こんにちは。ライターのJackyです。DIYやインテリア商材を扱っている友安製作所に勤務しながら、実は「DIY初心者」という私。満を持して(?)、初めてのDIYワークショップに参加してきました。
目次
ステンドグラス風のフォトフレームを作ります!
今回参加したのは友安製作所カフェで開催された『窓フィルムの貼り方講座&ステンドグラス風フォトフレーム作り』。 使用する窓ガラスフィルムは、水で貼れて、簡単に剥がせるというものです。耐久性も強く、講師のMollyによると、「窓ガラスに貼ったモノを、数年後に食器棚にリメイクしても使えましたよ!」とのこと。このフィルムを使って、ステンドグラス風のフォトフレームを作ります。
大きなガラスに水を吹き付けて、フィルムを貼るというデモンストレーションを見せてもらいましたが、初体験の参加者さんがチャレンジしても全く苦労なくできてしましました。不器用な私は、これでかなり安心に。
(1)まずはデザインを決めよう!
38種類のウィンドフィルムを使って、自分オリジナルのフォトフレームを作っていきます。まずは、どんなデザインにするかを決めていきます。デザインには大きく分けて次の3パターンがあるそうです。
- ベースのフィルムを決めて、その一部分を切りぬき、他のフィルムをはめていく。
- 2枚のフィルムを重ねる。
- 様々なフィルムをパズルのように切り貼りしていく。
例えば「2」と「3」を組み合わせるなど、自分のオリジナルの方法で作ることができます。過去の参加者さんたちの作品写真も見ながら、自分のチャレンジしたいデザインを決定。
(2)ベースフィルムやサブのフィルムを決定
私は、「クオーターフォイル」をベースにして、切り抜いた場所に「ファーストステンド」と「ユーカリ」を使うことにしました。凹凸のあるフィルムと無いフィルムがあるので、ミックスさせるとより本物感も出るそうです。
ちなみに、今回使うフォトフレームは無印良品さんのもの。通販でも手軽に手に入ります。
ベースになる素材をフォトフレームの大きさより約2センチ程度大きくカット。フィルムの絵柄も場所によって違ってくるので、場所選びは重要。迷う~ 。
(3)柄を切り抜いていきます
ベースの切り抜きたい場所を切り取っていきます。「細かい所のコツは、カッターではなく紙を動かすこと」とMolly。私は花びらの一部をカットしていきました。隣接した部位をカットする時は、縁のライン一本が残るような細かい作業。緊張しますが、フィルム自体が丈夫なため、「失敗して千切れてしまった…」ということもナシ。
(4)切り抜き部分に合わせて他のフィルムをカット
切り抜きが終わったら、その部分に新たなフィルムを加えていきます。まずはベースのフィルムの下に、入れたいサブフィルムを入れて、大きさをチェック。およその大きさでサブフィルムをカットします。その後はカットしたサブフィルムを、くり抜きの部分の内側よりほんの少し小さめにカット。
小さめにするのは、ベースのフィルムと重なって、貼る時に水が溜まらないようにするためだそうです。
(5)台紙をはがして仮置きしていきます
全てカットできたら、裏の台紙をはがして、実際に貼ってみます。水をかけるまでは粘着力もないので、仮置きもしやすかったですね。これでさらにイメージができてきました。
(6)水をかけて貼り付けます
いよいよスプレーで水をかけ、実際に貼り付けていきます!といっても、何度も貼ったりはがしたりできるので全く難しさはありませんでした。途中、パーツを一つ見失うというトラブルもありましたが、なんとか全て貼り終え、次は小さなワイパーのような道具で気泡や水を抜いていきます。ときどきタオルなどで水分を拭きながら、しっかり気泡を取っていきましょう。気泡が残っていると、仕上がりにむらができてしまします。
(7)ピンを付けてフォトフレームの形に
フォトフレームのネジをドライバーで外し、フィルムを貼った面と貼っていない面を合わせていきます(フィルムが2枚の面の間に挟まるイメージ)。次に、ネジ穴の部分のフィルムにピンで穴をあけておきます。あとは再びネジをセットするだけ。
(8)完成!
3種類のフィルムを使っただけでも、すてきな作品ができました!光に透かすと、本物のステンドグラスのような味わいが。
≪ワークショップを体験してみて≫
今回初めてDIYのワークショップを体験してみて、一番は「楽しかったッ!」という一言。「どっちにしよ~」と、フィルム選びに夢中になったり、集中して手を動かしたり。他の参加者さんたちも同じように夢中になっていたようで「もう一回参加して、もう一つ作品を作ろうかな!?」という人も。これを機会に続けてワークショップにも参加して、DIY経験を積んでいきたいと思っています。
私と同じように、「DIYしたいけど、なんかハードル高いな~」と思っている皆さん。こんなフォトフレームなら、気軽にチャレンジできますよね。「一から教えてほしい」という方は、友安製作所カフェのワークショップにも参加してみては?