季節が変わると衣替えをするのと同じように、インテリアも少しずつ模様替えをしていきませんか?
部屋全体を替えるのは、お金も手間もかかってしまいますが、少しの工夫で季節のインテリアをつくることができます。
今回は、トレンドカラーや人気のリネン風カーテン、ボタニカルな照明などを取り入れた「春のインテリア」にする模様替えのアイデアをご紹介します。
目次
トレンドカラーを取り入れてた模様替えで「春のインテリア」に
せっかく模様替えするのなら、2024年のトレンドカラーを取り入れて、春のインテリアをつくってみるのもいいですよね♪
日本とアメリカで発表されているトレンドカラーは次の2色です。
●「Peach Fuzz (ピーチ・フィズ)」
毎年、世界的な色見本帳をつくっている米国のPantone社が発表する 「Color of the Year」。
世相や心理を反映し、トレンドを左右するとされる2024年のカラーは、PANTONE 13-1023「Peach Fuzz (ピーチ・フィズ)」です。
Pantone社の解説では、「ビロードのような優しいピーチトーンで、すべてを包み込み、心・体・魂を豊かにしてくれる」とあります。
ちょうど春のイメージともマッチした柔らかい色味なので、ぜひこの春のインテリアに取り入れてみてください。
思い切って壁の色に取り入れてみても、優しい色味だから意外と部屋に馴染んで、リラックスした雰囲気に。
ブランケットなどの雑貨やファブリック系なら簡単に取り入れられます。
例えば、カーテンなら付け替えるだけ♪
こちらのインポートカーテン「オーロラ」もピーチ・フィズをイメージできるカラー。
まるでオーロラのような柔らかなグラデーションが、お部屋全体を明るく春らしい印象にしてくれます。
同じデザインのレースカーテン「オーロラミスト」も展開していますので、セット使いなら、より華やかな印象に。
●「Hello!Blue(モデレート・ブルー)」
一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が毎年12月に発表する「来年の色—メッセージカラー」は、単に翌年の流行色というだけではなく、その年の人々の心や考えを表す色であり、世の中に向けたメッセージカラーです。
2024年、このカラーに選ばれたのは。「ハロー!ブルー Hello!Blue(モデレート・ブルー)」。
「世界にハロー!世の中を明るく照らすブルー」を意味しています。
クリーンでさわやかなブルーは、インテリアにも取り入れやすい色。
カーテンなどの面積の大きなアイテムでも、臆せず投入できます♪
庭木や切り花でも人気の高い「スノーボール」の花とカラフルな鳥を描いたインポートのカーテン「スノーボール」。
こちらのブルーは、明るく爽やかなモデレート・ブルーを思わせるカラーで、お部屋もパッと明るくしてくれます。
同じ柄でローマンシェードやクッションカバーなども合わせて、トータルコーディネートすることもできますよ。
「ボタニカル柄」投入の模様替えで春のインテリアに
春を表現できるモチーフといえば、花やグリーンなどの植物。
そのモチーフを使った「ボタニカル柄」は、見ているだけでも穏やかな気分になるものばかり。
ボタニカル柄のアイテムひとつで、お部屋に春の香りが運ばれてきそうです。
ふすまのあるお宅は、こんなボタニカルなふすま紙に張り替えるのも模様替えアイデアの一つ。
昔ながらのふすまが、現代のリビングにもぴったりなセンスのいいアイテムに生まれ変わります。
パリの庭の植物をモチーフにした「Garden in PARIS」シリーズのふすま紙は、友安製作所のオリジナル製品。
フランス人テキスタイルデザイナーがデザインしたこのシリーズは、他にもカーテンやクッションカバー、ロールスクリーン、ローマンシェードなど「14柄×6アイテム」を展開しています。
クッションカバーのようなファブリック系なら、「柄物は苦手…」という人でも、気負わず取り入れられます。
そのときは、すべてのクッションカバーを柄物にするのではなく、同系色のシンプルな無地のカバーと合わせれば、柄物初心者でも合わせやすいですよ。
思い切って壁紙をボタニカル系に。
こちらのデザインは、天井から植物が垂れ下がっているイメージで、1面だけの使い方でも植物に包まれているようなリラックスムードあふれる空間に。
