いつもなら、使い込まれた工作機械が整然と並ぶ中で、金属がぶつかる硬質な音が響き渡る場所。それが私たちのものづくりの土台である、友安製作所の工場です。しかしその無骨な風景は、今日4月1日だけ、普段と全く違う姿を見せていました。
無機質なコンクリートの上に、まっすぐに伸びる鮮やかな一本のレッドカーペット。 本日、新卒社員として、Alex(アレックス)・Azz(アズ)・Phakchi(パクチ)・Gia(ジア)・Shinno(シンノ)の5名が、友安製作所に入社しました。5名の晴れ姿を見ようと、工場には先輩社員が集結。それは一般的な入社式の枠を超えた、笑いあり、感動ありの「入社パーティー」でした。友安製作所らしさが全開だった濃厚な1日を、余すことなくレポートします!
目次
ユニークな入社式!私たちが「パーティー」を続ける理由

テーマは「Show your Colors」。国際映画祭のような舞台を目指しました。
なぜ、私たちは工場でレッドカーペットを敷き、華やかなパーティーを開くのか。そこには、友安製作所が大切にしている強い想いがあります。
入社式は、学生から社会人に変わるという、人生でたった一度きりの瞬間です。 その大切な瞬間を全力で彩りたいという想いから、この入社パーティーは始まりました。
舞台は会議室ではなく、私たちの原点であり、今も軸であり続ける「工場」。ドレスコードはリクルートスーツではなく、「自分のお気に入りの服」。 かしこまった場所に自分を合わせるのではなく、ありのままの自分らしいスタイルで、この日を思い出に刻んでほしいと願っています。
そして、このパーティーの主役は新入社員だけではありません。 迎える側の先輩社員たちもまた、主役のひとり。私たちの行動指針である「Show your Colorsー個性をさらけ出せ」の通り、全員が個性を輝かせて新しい仲間を迎えることが、私たちらしい入社式のカタチなのです。
本日の入社式プログラム
本日行われた入社式のプログラムはこちら。冒頭の新入社員入場のシーンから式の終わりまで盛り上がりました!
- 新入社員入場
- Boss(社長)挨拶
- シャンパンもどきで乾杯
- 新入社員挨拶
- 新入社員溶接体験
- 執行役員、部長、課長挨拶
- 入社証授与
【レッドカーペット・セレモニー】本日の主役・新入社員の入場
華やかな音楽が鳴り響く中、レッドカーペットを歩き始めたのは、緊張と期待を胸に宿した5名の新入社員たち。タキシードやドレスなど、思い思いのおめかしで身を包んだ先輩社員たちが、割れんばかりの拍手で彼らをエスコートします。

まずはBoss(社長)の挨拶から。
「見ての通り、この会社はユニークです。これは僕だけの力ではなく、みんながつくってくれたもの。とても誇りに思っているので、どうか5名の力でさらにユニークな会社にしてもらって、会社の成長にもつなげてほしい。そして、自分の仕事に誇りを持って、新社会人の道を歩んでいってほしい」という歓迎の言葉に、新入社員は深く頷いたり、時折はにかんだりと真剣に耳を傾けていました。

挨拶が終わると、シャンパン(もどき)で高らかに乾杯! 「これからの友安製作所を支えてくれる5名の入社を祝しまして、またこの会社がもっと繁盛しますようにとの願いを込めて!」と再びBossの言葉によって、工場の空気は華やかな祝祭のムードに包まれました。
緊張とワクワクが入り混じる!新入社員の挨拶





続いて新入社員の挨拶です。
友安製作所の一員としての決意や、仕事への覚悟を口にする5名。マイクを両手で握り締め、初々しく話す姿が微笑ましく、会場には自然と笑顔が広がります。「早く一緒に仕事をしたい」というワクワクした気持ちが、先輩たちの間でも膨らんでいきました。
これが仲間の証?工場で初の溶接体験

