目次
1. はじめに:夏の暑さ対策、何から始める?
年々厳しさを増す日本の夏。エアコンだけではなかなか冷えず、光熱費も気になる——そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。実は、室内の温度上昇の多くは“窓”から入り込む熱が原因の一つといわれています。そこで注目されているのが、熱を遮る機能を持ち合わせた「遮熱カーテン」です。
本記事では、遮熱カーテンの仕組みや、友安製作所のおすすめ商品をご紹介しながら、快適な夏の過ごし方を提案します。
▼今回お話を聞いたのは…

Sammy(サミー):友安製作所 執行役員
友安製作所の好きなところ:働きやすい環境で楽しく仕事ができるところ
今情熱を注いでいること・趣味:山登り
メッセージ:お客様に心地よい空間をご提供できるよう頑張ります!
インテリアコーディネーター・窓装飾プランナー・照明コンサルタントの資格を持ち、空間づくりのプロフェッショナルとしても活躍中◎
2. 遮熱カーテンの仕組みとは?
遮熱カーテンとは、太陽光に含まれる熱(赤外線)を反射・吸収することで、室内への熱の侵入を防ぐカーテンです。
一般的なカーテンと比べて特殊な糸やコーティングが施されており、夏は涼しく、冬は室内の暖気を逃がしにくくする「断熱」効果もあります。
遮熱カーテンを取り入れることで、日中の室温上昇を抑えられるほか、エアコンの効きも良くなり、電気代の節約にもつながります。

カーテンって“目隠し”のイメージが強いんですが、実は“断熱”の用途でもすごく重要なんです。特に、遮熱性能のあるカーテンは、夏は日射を跳ね返し、冬は暖気を逃さない仕様になっているので、季節問わず、室内の温度環境を整える力がありますよ。
3. 遮熱カーテンの選び方
遮熱カーテンを選ぶ際に注目したいのは、以下のポイントです。
遮熱率・UVカット率
どれだけ熱や紫外線をカットできるかを数値でチェック。遮熱率が高いほど、室温上昇を抑える効果が大きくなります。UVカット率は家具やフローリングの日焼け防止にも役立ちます。
デザイン性
生活空間に合う素材感や色合いも大切。機能面だけでなく、空間全体の雰囲気づくりにも直結します。
遮光性や防炎性など、追加機能の有無
寝室には遮光タイプ、火を使うキッチン近くには防炎機能付きなど、部屋の用途に合わせた選び方がポイントです。
たとえば、風通しを残したい場所にはリネン素材やシアータイプのカーテン、西日が強い部屋には遮光+遮熱タイプのカーテンなど、お部屋の用途に合わせて選ぶのがおすすめ。
窓の方角や使用シーンを意識して選ぶことで、効果的な対策につながります。
4. 友安製作所のおすすめ遮熱カーテン5選
遮熱カーテンには大きく分けて2種類あります。
ひとつはシアーカーテン。
透け感のある薄手のカーテンで、主に「レースカーテン」と「ボイルカーテン」に分かれます。
レースカーテンは編み機で作られ、模様やデザインが豊富。一方のボイルカーテンは織機による平織りで、均一な透け感と風に揺れる軽やかさが特徴です。遮熱機能付きのものを選べば、通気性を保ちながら日差しと熱をやわらげます
もうひとつは厚手の遮熱カーテン。
生地の厚みで保温性が高まり、外からの熱をしっかり遮ることで、結果として外からの熱の侵入も抑える“遮熱効果”が生まれます。

シアーカーテンと厚手生地タイプ、好みに合わせて選んでいただけます。友安製作所では、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた遮熱カーテンを多数取り揃えていますよ!
シアーカーテン
約18℃も温度上昇カット!空気のこもりやすい部屋にもぴったりな省エネ多機能カーテン

エコカラリンは、生地にTEIJINの高機能素材「ecolier(エコリエ)」を使用しています。繊維に含まれる特殊な金属酸化物が太陽熱を反射することで、夏の暑い日差しを遮り、お部屋の温度上昇を抑える働きが。何もしていない部屋と比べて、約18度も湿度上昇をカットすることも立証されています。
さらに、冬は冷気をブロックするので、一年を通して快適で省エネな暮らしをサポート。防炎機能も備えているため、火気のあるキッチンなどでも安心して使用できます。

