時間とともに育つインテリア。真鍮やレザーが魅せる“経年美化”

「せっかくお迎えするなら、長く愛着を持てるものを」「気に入ったアイテムを長く使いたい」 。
サステナブルな考えが浸透してきた近年、インテリアアイテムにもそういった要素を求める人が増えてきました。

だからこそおすすめしたいのが「経年美化」が生まれるアイテムたち。
真鍮やレザーといった、時間が経つことによって魅力が増すアイテムを「持ち主自信が育てる」楽しみとして味わってみませんか?

「経年変化」とは?時間とともに育つモノの魅力

経年変化(エイジング)とは、革や金属、木材などの素材が、日光を浴びたり、人の手に触れたり、空気に触れたりすることで、その色合いや質感が少しずつ変化していくことを指します。

革製品の艶や、真鍮や銅の緑青、使っていくうちについてしまった小さな傷、色のくすみ。それらは決して「劣化」ではなく、持ち主がそのアイテムと過ごした時間の証。ポジティブな変化なんです。

次々と新しいものを消費するのではなく、ひとつのモノとじっくり向き合い、自分の手で「育てる」。そんなプロセスを楽しむことが、“モノを育てる”醍醐味です。

私たちが大切にしている「経年美化」という考え方

モノづくりを行う友安製作所では、単に時間が経って変化する(=古くなる、傷む)のではなく、時間とともにその美しさを増していく「経年美化」という言葉を大切にしています。

私たちがつくるアイテムは、お客様の手元に届いた真新しい瞬間が100%の完成形ではありません。

お客様のもとで日々の暮らしに寄り添い、一緒に年を重ねていくことで、はじめて本当の美しさが完成する。そんな風に、長く愛せる「未完成の美しさ」を持ったアイテムをお届けしたいという想いを込めています。

経年美化を楽しめるアイテム:真鍮(ブラス)

ここからは、そんな「経年美化」を実際に日々の暮らしに取り入れやすく、美しい変化を楽しめる素材とアイテムをご紹介します。

深みを増すアンティークな輝き。真鍮(ブラス)のインテリア

アクセサリーやインテリアのアクセントとして人気の真鍮(ブラス)。真鍮は銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金で、5円玉や吹奏楽器などにも使われています。

手元に届いたばかりのキラキラとした輝きも素敵ですが、空気や皮脂に触れることによって酸化し、少しずつ落ち着いた飴色、ダークブラウン、そしてアンティークな黒色へと変化していきます。お手入れの仕方によっても表情が変わり、自分好みに育てていく面白さがある素材です。

特に真鍮特有の「緑青(ろくしょう)」と呼ばれる青緑色のサビは、まるで長い年月を経たアンティーク品のような深い味わいを出してくれます。

「緑青」は鉄の赤錆と違い、金属自体を保護する膜なので、金属が腐食しているわけでもなく、人体にも影響がないことがわかっています。

真鍮特有の緑青を出したメタルプランツ「パティーナ」

「パティーナ(Patina)」は、ラテン語で「経年変化の味わい」や「錆・艶」を意味します。
このパティーナの葉っぱの表面を彩る緑色、実は真鍮特有の経年美化、「緑青(ろくしょう)」なんです。その緑青で、葉っぱの緑色を表現した他にはないユニークなデザイン

また、パティーナは、葉っぱも茎も真鍮でつくられたメタルプランツ。フェイクグリーンと同じように水やりや虫の心配がないため、手間なくおしゃれなインテリアが楽しめるアイテムです。

ちなみに、バナナの葉をモチーフにした「アンティークバナナリーフ」もおすすめです。

経年美化のポイント

通常は時間が経ってから現れる緑青をデザインとして取り入れているので、おうちに迎えた瞬間からアンティークな雰囲気に。
さらに時間が経つにつれ、経年美化の魅力も味わうことができます。
※経年美化には個体差があります。

曲線が美しい真鍮トレイ「ドロップトレイブラス」

ころんとした「しずく」をモチーフにした、愛らしいフォルムの「ドロップトレイブラス」。S・M・Lの3つのサイズ展開で、暮らしのさまざまなシーンに寄り添ってくれるアイテムです。

