「理想のテーブルが見つからない」という人、いませんか?
家具選びで悩むことが多いテーブル。サイズが大きすぎたり、デザインが少しイメージと違ったりと、毎日使うものだからこそ、妥協はしたくないですよね。
それなら、「自分でつくってみる」という選択肢はいかがでしょうか?
「DIYなんて難しそう」と感じるかもしれませんが、実はホームセンターで選んだ「天板」に、こだわりの「テーブル脚」を組み合わせるだけで、高見えする家具が完成します。
熟練の職人が手がける「by TOMOYASU S.S.」のアイアン脚の重厚感があれば、ホームセンターの板でも、おしゃれなカフェやインテリアショップにあるような「一生モノの家具」に生まれ変わるんです!今回は、編集部が2人掛けのテーブルづくりに挑戦しました。
目次
準備するもの
天板づくりで使うもの
・天板(好きな木材)
大きな板をまっすぐ切る自信がなくても◎。ホームセンターにはさまざまな板が並び、希望のサイズにカットしてくれるサービスが充実。特に初心者の方におすすめなのは「集成材」です。小さな木材を組み合わせてつくられているため、一枚板に比べて反りや割れが出にくく、強度が安定しています。表面も平らでやすりがけや塗装がしやすいため、初めてのテーブルづくりでも失敗が少ない素材です。
★プロのアドバイス
自分で切るのが不安な方は、ホームセンターの「木材カットサービス」を利用しましょう。要相談で、ミリ単位にカットしてもらえます。
・保護オイル(木材用塗料)

木の寿命や美しさを長持ちさせるために欠かせないアイテム。なかでもおすすめなのが、国産の自然塗料「U-OIL」。木目を活かしたぬくもりのある質感が魅力です。撥水・耐光性も期待でき、屋外用テーブルにも使えます。
・カッター(爪付き)
お尻の「爪」がペイント缶のフタを開けるのに大活躍します。
・サンドペーパー
木材のザラザラ(荒さ)を削るために使います。サンドペーパーの粗さは番号で表示されており、数字が小さいほど粗く、大きいほど細かいです。
<目安>
粗目:#40〜#100
中目:#120〜#240
細目:#280〜#800
極細目:#1000〜
★広範囲を綺麗にしたいときは‥‥‥
4人掛けなどの大きな天板や、表面の凹凸が気になるときは「友安オリジナルハイピッチファイル」がおすすめです。木材を接ぎ合わせた際のわずかなズレや、古い塗装を剥がす際にも活躍します。
※#100(粗目)のみの展開のため、もともと表面が滑らかに加工されている場合は、削りすぎないようご注意ください
・端材(サンドペーパーを巻き付ける用)
・カップ(オイルを入れる用)
・ゴム手袋
・ウエス(またはハケ)
集成材のメンテナンス用として、オイルを吸収してくれる布。ホームセンターで気軽に購入できます。

テーブル脚取り付けで使うもの
・アイアンカットフレームロの字型テーブルの脚 2脚1セット(好きなサイズ・色)

角度を付けて斜めに切り取られた「ロ」の形をしたフレームが、空間に心地よいリズムを生むテーブル脚。シンプルなのに、見る角度で表情を変える立体的なデザインが魅力です。お気に入りの天板を載せるだけで、日常がワンランク上の空間に変わります。
<サイズ>
高さ:38cm、55cm、67cm
奥行:40cm、55cm、70cm ※こちらのサイズから選べます
・電動ドライバー&下穴ドリル(3mm)

