秋冬インテリア♪窓回りはどうする?  ~実際のところ、プランナーに聞いてみました!~

寒い季節のインテリア、皆さんはどうしてますか? 「春夏と同じ」という人は、もったいない! ぜひ模様替えにチャレンジして下さい。特に窓回りの装飾は、“替えるのがベスト!”。その理由や、オススメの秋冬窓回り、アイテムを選ぶ際に気を付けることなどを【窓装飾プランナー】のColinに聞いてみました♪

秋冬に窓回りインテリアを替える理由

Colin「窓はご存知のようにガラスが主体で構成されていますよね? ですから、いくら近年の窓の密閉性が高くなったと言っても、どうしても冷気が入ってしまうことが…。さらに夏の薄いカーテンやロールスクリーンをそのまま使っていたら、余計に冷気が入り込み、部屋の暖房効率も下がってしまいます。そこで活躍するのが、窓回りのインテリアです。特にオススメなのが、カーテン!」

秋冬にカーテンがイイ理由

Colin「カーテンは付け替えも簡単ですし、カーテンを吊るすこと自体で、窓との間に空気の層ができ、断熱材のような役割をしてくれます。また、 冬を快適に過ごせるような様々な機能が付いたものや色柄も豊富ですので、使う人それぞれの目的に合ったものが選べます」。

次に、具体的に秋冬に合った機能とはどんなものがあるのか教えてもらいました。

高機能カーテンで寒さ対策

★暖か機能➀「遮熱カーテン」

遮熱カーテンとは、熱を反射させる機能を持ったカーテンのこと。夏場は太陽光を跳ね返すので、室内に熱がこもらず冷房効率も上がります。こういった機能で夏に使用するイメージが強いようですが、遮熱の生地自体が厚めで外気を通さないものが多いため、冬にもピッタリなんです。

暖か機能②「遮光カーテン」

ほろほろ  (ベージュ)

文字通り光を通さない特殊なカーテン。外気も防ぐため保温性・保冷性も高く、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるアイテムです。遮光カーテンには、完全遮光、遮光1級、遮光2級、遮光3級といったふうに等級によって遮光率が異なります。

色選びで暖かく♪

Colin「色選びも心理的に暖かくなれるポイント。秋冬は暖色系のアイテムを合わせるインテリアがオススメです。その中でも、色の鮮やかさを表す「彩度」が高いと 気持ちが高ぶり、彩度が低いと落ち着くと言われていますので、自分がどんな空間にしたいかで色を選んでいきましょう。 色の効果を最大限に生かして 暖かい部屋づくりをしたいですね。

丈や形状で暖かく

★長めの丈で冷気をシャットアウト

フロース (ブルー)

Colin「通常のカーテン丈は、上の写真のように窓から10~15㎝程度にすることが多いですが、このカーテン丈を床まで覆うと断熱効果も高まります。カーテンレールも伸ばして横幅も広く取れば、さらに効果的。ただし、こういった腰窓の場合は窓の下に家具などを置くことも多いので、その際は注意が必要です。

★カーテン上部の仕様で

【タック仕様】

カーテンのフックをかける部分をつまんで、ヒダを取ったものがタック仕様。

◆メリット → ドレープができることで空気の層ができ、保温性が高まります。また、高級感もあります。

【フラット仕様】

ヒダを取らずに、カーテンの幅そのまま設置する仕様。

◆メリット →  タック仕様に比べると、若干保温性が落ちてしまいます。フラットにする場合は、遮熱や遮光の機能があるものを選びましょう。

プランナーが本当にオススメする秋冬 窓回りテク

フリダ(グリーン)

Colin「機能性のあるカーテンや形状を工夫することで冷気をカットする方法をご紹介してきましたが、私が一番オススメするのは…

【柄物の厚手カーテン+裏地+レースカーテン】

機能性のあるカーテンは、どうしても柄物が少なかったり地味になりがち。厚手生地で好きな柄を選び、「裏地を付ける」というテクニックを使うと、断熱性も保たれ、好きなお洒落も我慢しなくていいんです!

特におすすめなのが、写真のようなインポートのカーテン。日本製では見られないような柄も多く、お部屋が一気にお洒落になりますよ。秋冬は、こんなチェック柄も視覚的にも暖かみがあっていいですよね。

まとめ

カーテンなどの窓回りインテリアは、ついついずっと同じものを使い続けてしまいますよね。でも、季節によってファッションと同じように衣替えすることによって、見た目だけでなく、過ごしやすさも変わってきます。ぜひ今回の記事を参考に、お洒落で過ごしやすい空間を、窓回りからつくってみてくださいね。