玄関先で毎日手に取る鍵の定位置にしたり、ゆったりとした時間を過ごすためのお香の受け皿にしたり。
ぽってりとした丸みのあるデザインが真鍮のシャープさを和らげ、空間に優しい温もりを与えてくれます。

経年美化のポイント

鍵や小物を出し入れする際によく手が触れるトレイの内側と、空気にじっくりと触れる外側のフチの部分とで、少しずつ色合いの変化に違いが生まれていきます。
また、しずく型のなめらかな曲線に沿って真鍮ならではのくすみが生まれると、美しいグラデーションになることも。
※経年美化には個体差があります。

3つのサイズ展開

手軽に取り入れられる真鍮「カトラリーレスト」

食卓に彩りと温もりを添えてくれる「カトラリーレスト」も真鍮製に。 友安製作の職人が無垢の真鍮をひとつひとつ丁寧に削り出してつくった、自社ブランド「by TOMOYASU S.S.」の製品。手しごとの温かみが伝わるアイテムです。

お城のような重厚感のある「おしろ」、華奢でシンプルな六角形の「ろっく」、リボンのような柔らかな曲線が愛らしい「くるん」の3つのデザイン。
和食のお箸にも、洋食のカトラリーにも馴染み、いつものティータイムやご飯の時間を少しだけ特別で贅沢な気分にしてくれます。

小さなアイテムながらもテーブルのアクセントになり、ご自宅用としてはもちろん、大切な方への贈り物にもぴったりです。

経年美化のポイント

食事やティータイムなど、毎日触れることが多いアイテムだからこそ、真鍮ならではの色の変化を最も身近に感じられるアイテムです。
そのまま味わい深いくすみを楽しむのもよし。また、元の輝きを取り戻したい場合は、柔らかい布で優しく磨いてあげることでまた違った表情に。好みに合わせて、お手入れの時間ごと楽しめるのが無垢の真鍮の魅力です。

葉のモチーフが可愛い「ミニリーフトレイ」

自然の美しさをそのまま切り取ったような「ミニリーフトレイブラス」。真鍮を丁寧に曲げ、本物の葉っぱが持つ柔らかなしなりや細かな葉脈を忠実に再現した、手のひらサイズの可愛らしいトレイです。

アンティークな雰囲気たっぷりのマットな質感も魅力。ベッドサイドや玄関にそっと置いて、毎日身につけるリングやピアスの特等席に。小ぶりながらも、温もりと存在感のあるアイテムです。

経年美化のポイント

葉脈の細かな凹凸や、緩やかなカーブを描くフチの部分は、空気に触れたり、アクセサリーを置く際に指先が触れたりすることで、少しずつ色の濃淡が生まれていきます。

使い込むほどに陰影がくっきりと浮かび上がり、まるで本物の「落ち葉」が時を経て、より深みを増していくような、立体的で奥深い表情への変化を楽しめます。
※経年美化には個体差があります。

水気のある場所では細目に水分を拭き取りましょう

毎日使うものだからこそ特別に「ペーパーホルダー ブラス」

毎日必ず使うトイレというプライベートな空間こそ、少しだけこだわりのアイテムを取り入れてみませんか?

「ペーパーホルダー ブラス」は、真鍮という素材の美しさをそのまま活かした、無駄のないシンプルなデザインのトイレットペーパーホルダーです。
真鍮ならではのずっしりとした重厚感と温かみがあり、備え付けのものから付け替えるだけで、見慣れたレストルームがまるでホテルのような洗練された空間に生まれ変わります。

※ペーパーホルダーにプラスするだけで使える真鍮トイレットペーパーWホルダー「ぶらんこ」もおすすめ。

経年美化のポイント

ペーパーを引き出すたびに手が触れるフタの先や、ペーパーを交換する軸の部分から、少しずつ真鍮特有の深い色合いへの変化が始まります。
毎日家族が使うことで自然に磨かれて艶が出る部分と、空気に触れてアンティークのようなくすみを増していく部分。それぞれの部分で経年美化が進み、魅力的なグラデーションになると、さらにレストルームも洗練されますよ。
※経年美化には個体差があります。

