暑い夏がはじまりましたね!
夏場、家では裸足で過ごすという人も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みを抱える方に、ぜひおすすめしたいのが、フロアDIYです。実は床材を変えるだけでも、足元が驚くほど快適になるんです。
でも、床材って自分で変えるの大変そうじゃない?という方でも大丈夫。今回紹介するのは、工事いらずで、DIYが初めての方でも設置できる床材ばかりです。気軽に取り入れられるので、模様替え気分でフロアDIYを楽しんでみてくださいね。
フローリングのベタつきがやわらぐだけじゃなく、見た目の雰囲気もぐっと変わって、毎日のおうち時間がちょっと楽しみになりますよ。
目次
夏の模様替えにぴったり!DIYにおすすめな床材4選
1. はめ込むだけの手軽さ・天然木フロアタイル「KINO 」

最初におすすめしたいのが、天然木の質感と、はめ込むだけで設置できる手軽さが魅力の「KINO」 です。
通常、天然木の床材を施工するには、職人さんが地にボンドで貼ったり、タッカーや釘を使って固定したり・・・と、素人でのDIYはなかなか難しかったのですが、KINOは素人でも簡単に施工でき、天然木でのフローリングを実現できるアイテムです。
その秘密は、「2辺ロック式」構造。長辺・短辺の両方をはめ込み、短辺はエクストラロックでカチッとロックされるため、ズレにくく施工がとても簡単です。こういった構造から、日本で初めて“天然木ではめ込むタイプ”のフロアタイルを実現しています。

素材には、薄くスライスしたポプラ材を重ねた複合材を使用し、表面には本物のオーク材を採用しています。反りが出にくく、しっかりとした強度があるのが特長です。
また、天然木が持っている本来の調湿効果により、湿気が多い日は空気中の水分を吸い、乾燥している日は水分を放出してくれます。これにより、夏だけではなく、年中通して快適な室内環境をキープしてくれますよ。
カラーは全3色。ホワイトウッドをイメージした明るいカラーが印象的な「しらかば」、ナチュラルで優しい木目を楽しめる「くるみ」、深みのある色合いが落ち着いた雰囲気を演出する「くり」。お部屋のテイストに合わせて、好みの色を選んでくださいね。

さらに、ヨーロッパの安全環境基準(EN 14342:2013)に適合し、CE認証も取得。ホルムアルデヒドなどの有害物質は含まれておらず、放散量の試験もクリアしているので、小さなお子さまやペットがいるご家庭でも安心して使えます。
畳からフローリングへの模様替えもラクラク・簡単

KINOの良いところは、「どこでも施工可能」なこと。畳の上に敷いてもカビが発生しにくく、和室を気軽に洋室へとチェンジするのにもおすすめです。
ちなみに、KINOはしっかりしたつくりで 厚みが約12ミリ あります。引き戸のお部屋なら問題ないことが多いですが、開き戸の場合は開け閉めのときに干渉する可能性もあるのでご注意を。
段差が気になる場合は、専用の見切り材を使えばきれいに収まります。施工前にドアまわりをチェックしておくのがおすすめです!
仕上がりの凹凸をさらに綺麗にしたい・畳の上にそのまま設置するのが不安・・・という方は、フローリング材用表面粘着下地シートを一緒に使うのもおすすめです。また、水などを使用する環境にKINOを設置したい方などにも◎。フロアタイルの隙間から水が入った際などにも、下地シートがあれば、畳を綺麗な状態で守ることができます。
2. 軽くて薄い!扱いやすいクッションフロアシート「ピタユカ 」

「フロアDIYは初めて…」「洗面所やキッチンなどの水回りにフロアDIYを楽しみたい!」という方におすすめなのが、 ピタユカ です。
ピタユカは、薄くて軽いクッションフロアシート。お部屋のサイズに合わせてカッターやハサミで簡単にカットできるので、特別な道具や力はいりません。
裏面には吸着加工がされていて、接着剤や両面テープがなくても、床にそのまま敷くだけでピタッと密着してくれます。歩いたときのベタつきをやわらげる「さらっと仕上げ」で、夏の素足でも気持ちよく過ごせるフロアを実現してくれます。
扱いやすさのヒミツは「サイズ」にも!

多くのクッションフロアシートは幅182センチが一般的。サイズが大きいため、シートを綺麗に切るのが難しく、手こずってしまいがち・・・。また、いきなり大きなシートを空間に合わせて切るには、DIY初心者さんには少しハードルが高いですよね。
ピタユカは、幅を約半分の91センチにカットしているので、一般的なシートより大きすぎないのがポイント。シートをカットする際も扱いやすく、洗面所や廊下などの狭い場所でも敷きやすいです。

私もDIY初心者ですが、ピタユカなら失敗せず、フロアDIYにチャレンジできました!
お手入れ簡単&使い方も自由自在


表面は油汚れに強く、耐水性もあり、汚れてもサッと拭き取って簡単にお掃除できます。そのため、汚れやすいキッチンや子ども部屋、洗面所やトイレにもぴったり。必要なサイズに合わせて切れば、キッチンマット代わりに使うこともできたりと、自由度が高いのも魅力です。
デザインは木目調やタイル柄など全6種類。インテリアに合わせてお部屋の模様替えを楽しんでくださいね。
3. 石目調デザインで高級感プラス!多機能な「リジッドクリックプレミアム」