友安製作所と老舗壁紙メーカー「トキワ」とのコラボ壁紙です。
手軽な「ファブリック」の模様替えで春のインテリアに
ベッドカバーやブランケット、クッションカバー、カーテンなどファブリック系から、春らしい色や柄を取り入れるのも手軽な模様替えに。
カーテンも厚手のものからレースなどの軽いものに変えるだけで、日差しを取り込んでふんわり軽やかな空間になります。
【春らしいカラーとは?】
色を取り入れると言っても、どんな色を取り入れるか分からない場合は、その季節の風景を思い浮かべてみましょう。例えば、春なら「小川に沿って続く桜並木」「芽吹き始めた草花」「澄んだ青空の下の菜の花畑」といったふうに、自然の景色をイメージすると、その季節に合ったカラーにつながります。
●インポートのファブリックで個性的に
ブルーやグリーン系のカラーを取り入れたファブリックなら、春だけでなく夏までロングスパンで使えます。
スペインのファブリックブランドから届いた爽やかなレモン柄のクッションカバーは、お部屋のアクセントにもぴったり。
日本ではあまり見られない大胆な柄は、インポートならではです。
こちらのレモン柄は、クッションカバーの他にも、カーテン、壁紙、ランチョンマット・キッチンマットなども展開しています。
「リネン風カーテン」で春らしいインテリアに模様替え
リネン系のカーテンは、ナチュラルインテリアや北欧インテリアでも人気のアイテムの一つ。
特に暖かくなると、春の柔らかな日差しと風を取り込むことができて、その魅力を最大限に活かすことができます。
ナチュラルな風合いは、日本のインテリアにもマッチしやすく、和室に合わせても素朴な雰囲気がすてきです。
リネン100%のカーテンになると、シワになりやすいことがデメリット。
綿やコットンなどがバランス良く混合されている生地を選べば、風合いはそのままでシワになりにくく、洗濯した際のお手入れが楽ちんになります。
リネン風カーテンと明るいブルー系のカーテンを組み合わせて、初夏のイメージに。
リネン風カーテンは、こんなふうに1枚でも他のカーテンに合わせても使いやすいアイテムです。
プラスするカーテンの色味も、明るいもの、淡いものを選ぶと、より春らしい窓際インテリアをコーディネートできます。
●カラバリ豊富なリネン風カーテン
友安製作所のリネン風カーテンは、カラーのバリエーションも豊富です。
例えば、良質のインド綿とリネンのミックス生地「ナチュリン」は、淡いカラーの7色展開。
大人可愛いイメージのパープルやミントグリーン、ナチュラル系の定番カーキやベージュ、クリームホワイト。
さらに大人っぽいグレーやブラウンといった色展開で、好みに合った空間をつくることができます。
照明で春のインテリアに模様替え
お部屋のインテリアの「あか抜け度」を左右する重要なアイテムの一つ、「照明」。
いくら家具やカーテンがおしゃれでも、照明に手を加えていないと、それだけで白けた空間に…。
反対に、照明を一つ替えるだけでも、すてきな春のインテリアにつながります。
写真のしずく型ガラスペンダントライトは、フェイクグリーンと組み合わせた「ハンギングテラリウムセット」。
植物がプラスされた、まさに春にぴったりのライトです。
しずく型のガラスペンダントライトは、S・M・Lの3つのサイズから選べ、それぞれセットになるフェイクグリーンも選ぶことができます。
小ぶりで可愛らしいSサイズ、お部屋のアクセントになるLサイズ、迷ったときにちょうど良いMサイズ。3つランダムに吊るすのも、お部屋がこなれた印象に♪
ガラスペンダントとフェイクグリーンは、それぞれ別売りもあるので好みのアイテム同士でオリジナルの組み合わをつくるのもおすすめです。
簡単な模様替えで春のインテリアをつくろう♪
部屋のどこかのアイテムに、トレンドカラーの「ピーチ・フィズ」や「モデレート・ブルー」を取り入れた模様替え。
さらにファブリックから手軽に春らしくするアイデア、春をイメージする照明に替えるアイデアなど、手軽なアイデアをご紹介しました。
「大袈裟な模様替えはしたくない」「家具は移動したくない」といった皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、手軽なカーテンから季節を取り入れてみては?