ただ華やかなだけで終わらないのが、私たちのスタイル。
挨拶が終わると、プログラムのメインイベントである「溶接体験」が始まりました。
鉄工職人のPunchとPeterからレクチャーを受けながら、溶接面を被り、溶接トーチを握ります。パチパチとオレンジ色の火花が舞い、無骨な鉄が何かに生まれ変わっていくという特別な体験をした5名は、もうこれで友安製作所の一員です。真剣に溶接に取り組んでいた彼らの姿を、先輩社員は写真や動画を撮りながら温かく見守りました。

先輩社員からの激励の言葉をお届け
溶接体験が終わると、休む間もなく次のプログラムへ。執行役員をはじめ、各部署の部長や課長がマイクを握りました。
まずは執行役員として、まちづくりや工務店、情報システム事業を中心に社員をまとめるWill。新人だからこその視点を武器にして、仕事に取り組んでほしいと語ります。
Will:例年よりも多くの新卒社員が入社したことを、とても嬉しく思います。君たちはお客様に一番近い感覚を持っているはずなので、その視点を強みに「実は改善できる、当たり前のこと」について考えながら、まずはこの1年取り組んでいただけたら。
また、自分がやりたい仕事への情熱だけではなく、ぜひロジックの考え方や周りを巻き込む術を身につけてほしいです。各分野のプロフェッショナルになる前に、会社の一番のファンでいる気持ちも凄く大切。みなさん自身が自社の製品やサービスに対して愛を持って、仕事に取り組んでください! 1年後には、今日よりもっと輝いていますように。
2人目は執行役員として、物流や製造の事業を中心に社員をまとめるMoomin。新卒社員がきっかけで、会社の空気感が変わったことを感慨深そうに話していました。
Moomin:私は15年ほどこの会社に勤めていて、長らくは30人規模程度の会社でした。しかし、4年前に新卒採用を始めてから、会社の空気がガラッと良い方向に変わったんです。それはやはり、これまで新卒として入社してくれた若手社員の存在が大きいです。
ここにいる5名にも、歴代の新卒社員に連なって、新しい風をどんどん吹かせてもらえたらと思っています。一緒にお仕事できることを、楽しみにしています。
3人目は執行役員として、企画やWEB販売事業を中心に社員をまとめるSammy。新卒社員の存在の大きさや若手が持つパワーの素晴らしさを語ります。
Sammy:今年も個性豊かなメンバーが入ってきてくれたと思っています。歴代の新卒社員はこの数年でそれぞれ自分の居場所を見つけ、それぞれの場所で活躍し、輝いてくれています。若さのパワーというものを感じる日々なので、みなさんもいろんなことに興味を持ち、これからやってくるお仕事を楽しんでいただけたらなと思います。
これからそれぞれが各部署に配属され、多方面で実績を積んでいく中でも、部署間をまたいだお仕事があるはずです。そのときは、他部署の人たちにも興味を持って接してくれたら嬉しいです。一つ一つの経験を大切に、これから成長していってください。
4人目は部長としてカフェ事業を中心にまとめるJoy。伝えたいことが2つあると、5名にメッセージを送ります。
Joy:まず、新卒の同期は本当に貴重な存在なので、大切にしてください。約350万社も存在する日本の企業の中で、奇跡的に出会えた仲間です。これから苦楽をともにするとは思いますが、このご縁を大切に、なんでも同期の中で共有し合って成長してほしいと思います。
またどうか、自分の可能性を自分で縮めないでください。はじめは自ら動く場面が少ないかもしれませんが、できる限り自発的に仕事を取りに行き、自分で考えて動くことを意識してほしいと思います。失敗しても良いので、何度でもアクションを起こしてもらえれば、きっと仕事をおもしろいと感じ、成功にもつながります。自分を信じて、頑張っていきましょう。
ここからは課長からの挨拶。5人目は情報システム課のJohnny。
Johnny:友安製作所は、1年目からプロフェッショナルとして社員を見ている会社です。若手でも規模の大きな仕事を任されることがきっとあるでしょう。でも、チャレンジしてみた結果、できないことがあるのは当たり前だと思っています。ただ、「新人だからできなくて当然」と片付けるのではなく、プロ意識を持って「悔しがる」ことにも向き合ってほしいなと思います。その方がきっと伸びるはず。悔しい経験をたくさんしながら、成長していってください。
6人目はレンタルスペース事業のRye。
Rye:新卒社員がよく直面する壁に、「人によって言うことが違って、どちらが正しいのか分からない」ということがあります。みなさんもこれから、いろんな先輩から意見をもらうことがあるでしょう。飛び交う声の中から自分自身でしっかりと考え、「私はこう思うから、こうしたい」と先輩に自分なりの答えを伝えてほしいと思います。必ずしもその答えが認められるわけではないかもしれませんが、それは働く中での自分軸になり、仕事に対する考え方を定めてくれるはずです。

