2025年もあと数日。皆さまにとって、今年はどんな1年だったでしょうか。私たち友安製作所は今年、たくさんのチャレンジとともに、さまざまな変化や節目を迎えた年でした。そんな1年を振り返るべく、社長のBossをはじめ、執行役員、部長・課長など、会社を最前線でひっぱってきたメンバーに「今年の一文字」をききました。
社長・Bossの一文字は、「転」
「転」と聞くと、転んでしまうようなマイナスな印象を受けるかもしれません。しかしBossがこの一文字に込めたのは、「とにかく大きな変化」という前向きなニュアンスです。
事務所の移転だけでなく、長年のプロジェクトに一区切りがついたり、新店舗をオープンしたりと、さまざまな転機を迎えた2025年の友安製作所。「変わる」という言葉では足りないくらい、勢いを持って大きく転換した。そんな意味が込められています。
Boss:「自分一人では見られなかった世界を見ることができた1年でした。同時に、ここまで来られたスピード感に驚いています」
そんな激動の1年の中で、特に印象的だった出来事を3つ挙げてもらいました。
- 世界に認められた「iFデザイン賞ゴールドアワード」受賞
ひとつ目は、「BRUSHUP」のiFデザイン賞ゴールドアワード受賞です。ドイツ・ベルリンでの授賞式は、友安製作所のものづくりが世界に認められたという感動と、ここまで連れてきてくれた方々への感謝の気持ちが込み上げ、忘れられない1日となりました。
- 400名超の熱気!「Factory Cafe CO-BA」オープン
2つ目は、新店舗「Factory Cafe CO-BA」オープンの際に開催したレセプションパーティーです。「FIRST GALA」と名付けたこのイベントには、日頃からお世話になっている関係者の方々が400名以上も集まってくださいました。想定を大きく超える400名以上のゲスト。会場が熱気につつまれた、幸せな1日でした。
- 笑顔あふれた「トモフェス2025」
そして3つ目は、11月に開催した「トモフェス2025」です。こちらは毎年恒例のプロジェクトですが、阿倍野の店舗前で開催するようになって5回目の今回は、お天気にも恵まれ、過去一番の盛り上がりを感じられました。会場で過ごす方々の笑顔を見ていると、「ここまでやってきたこと」が形になっていると感じられた1日でした。
執行役員・Sammy は、「博」

「大阪・関西万博」も、2025年の忘れられない出来事。友安製作所も八尾市のものづくりの魅力を伝える万博出展プロジェクト「リボーンチャレンジ」の一員として、大阪ヘルスケアパビリオンに1週間出展しました。
プロジェクトに参加した13社の中でも、友安製作所は空間プロデュース枠の出展で、実際にブースのデザインを担当したのがSammyでした。
Sammy : 「2年半準備してきたことが、形になった年。八尾市の色んな企業さんと一緒につくりあげるなかで、みなさんのものづくりに対する情熱を感じられたことも思い出深いです」
執行役員・Willは、「縁」

