三寒四温を繰り返し、少しずつ春に近づいているこの季節。
重いコートから、軽やかなスプリングコートに衣替えするみたいに、お部屋の中にも、「春」を取り入れてみませんか?
と言っても、お部屋を丸々模様替えするのは大変。
今回ご紹介するように、ファブリックやグリーンなど、簡単に替えられるところからトライして、ちょっとずつ春に近づけていきましょう♪
目次
春らしいカラーを取り入れよう
「季節に合ったカラーってどんな色?」と迷う方も多いですよね?
実は季節のカラーを取り入れるのは、とっても簡単。
その季節の自然の中にある色を取り入れるだけで、季節をイメージさせる色遣いになるんです。
例えば春は、桜やタンポポ、若葉など春に咲く花や、春の日差しのような温かくて優しい色が春のカラーイメージになります。
■ファブリックから取り入れる
簡単に取り入れることができ、パッと春らしくイメージチェンジできるのがカーテンやクッション、テーブルクロスなどのファブリック。上の写真のような春らしいカラーはもちろん、春の花や動物などをモチーフにした明るい柄物を取り入れるのもおすすめです。
★ワンポイント★
柄を取り入れる場合、思い切って大きな柄にすると「一点投入」で写真映えもしやすいですよ。
春だからこそ♪インポートの花柄カーテン
こちらのカーテンは、白いピオニーの花を抽象画風に描いたロマンチックなデザイン。
ピオニーとは、皆さんもよくご存じの「芍薬(しゃくやく)」のことなんです。
春から初夏にかけて咲き誇るピオニーは、西洋でも美しい女性の象徴と言われるほど人気のお花です。
リビングのカーテンにこのデザインを取り入れることで、明るく華やかな春の気分を味わってみては?
柔らかなコットンのクッションカバー
白や明るい色を基調にしたコットンのクッションカバーやブランケット。
コットンは柔らかな肌触りで、春や夏の素材として重宝するアイテムです。
色だけでなく、素材も春バージョンに変えると、見た目以上の春らしさを表現できますよ♪
マットから春の足音
マット類も簡単に春を取り入れられるインテリアのアイテムです。
こちらのマット類は、どれもスペインの有名ファブリックメーカーがデザインしたもの。
ヨーロッパならではの高いデザイン性は、来客時にも自慢できるルックス。
エレガントな花柄も、小ぶりなサークルマットなら足元のマットやテーブルマットとしても取り入れやすく、乙女心もくすぐられます♪
また、マヨルカタイルを並べたデザインは、春らしいカラーと個性的な柄がバランスよく、北欧スタイルにも馴染みます。
ちなみに、こういったフロアマットは柔らかなクッション性と、水に強い撥水性でもあるため、お子さんがいるご家庭にもオススメです。
瑞々しいグリーンを取り入れよう
存在感のある観葉植物
春と言えば、若葉が芽生える季節。
おうちの中にもグリーンを取り入れて、リフレッシュした気持ちになりたいですね。
こちらのおうちのような存在感のある観葉植物を取り入れると、インテリアのポイントにもなって素敵です♪
大・中・小のグリーンを高低差を付けて上手く配置されているので、バランスの取れたインテリアになっています。
好きな場所に切り花を
黄色く愛らしい「ミモザ」の花は、SNSなどでも人気の春の花。
たっぷりまとめて活けても、少しだけ活けても様になるお花です。
ミモザの黄色は、写真のようなモノトーンのインテリアに映えてとっても華やかに♪
春の花の代表と言えば「桜」。
お花見ができないときは、こんなふうにおうちに飾ってもいいですよね。
リモートワークのデスク周りは殺風景になりがちですが、春の花を飾ってリフレッシュするのはいかがでしょう?
仕事の効率もアップするかも!?
わざわざお花を買わなくても、お庭や道端に咲いている草花を摘んで飾るだけで素朴で温かい雰囲気に。
こんなふうに、おうちにあるいろんな花瓶や容器を使って、少しずつ飾っていくのもおしゃれ♪
★ワンポイント★
複数のアイテムをまとめてディスプレイするときは、写真のテーブルランナーのように、下に敷くものを用意して区画分けするとまとまりがでます。トレイなどもおすすめ。
春のアートを取り入れよう
身近なポスターや絵葉書を
ポスターなどのアートも気軽に取り換えられて、季節感を出しやすいアイテム。
春の花をモチーフにしたイラストは、ほっこり温かい気持ちに♪
ポストカードなど小さなものでも立派なアートになりますよ。
旅先で撮った季節の風景写真などを複数飾るのもおすすめ。
絵本のような可愛くて優しいイラストは、春の気分にもピッタリ。
まずは一つのスペースに、グリーンや小物を合わせて、思い思いにディスプレイしてみましょう。
その際に、高低差を付けるとバランスが出しやすくなります。
北欧生まれのファブリックパネル
「ファブリックパネル」は、 木製のパネルにファブリック(布)を貼り、絵を飾るように壁を飾るインテリア 。
単独はもちろん、 写真のように複数のパネルと組み合わせて飾ってもおしゃれ。ちなみに、ファブリックパネルはスウェーデンやフィンランドなどの北欧で産まれた アイテム。日本でも人気のマリメッコなどファブリックメーカーが多かったこともあり、多くの人に親しまれているようです。
おわりに
今回ご紹介したように、カーテンやマット、グリーンなど、ワンアイテムを替えるだけで、簡単に春の模様替えが実現できます。
同じように、夏・秋・冬もひと手間かけるだけで季節感のあるインテリアをつくることができますよ。
ぜひ今年は、春の模様替えをきっかけに、季節感ごとのお部屋づくりにチャレンジしてみてください♪