7人目はソリューション営業課のGene。
Gene:4月1日ということで、僕も社会人40周年になります! 社会人、そして人生の先輩としてお伝えさせていただきます。
みなさんがこれから仕事をする上で大切なことは、「どんな仕事をするか」だけではなく、「誰と一緒に仕事をするか」ということ。ご覧の通り、この会社には楽しい仲間がたくさんいます。どんどん内に秘めている個性をさらけ出してもらえれば、先輩のみんなは受け止めてくれるはず。自信を持って、突き進んでください。
8人目は、製造物流課のPunch。
Punch:この会社で一番大切だと思っているのは、「自分がどうなりたいか」というビジョン。ただ気合いや根性で頑張ると言っても、限界があります。「こんな人になりたいから、気合いを入れて根性も忘れず頑張る!」というスタンスで仕事に向き合ってほしいです。そうすれば、頑張っている過程もきっと楽しいはず。頑張ってくださいね!
最後はブランドコミュニケーション課のCumin。
Cumin:私たちがなぜ、一般的な「入社式」ではなく「入社パーティー」をしているのか。それは、友安製作所が個性豊かなアイデアや発想を原動力に成長を遂げてきた会社だからです。いつかみなさんにも「型破りな発想」を持って仕事に取り組んでほしいなと思います。
とはいえ、初めは型がないからこそ、破りようもありません。これから色々と勉強しなくてはいけないことがあるでしょう。でも、ここにいる先輩社員は、ガヤガヤしているように見えて実はハイスペックな人たちばかりです(笑)。頼ればきっと助けてくれるので、みんなで一緒に成長していけたらと思っています。これからよろしくお願いします!
それぞれの熱いメッセージとともに、新入社員を温かく迎え入れる先輩たちの背中。そこには、新しい仲間への敬意と、ともに働くことへの純粋なワクワクがあふれていました。
世界に一つだけの、手づくり入社証

最後にとっておきの贈り物です。
なんと、木工職人が一枚一枚削り、レーザー刻印を施したオリジナルのボードに、先ほど溶接した鉄プレートをはめ込んだ「入社証」が完成。溶接体験で彼らが自分のビジネスネームを刻んだプレートが、立派な入社証へと姿を変えて戻ってきました。自分たちの手仕事が形になった証を手に、新入社員一同、感動の表情に。この世界に一つだけの入社証は、Bossから一人ひとりに授与されました。

入社証に刻まれた言葉は「CERTIFICATE OF BECOMING A MEMBER OF TOMOYASU SEISAKUSYO」。そこには「あなたを今日から友安製作所の仲間として迎えます。共に“生きるをあそぶ”未来をつくりましょう。これからのご活躍を期待しています」という意味が込められています。
その言葉を2人目以降も「以下同文」で略すのではなく一人ひとりに真っ直ぐ読み上げるBoss。受け取った新入社員たちは、入場時よりもどこか誇らしげな、引き締まった表情を見せてくれました。
これから先、壁にぶつかった時も、この重みのある入社証がきっと彼らを支えてくれるはずです。
★裏バナシ:舞台裏の職人魂