主にまちづくり事業と工務店事業を担当しているWill。自らが立ち上げたまちづくり事業は、5年目という節目を迎えました。
そんな中で、これまで出会ってきたものづくり企業や行政の方々が、友安製作所工務店に空間リノベーションを依頼してくださるケースが増えるなど、まさに「縁」によって仕事が繋がり、広がっていくことを実感した1年でした。
そして実は、Willにとっても2025年は「万博」に深く関わった1年でした。会場の什器(テーブルや椅子)を製作した「Co-Design Challenge」への参画をはじめ、万博に合わせた海外視察の受け入れや関連イベントの運営など、さまざまな角度から万博と友安製作所を繋ぐ存在として奔走しました。
will:「いろんな意味で万博YEARでした!海外からの訪問者もたくさん来たし、仕事が万博ざんまいで大変だったけど、仕事の幅が広がりました!」
執行役員・Moominは、「進」
製造物流課を担当しているMoominが選んだのは、進化の「進」。
今年、友安製作所では敷地内の建物をリノベーションし、オフィスの移転を行いました。さらに、旧オフィスも改装して新店舗「Factory Cafe CO-BA」をオープン。これらの大規模なリノベーションは、製造チームや工務店をはじめ、さまざまな部署のメンバーが力を合わせ、自分たちの手で成し遂げたものです。この大きなプロジェクトをやり遂げたことに、会社の力強い「進化」を感じています。
Moomin:「製造物流課の物流部門にとっても進化の年でした!福井県の物流拠点が拡大し、2拠点から出荷を行える体制が整いました。それぞれの場所で、スタッフたちが一丸となって頑張っています」
エクスペリエンスデザイン部 部長・Joyは、「開」
カフェ事業課にとって今年一番のニュースは、なんといっても新店舗「Factory Cafe CO-BA」をオープンさせたこと。Joyにとっては、単なる開店に留まらず、「店舗を増やす」という自らの目標が大きく「開いた」1年だったといいます。
Joyが新店舗のオープンにこだわる理由は、今いるスタッフたちがさらに成長し、より輝ける場所をつくりたいという強い思いがあるから。
実際に「Factory Cafe CO-BA」では、これまで阿倍野店の副店長を務めていたChelseaが店長に就任し、活躍しています。店舗をより良くしていくことはもちろん、それを通じてメンバーが新しいステージへと進んでいく。カフェ事業課では、そんな成長を大切にしています。
Joy:「4つのお店には個性があり、状況もさまざま。それぞれに良いことも苦しいこともあった一年でしたが、来年はさらに全店で躍進できるよう頑張ります!」
Factory Cafe CO-BA 店長・Chelseaは、「瞬」
店長として「Factory Cafe CO-BA」をスタートさせたChelsea。オープンからの半年は「一瞬」で過ぎ去ったと感じているくらい、毎日奮闘してきた1年でした。
はじめての店長業務。楽しいこともたくさんある反面、「頑張らないと!」と常に意気込みながら、必死で走り抜けてきました。そんな土台づくりの今年を経て、来年はもっとお店づくりを楽しみたいと考えています。
Celsea:「オープンからの半年間、ご来店いただいた皆さまありがとうございました。来年はもっともっとお店を知ってもらえるように、新しいメニューやー企画を打ち出していきたいと企んでいます!」
友安製作所Cafe 浅草橋店 店長:Kenは、「節」

新店舗「Factory Cafe CO-BA」の誕生に沸いた一方で、友安製作所Cafeの1号店である浅草橋店は、10周年という大きな「節目」を迎えました。
10月に開催した周年祭では日頃の感謝を込めて、特別メニューの提供やワークショップを開催。たくさんのお客様と一緒に、賑やかに10周年をお祝いすることができました。
Kenが「節」という文字を選んだのは、目標にしてきたこの大きな節目を無事に迎えられた喜びと、ここからまた次の「節目」に向けて進んでいくという決意からです。
Ken:「10年間、浅草橋店を愛していただき本当にありがとうございます!この冬にはディナーやスイーツメニューのリニューアルも行い、お店はまだまだ進化をつづけています!」
レンタルスペース事業課 課長・Ryeは、「蛻」
虫などが脱皮して、幼虫から成虫へ向かっていく様子を表すことば「蛻」。レンタルスペース事業「カシカシ」のリーダーRyeはそんな個性的な一文字を選びました。
その心は、大きな変化とともに成長したチームの姿を表しています。メンバー全員がこれまでの仕事に加えて、新しいことに挑戦したことで、今までとはひと味違うチームの成長を感じられたといいます。
Rye:「今年は脱皮できたので来年は、羽ばたいていきたいです!」
情報システム課 課長・Johnnyは、「成」
社内システムや自社コンテンツのバックヤードを支える情報システム課。Johnnyが選んだのは、長年のプロジェクトがいくつも形になったことを象徴する「成」の一文字です。
今年最大のニュースは、なんといっても「友安製作所 公式アプリ」のリリース! 数年間にわたり社内で開発を続け、ようやく念願の完成を迎えました。公式オンラインストアから読み物、各事業の最新ニュースまで、友安製作所のすべてを詰め込んだアプリです。
現在は先行リリースのiOS版に加え、Android版も鋭意制作中。自分たちの手で作り上げたアプリを通じて、お客様との繋がりをより深く、便利にしていけることに期待しています。
Johnny:「今年大きなプロジェクトが完成したことで、来年は攻めていく余裕ができました!新しいことにどんどん取り組んでいきたいです」
製造物流課 課長・Punchは、「新」

