご紹介した「取り付け場所」「用途」「デザイン」のポイントを参考に、あなたのお部屋にぴったりの一本を見つけてください。

▼ レールが決まったら、次はいよいよ「取り付け」です!

「お気に入りのレールは見つかったけど、自分で付けるのは難しそう…」 そんな不安がある方は、こちらの記事をブックマークしてご覧ください。

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