表舞台で先輩たちが熱いメッセージを送る裏で、職人たちはせっせと入社証づくりに励んでいました。新入社員が溶接したばかりのまだ熱を帯びた鉄プレートを、木製のボードへとスピーディーにはめ込んでいきます。「一生に一度の入社証だから、最高の状態で渡したい」という職人のこだわりと、「急げ!間に合わないぞ!」という必死な姿と(笑)。新入社員への想いが、このわずかな時間にギュッと凝縮されていました。
【盛り上がりのフィナーレの後は】鉄工所ファッションショー
全てのプログラムを終えた彼らが「最高の1日だった」と思ってもらえるように、先輩社員は最後まで全力で入社式を盛り上げます。フィナーレの後は、この日のために仕立てたおしゃれで個性的な(?)渾身のファッションを披露するファッションショーも行われました。いつもだと作業着で過ごす先輩も、レッドカーペットをランウェイに見立てて堂々と歩きます。その姿は、まるで映画スターのよう。笑いあり、感動ありの入社式を無事に締めくくりました。
新入社員の挨拶!今の意気込みを聞きました
貴重な新入社員の挨拶シーン。フレッシュな彼らは今、どんな気持ちなのか。率直な意気込みを聞きました。

Alex(アレックス)
インターン生として過ごしたこの半年間だけでも「トモフェス」や「Ttimes」のWEBサイトを担当させてもらうなど、多くのことを学び、経験させていただきました。すでに自分の至らなさを痛感する場面もあり、これからもいろんなことがあるとは思いますが、任せていただいている仕事にしっかり向き合っていきたいと思います。

Azz(アズ)
入社前にも関わらず、インターンの期間ですでに楽しい経験をたくさんさせていただきました。周りの友人は社会人生活に対して不安を抱えている人も多い中、私はこれからの生活にとてもワクワクしています。それは、この会社に入社できたからです。これからも頑張ります。

Phakchi(パクチ)
卒業制作のためしばらくみなさんとお会いできなかったのが心苦しかったですが、それをエネルギーに変えて頑張りました。制作中、「人とのつながりを自ら広げていくことが、何かを一緒に生み出す幸せになる」と気づきました。このマインドを仕事にも活かし、「なんでもするぞ」という気持ちで新しい人生の一歩を踏み出します。

Gia(ジア)
インターン生として半年間お仕事をさせていただき、すでに成長できたなと感じる部分があります。それは、以前は少し無口な性格だったのに、積極的に人に話しかけられるようになったこと。この成長に自信を持って、これからも学びながら進んでいきたいと思います。

Shinno(シンノ)
はじめまして! まだ何も分からない状態ですが、これからどうぞよろしくお願いします。何事も「YES」か「はい」か「喜んで」でお応えしますので、何かあればすぐ僕にお声掛けいただけたらと思います。精一杯頑張ります!
彼らの友安製作所での物語は、ここから始まる

これから社員の一員として、新たな幕開けを果たしたAlex(アレックス)・Azz(アズ)・Phakchi(パクチ)・Gia(ジア)・Shinno(シンノ)の5名。
今日、このレッドカーペットを歩いた一歩は、小さな一歩かもしれません。けれど、ここから始まる毎日が、彼らにとって最高の人生になるように。私たちは同じ会社の仲間として、彼らの挑戦を全力で支えていこうと思います。
新入社員のみんな、入社おめでとう。
最高にワクワクする物語の未来を、一緒に描きましょう!






















★裏バナシ:朝から広がるコミュニケーション
入社式開始前、いつも通りに出社した先輩社員たちは各々のおしゃれを見せ合いっこ。「その服いいね!」と褒め合ったり、笑い合ったりとウキウキした様子が伝わってきました。この日のために新調した社員もいれば、同期でお揃いにしてきた社員も。いつもよりおしゃれをする日を会社の中でつくるって、素敵ですね。