製造物流課では、今年を象徴するふたつの「新」がありました。ひとつは、4月に製造物流課はじめての新卒社員Chal(チャル)を迎えたこと。Chalはこの春大学を卒業して友安製作所に入社してくれましたが、製造の分野は未経験。材料のカットや下処理から学び始め、いまでは塗装を担当。溶接や木工の技術も身につけようとゼロから練習に取り組んでいます。
ふたつ目は、オリジナルブランド「TEKKICRAFT」をリニューアルし、新ブランド「by TOMOYASU S.S.」をスタートさせたことです。単にブランド名を変えただけでなく、コンセプトづくりから製造メンバーとブランドコミュニケーション課が一緒になっておこなったことで、よりつくりたいものや、目指すべき姿が明確になったといいます。
Punch:「Calの頑張りによって任せられることが増えてきたので、他のメンバーが新しい仕事に挑戦できるようになりました!来年はより気合いと根性で進んでいきます!」
ソリューション営業課 課長・Geneは、「淡」

オンラインストアを通じて商品をお届けすることが多い友安製作所。ソリューション営業課では、電話やメールをつかってお客様のお買い物をサポートしています。
課長のGeneの今年の漢字は「淡」。日々色々なことがある中でも、自分を持って淡々と仕事をしてきたというチームの集中力を称えた一文字です。
Gene:「チーム一丸となり、ひとつの方向に向かって歩んでこれた充実した1年でした」
ブランドコミュニケーション課 課長・Cuminは、「野」

友安製作所の広報やブランディングを担当するブランドコミュニケーション課。このメディアの運営をはじめ、公式SNSや自社イベントの開催を手がけるなど、お客様と一番近い距離にいるチームです。
部署がスタートしてからの1年間、さまざまな発信活動に取り組んできた中で、課長Cuminが選んだ一文字は「野」。
今年は運営するキャンプ場を舞台に「トモフェス森のなか」という新たなイベントを成功させることができたという所から連想したそう。またCumin自身もキャンプにハマった1年ということで、公私共に「野」に近づいた年でした。
また、これまで2人だったメンバーが今年は5人になったことで、来年からはもっともっと自分たちもやりたいことを形にしていきたいという「野望」の意味も込められています。
Cumin:「今年も目まぐるしく動き続けた1年でしたが、頼もしいメンバーが増えたことで、来年への期待感が高まりました!」
会長・Donは、「飛」
長年に渡り、前向きな変化を重ねていく友安製作所を見守ってきた会長のDon。今年は友安製作所にとって「飛躍」の年だったと感じています。色んな出来事やイベントがあって、その分慌しい時期もあったので、来年は落ち着いてものごとを見る姿勢を大切にしたいそうです。
Don:「何より、今年も1年健康で友安製作所を見守ることができてよかった!」
おわりに
20025年の友安製作所をふり返る「今年の一文字」、いかがでしたでしょうか?
この記事を通して、私たちが全力で駆け抜けた1年の温度感が少しでも皆さまに伝わっていれば嬉しいです。
こうして私たちが新しい挑戦を続け、たくさんの節目を笑顔で迎えられるのは、日頃から友安製作所を見守ってくださる皆さまがいてくださるからこそ。
この1年、多くのあたたかい応援をいただき、本当にありがとうございました。
2026年も、歩みを止めることなく、スタッフ一同さらなる挑戦を続けてまいります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。それでは皆さま、良いお年をお迎えください!































