実は、友安製作所で取り扱うカーテン生地がDIYにも使えることを知っていますか? 生地の使い道は、カーテンだけではありません! 身に纏うファッションアイテムにも生まれ変わります。
友安製作所の生地はすべて、カーテン用に加工した製品だけでなく、縫製前の生地売り単体にも対応しています。またカーテン製品には、海外から生地を輸入して、福井の自社工場で縫製する“インポートカーテン”の取り扱いも。国内ではなかなか目にすることのできない、華やかでユニークな柄や素材が豊富です。
今回は、そんなインポートカーテン生地を使ってファッションアイテムをつくってみました。
簡単なDIYで普段使いできるアイテムになっているので、カーテン生地の使い道のひとつとして参考にしてみてくださいね。
いつものおしゃれにプラス1!DIYサイドオープンベスト
シンプルなお洋服が好きなのに、いつも何かが足りない…。そんな大人のコーディネートの悩みにちょうど良いのが、サイドオープンベストです。いつものおしゃれにプラスするだけで、さらに洗練された雰囲気に早変わり。季節問わずに着られて、コーディネートのアクセントにもなるアイテムです。今回は針と糸を使わずに、型紙とバイアステープのみを使った簡単なつくり方を紹介します。
必要な材料
- インポートカーテン生地
▼今回使用した生地
Joyper「ペリュシュ」マスタード
| 高級感のあるリーフ柄のデザインと、お部屋の雰囲気を温かく包み込むようなカラー展開が素敵なカーテン生地です。今回はトレンドのマスタードを使用しましたが、落ち着いたグレーも魅力的。 リーフ柄のデザインには珍しく大人っぽいモダンな印象なので、シンプルなシャツなどにも合わせやすく、ビロードのような毛羽立ちのシェニール糸によるジャガード生地が、コーディネートを華やかに仕上げます。 |


\生地の詳細についてはこちらから/
- バイアステープ(接着芯)
9mm幅・4m程度
(アイロンで付けられる接着芯付きのものを使用)
- 型紙
ここからPDFをダウンロードできます
あればでOK!さらに便利なDIY材料
- 型紙貼り合わせ用テープ
(セロハンテープでも可) - ミシン
(バイアステープを強力にしたい人向け)
つくり方
つくり方はたったの4工程! スムーズにいけば30分ほどでできあがるので、DIY初心者の人も挑戦してみてください。
1.型紙をカット
型紙は、A〜Dの4種類をA3サイズでそれぞれ印刷し、ひとつずつカットします。カットした型紙はズレがないようにテープなどで貼り合わせておきましょう。

2.生地を裁断
型紙に合わせて、生地を裁断します。縫い代は不要です。生地はもともとカーテンに使われることが多いため厚みがあり、カットの際に伸び縮みやほつれが気になることがあります。ゆっくりと慎重にカットしましょう。

3.バイアステープの縁取り
2で裁断した生地は、首周り以外の周囲にバイアステープで縁取り、アイロンを当てます。生地との相性が良いカラーや、アイロンの使用が可能なバイアステープを選びましょう。
より強力に仕上げたい場合は、バイアステープの上からミシンや手縫いをしてください。ミシンを使用する場合でも、事前にアイロンを当てるとより密着しますが、必須ではありません。アイロンを使用しない場合は、アイロン使用不可のバイアステープを含め、さまざまな素材からお好みのものを選べます。

4.バイアステープを接着する
首周りは、紐で結ぶ用に左右40cm程度のバイアステープを余らせた状態で接着します。余らせたバイアステープをテープ同士で接着すれば、サイドオープンベストの完成です。

優しげな雰囲気をつくる、世界にひとつだけのベストが完成
あっという間にサイドオープンベストが完成しました。リーフ柄のモダンな印象と温かみのある色合いが特徴のカーテン生地でつくってみたので、優しげな雰囲気にしてくれるファッションアイテムになりました。シャツやカットソーの上からサラッと重ねるだけで、いつもの装いが新鮮に感じられます。
サイドオープンベストはカーテン生地でつくっているため、生地が厚めで存在感があり、裏地や装飾を取り入れなくても様になるところが嬉しいポイントです。裁縫が苦手な人でも、針と糸を使わずにできる方法があるので、DIYのデビューにもおすすめです。

まとめ:カーテンとお揃いのファッションアイテムを身に纏って
カーテン生地を新たに購入してDIYに挑戦するのはもちろん、使わなくなったカーテンのリメイクにも。記念にカーテンとお揃いの素材でファッションアイテムを身に纏うのも良さそうです。好みのカーテン生地をコーディネートにも身に付けて、おしゃれを楽しみましょう。





























編集部のCuminがカーテン生地を使ってベストづくりを行いました! ベストづくりは簡単にできたので、ぜひ一緒にチャレンジしてDIYを楽しみましょう!