やさしいナチュラルカラーのデザインは、子ども部屋やリビングなど、家族が集まる空間にもぴったり。見た目と機能性を両立した、まさに理想のカーテン”です。また、防炎機能があるのでキッチンなどの火を使う場所にもおすすめ。
遮熱・UVカットができるリネン風カーテンって珍しい!“軽やかさ”と“機能性”を両立した一枚

リーネルは、リネンのような自然素材の風合いを持ちつつ、遮熱・UVカット機能をしっかり備えたレースカーテンです。UVカット率は85.1%と高く、日差しによる室内温度の上昇を抑えながらも、ほどよい透け感で部屋を明るく保ちます。軽やかな質感は圧迫感がなく、ナチュラルテイストや北欧スタイルのインテリアにもなじみやすいのが特長。日中の目隠しとしても活躍し、リビングや寝室、ワークスペースなど様々な空間にマッチします。

リネンの風合いを保ちながらも、気になるUVカット機能を持ち合わせている万能アイテム。インテリアの雰囲気を壊さずに、それでも機能性はほしい!という方にも、ぜひおすすめしたいです。
厚手生地タイプ
見た目はシンプル。機能性はダントツ。日差しの強い場所にはまずこれ!

ウルトラサンシェードには、屋外でも使えるサンシェードタイプと室内用のカーテンタイプがありますが、今回はカーテンタイプをご紹介します。遮熱率64.5%、UVカット率99.99%という高性能を誇り、特に日差しの強い西向きの窓や直射日光が差し込む部屋に最適。高機能ながらシンプルで使いやすいデザインで、ベランダに面したリビングやダイニングの窓にぴったりです。さらに、裏地のアルミコーティングにより気密性が高く、遮音・防音効果も期待できます。外の騒音を防ぎ、室内の音漏れを軽減するため、寝室にもおすすめ。また、風を通しにくいため、冬場の冷気をシャットアウトし、保温効果も発揮します。

スタッフも暑い撮影の中、ウルトラサンシェードの下にいるとまるで木陰にいるかのような涼しさにびっくりしたことも!機能性で選ぶならウルトラサンシェードがおすすめです。エアコンの効きも良くなり、省エネにも貢献できる点も◎
寝室にこそ“暗さ”と“涼しさ”を。豊富なカラバリと美しいドレープが魅力

プライムは、遮光・遮熱・防炎と三拍子そろった多機能カーテン。遮光1級のため、朝日や西日をしっかり遮り、夏場の室温上昇を抑えつつ、快眠空間をサポートします。生地にはしっかりとした厚みがありながら、ドレープ性が高く、美しいウェーブが生まれるのも魅力の一つ。落ち着いたトーンからお部屋をパッと明るく見せる豊富なカラーバリエーションで、モダンからシンプルナチュラルまで幅広いお部屋づくりに対応可能。寝室や書斎など、外部からの光を遮りたい場所にもおすすめしたい商品です。
落ち着いたくすみカラーが魅力。どんなお部屋にも馴染みやすい多機能カーテン

フォギーグリージュは、グレイッシュなスモーキーカラー展開で、モダンにもナチュラルにもなじみやすく、幅広い空間にフィットするカーテンです。
分厚めの生地が窓からの太陽光などを防ぐため、夏は涼しく、冬は暖かに過ごすことができる点が魅力。さらに、遮光1級のため、日中の眩しさを軽減してくれる効果もあります。同生地で作れるクッションカバーもあり、インテリアに統一感を持たせたい方にも、おすすめのアイテムです。
5. まとめ:遮熱カーテンで快適な夏を
遮熱カーテンは、夏の暮らしを快適にする“第一歩”。窓からの熱をしっかりブロックすることで、室温上昇を防ぎ、冷房効率を高める頼れるアイテムです。友安製作所では、豊富なデザインと機能を兼ね備えた遮熱カーテンを展開しています。この夏、まずは窓まわりから“涼しさ”を取り入れてみませんか?

遮熱カーテンは「機能性だけ」のイメージを持たれがちですが、友安製作所では「インテリアにしっくりなじむデザイン性」にもこだわっています。窓まわりを変えるだけで、部屋の印象も涼しさもぐっと変わりますよ!
毎年猛暑の連続。クーラーをつけても電気代は年々上がる一方…家で気軽にできる暑さ対策があれば知りたいですよね…!!