真鍮の輝きを取り戻したい場合は…

「飴色の鈍い輝きも素敵だけど、真鍮特有のキラキラした金色に戻したい」という方は、歯磨き粉、または金属研きを馴染ませた柔らかい布で磨きましょう。

経年美化の味わいを残しつつキレイにしたいという人は、歯磨き粉がおすすめ。よりキラキラした輝きを取り戻したい人には、「ピカール」など市販の金属研きがおすすめです。

経年美化を楽しめるアイテム:レザー(本革)

使うほどに手になじむ。本革のレザークラフト

経年美化を楽しむ素材の代表格といえば、やはりレザー(本革)
使うほどに手の脂や摩擦によって自然な艶が増し、自分だけの色に染まっていく喜びは、レザーならではのもの。
無骨でワイルドなイメージもあるレザーですが、アイテムや合わせ方によって、ナチュラル系や北欧インテリアにも馴染むようなデザインが人気です。

食卓にヴィンテージな風合いを「レザープレイスマット」

毎日の食卓やワークスペースを、ぐっと雰囲気のある空間に変えてくれる「レザープレイスマット」。

表面には丈夫なバッファローレザーを使用し、革の表面を細かく起毛させる「ヌバック加工」を施すことで、ずっと撫でていたくなるような、しっとりと柔らかな触り心地に仕上げました。
裏面は温かみのある羊毛フェルトとの2重構造。食器や小物を置くときのカチャッという音や衝撃を優しく吸収してくれます。

いつもの食事を並べるランチョンマットとしてはもちろん、お気に入りの雑貨や観葉植物を飾るディスプレイマットや、パソコン周りのデスクマットとしても、暮らしのさまざまなシーンに上質な彩りを添えてくれます。

経年美化のポイント

表面を起毛させたヌバックレザーは、長く愛用していくうちに少しずつ起毛が寝ていき、摩擦やオイルによって、しっとりとした上品な艶が生まれてきます。
日々の食事やティータイム、作業の時間を共にすることで、より一層ヴィンテージ感と色の深みが増し、特別な一枚へと育っていきますよ。
※経年美化には個体差があります。

しっとりとした艶に育つ「レザークッションカバー」

「レザークッションカバー ストーンウォッシュバッファロー」は、強度が高く水にも強いバッファローレザー(水牛革)を使用したアイテムです。表面には「ストーンウォッシュ加工」が施されており、新品でありながらもヴィンテージのような無骨でこなれた風合いが魅力。

中央にあしらわれたヘリンボーン編みのラインが、さりげないデザイン性をプラスしてくれます。クールなインテリアはもちろん、女性らしいナチュラルなお部屋や、モダンなインテリアの引き締め役としても、空間をおしゃれにランクアップしてくれますよ。

経年美化のポイント

一般的な牛革とはまた違った、独特の経年美化を楽しめるのがバッファローレザーの醍醐味です。
使い込むうちに柔らかくなり、摩擦によって艶も生まれていきます。
ソファでくつろぎながら、毎日のおうち時間でたっぷり触れることで、革が少しずつほぐれて柔らかく馴染んでいきますよ。使うほどにしっとりとした深い艶へと変化していく過程を味わってください。

イチオシのレザークラフトシリーズ

友安製作所では、時間の経過とともに魅力を増す本革を贅沢に使用したレザークラフトシリーズ「KARANA ATLIER(カラナアトリエ)」を展開しています。
レザーマガジンバスケットや、さまざまなレザークッションカバーなど12種をご用意。日々の生活の中で触れるたびに、少しずつあなたらしさが刻まれ、手放せない相棒へと育っていきます。

まとめ:時間をかけて自分だけのアイテムに

傷ひとつない真新しい状態も魅力的ですが、時間をかけて少しずつ「自分だけの形」へと育っていくアイテムには、何にも代えがたい愛着が生まれてきます。

真鍮が魅せるアンティークのような奥深い色合いや、レザーの手になじむしっとりとした艶。
「古くなる」のではなく、時間をかけて「美しくなる」。 そんな“経年美化”の豊かな時間を、まずは小さなトレイやクッションカバーといった身近なインテリアから、毎日の暮らしに取り入れてみませんか?

これからの時間を一緒に重ねていきたくなるような、あなたにとってのとっておきのアイテムとの出会いがありますように。