「お部屋をちょっとホテルライクにしたいな…」「高級感のある印象が欲しい」
そんな願いを叶えてくれるのが、リジッドクリックプレミアム(石目調) です。石目ならではの上品さで、リビングや玄関をぐっと格上げできるアイテム。
機能面では、伸縮しにくい「SPC素材(ストーンプラスチック複合材)」を使っており、一般的なビニール床材に比べて伸び縮みしにくく、季節の温度変化に強いのが特長です。素材に石の粉が入っているので、熱に強く、床暖房にも対応。壁ぴったりに敷いても突き上げが起こりにくく、端に隙間ができる心配もありません。

「突き上げ」とは、暑さなどで床材が膨張して端が浮き上がり、波打ったり隙間ができる現象のこと。SPC素材ならこれが起こりにくいため、施工時、周囲に多少の余裕を残す必要がなく、壁ぎわまで隙間なく敷くことができます。
さらに、防音パット付き・抗菌仕様・土足OKと多くの機能性を兼ね備えており、汚れやすい玄関や、店舗の床材にもおすすめ。「高級感と機能性、どちらも欲しい!」という方にぴったりのフロアタイルです。

4. 置くだけ簡単!日本の無垢材を使用した「ユカハリ・タイル」

本格的な無垢材の気持ちよさを求めるなら、ユカハリ・タイル がおすすめです。
置くだけで簡単に設置できる天然木タイルで、国産の無垢材(ひのき・すぎ)を贅沢に使っているため、足裏に伝わる木の心地よさは本物。
大きさは500mm×500mmの正方形タイプなので、色々な敷き方ができ、広範囲の床をリフォームする際にもおすすめです。
💡商品ページでは必要枚数のシミュレーションもできますので、ぜひお気軽にお試しください。
使用されている無垢材は全て、「百年の森林構想」に基づいた持続可能な森林管理のもとで育まれたもの。森を守る取り組みに貢献しながら、暮らしの中で自然素材の心地よさを実感できるアイテムです。
百年の森林構想とは:岡山県西粟倉村が掲げる森づくりのビジョン。50年育てた森林をさらに50年かけて守り、百年の森として次世代に引き継ぐことを目指す取り組みです。
裏面には遮音性のあるゴムシートが一体化されていて、滑り止めと防音効果を兼ね備えています。さらに、原状回復できるため、賃貸でも気軽に取り入れやすいのがポイント。小さなスペースに部分敷きもできるので、「ちょっと模様替えしたいな」というときにも便利です。
クッションフロアの上に直接敷くと、裏面のゴムが元の床材を変色させるおそれがありますのでご注意ください。使用前に必ず床材の種類を確認することをおすすめします。
クリアタイプの塗装には、木材に浸透して汚れを防ぎつつ、木の呼吸を妨げないオスモ社の自然塗料を使用しています。そのため、小さなお子さまやペットがいる家庭でも安心です。
どれが一番カンタン?手軽さで選ぶ床材ランキング
「結局どのフロアDIYが一番簡単なの?」という声にお応えして、施工の手軽さを基準にしたランキングをまとめました!初めてDIYする方にも、安心な順に並べています。

ぜひ床材選びの参考にしてくださいね!
ランキング | 商品名 | 施工のしやすさ | カット方法 | 設置方法 |
---|---|---|---|---|
1位 | ピタユカ | 最も手軽。敷くだけでOK | カッターで簡単 | 敷くだけ |
2位 | ユカハリ・タイル | 工具不要。部分敷きもOK | 基本不要。必要ならゴム部分はカッター&木の部分はノコギリ | 並べるだけ |
3位 | リジッドクリックプレミアム | はめ込みに少し力がいる | カッターで数回切り込みを入れてカット | ハンマー+はめ込み式 |
4位 | KINO | はめ込むだけで施工可能。2辺ロック式構造でずれにくい | ノコギリでカット | ロック式ではめ込み |
フロアDIYをもっと簡単に!賃貸OKの頼れる両面テープ『ユカオ』

「せっかくキレイに敷いた床材、ズレてしまいそうで、ちょっと不安…」という方には、床用両面テープ『ユカオ』がおすすめです。
ユカオは、メーカーと友安製作所が何度も打ち合わせを重ねて開発したオリジナル商品。
しっかり貼れるのに床を傷めず、さらに業界初の熱に強い仕様なので、熱を加えてもテープがベタベタにならず、床暖房のお部屋でも安心して使えます。剥がしても跡が残りにくいので、模様替えやお引っ越しのときにも大活躍。
友安製作所のスタッフの中でも「床材を敷くときは、これさえあれば大丈夫!」と密かに愛用者が多いんですよ。
ぜひ『ユカオ』をお供に、フロアDIYをもっと気軽に楽しんでみてくださいね◎
まとめ|素足が喜ぶフロアDIYで、夏をもっと快適に
今回ご紹介した4つの床材は、どれも気軽に取り入れられるものばかりです。
「せっかくなら本物の木を楽しみたい」「まずは手軽に模様替え気分で試してみたい」
生活スタイルやお好みに合わせて、ぜひ、暮らしにぴったりの床材を選んでみてください。
お部屋の雰囲気が変わると、毎日の気分もちょっと変わるもの。
この夏は、裸足で気持ちよく、快適に過ごせるおうち時間を楽しんでみてくださいね。
でも、裸足で過ごすとフローリングがベタついて、不快に感じることってありますよね…