・ビス(天板の厚みに合わせたもの)
※テーブル脚には付属していないため、天板厚に合わせてご用意ください(例:天板厚30mmなら長さ20〜25mmの木割れ防止ビス)。
・えんぴつ
・マスキングテープ
【Step 1】木を育てる。ホームセンターの板が「一生モノ」に変わる天板づくり
天板は、その上に物を置いたり触れたりと、人が一番触れる重要パーツ。丁寧に扱うことで、愛着のわく仕上がりになります。
①サンドペーパーで集成材を削る
端材に、中目のサンドペーパーを巻き付け、集成材の表面と角を全体的に削ります。
※撮影で使用したサンドペーパーは#120
②U-OILを塗る
カッターの爪を使い、てこの原理でU-OILの缶を開けます。ウエスにオイルを浸し、木目に沿って薄く伸ばしていきます。片面ができたら2時間以上あけ、反対側も塗布します。
オイルは「少量ずつ、薄く」が鉄則。塗布して10分ほど経って表面に残った分は、綺麗な布で拭き取るとムラなく仕上がります。
③乾燥させる
拭き取りありなら約1時間(指触乾燥)、なしなら約2時間。完全乾燥には12〜24時間ほどおきます。乾燥中にホコリがつかないよう注意します。
④サンドペーパーで整え、2度塗りで仕上げる
オイルが乾燥した後、表面を触ってみてください。少しザラつきを感じるかもしれませんが、これはオイルが木に浸透する際に木の繊維が起き上がるためで、順調に仕上がっている証拠です。
1. 仕上げ磨き:細目のサンドペーパーで表面をなでるように軽く磨き、ザラつきをOFF
2. 2度塗り:表面の粉を綺麗に拭き取った後、もう一度薄くオイルを塗り込みます
※撮影で使用したサンドペーパーは#320
磨きと2度塗りの手間をかけることで、見た目の深みが増し、手触りも驚くほどサラサラに。傷や汚れにも強くなるので、長く愛用するテーブルには欠かせない工程です。

一晩乾燥させた後、表面のザラつきを細目のペーパーで磨くと一気に滑らかな質感に!2度塗りの工程がスムーズでした♪
【Step 2】by TOMOYASU S.S.の脚を組み合わせ、世界にひとつのテーブルへ
いよいよby TOMOYASU S.S.の脚を取り付け、テーブルを完成させます。
★撮影に用意したサイズ
天板:60cm×80cm、厚み30mm
テーブル脚:高さ67cm×奥行55cm(2人掛けダイニングテーブルのサイズ)
①希望の位置に脚を配置し、ビス穴に印をつける

天板の裏面に脚を置き、穴の位置をえんぴつでなぞります。
四隅ギリギリにするか、少し内側に寄せるかで印象が変わります。実際に置いてみて、見た目のバランスと安定感をシミュレーションしましょう。
②電動ドリルで下穴を開ける

厚さ30mmの天板に対し、下穴ドリル(3mm)を使って穴を開けます。

初めてのDIYだと、下穴をどのくらいの深さまで開ければいいか迷いますよね。目安はビスの長さよりも少し浅いくらい(今回は25mm程度)です。目安となる位置にマスキングテープを巻いて印をつけておくと、深さを一目で確認できるので、穴の開けすぎを防げます。また、すべての下穴を均一な深さで効率よく開けられるのでおすすめです。
③ビスでテーブル脚を固定する
ビスをテーブル脚に固定するため、ドライバービットに付け替えます。用意したビスで片脚ずつ取り付けていきます。
振動による脚のズレを防ぐため、しっかりと確認しながら軽く締めていきましょう。全体のバランスを見てから最後に「本締め」すると、ガタつきなく固定できます。
④完成

ナチュラルなスタイルにぴったりなテーブルができました。食事やデスクワークだけでなく、物置き用のデスクとしてもおしゃれに使えそうです。

天板づくりから脚の取り付けまで、すべてひとりでできました! 手順がシンプルなので、DIY初心者の方でも挑戦しやすいはずです!
理想を形にする「by TOMOYASU S.S.」のテーブル脚は他にもたくさん

今回使用したテーブル脚は、友安製作所が企画から製造販売までを一貫して手掛けるオリジナルブランド「by TOMOYASU S.S.」のものです。私たちのルーツは、長年培ってきた町工場の職人技術にあります。ブランドが目指すのは、鉄や木といった素材が持つ本来の美しさを引き出し、空間に心地よいリズムを生むデザインを追求すること。
このテーブル脚も、単に天板を「支える道具」ではなく、それ自体が美しさを放つ「機能美」にこだわりました。現在は13種類のラインナップを展開。職人の手仕事が宿る脚を組み合わせることで、手づくりのテーブルは特別な存在感を放ちます。
まとめ:日常を彩る、手づくりのぬくもり
いかがでしたか? 「テーブルを自作する」と聞くと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、お好みの天板と、by TOMOYASU S.S. のテーブル脚があれば、驚くほど本格的な一台が完成します。
自分で木を磨き、塗料で美しく色を施し、脚を固定してつくり上げたテーブルは、手をかけた分の思い入れが吹き込まれます。
天板や道具は近くのホームセンターで揃うものばかり。そこに私たちのこだわりの脚を添えて、理想の暮らしを叶えるテーブルづくりにぜひチャレンジしてみてください。





















集成材の角は手で触って痛くないくらいに、軽く落とします。板に巻き付けると力が均一に伝わり、手触りが劇的に良くなります!