空間の印象が一気に変わる床DIY。最近はSNSでも、フロアタイルを使った手軽なDIYが注目されています。
しかし、「やってみたけどイマイチ…」「なんだか安っぽい」という意見も。そんなときには、プラス1アイテム。「目地棒」を取り入れれば、DIYでも高見えする垢抜けた空間に仕上がります。この記事では、この目地棒を使った床DIYについて、賃貸OKの方法や実際の施工事例もご紹介していきます。
目次
貼るだけじゃ物足りない?床DIYの“よくある失敗”
「床DIY」は、空間の中で大きく占める床を変えることで、お部屋の印象をガラッと変えられる手軽なDIY。方法やアイテムによって賃貸でもチャレンジしやすく、初めてのDIYとして選ばれることが多くなっています。
その床DIYの人気アイテムがフロアタイルですが、実際に施工してみると、「思っていたよりも安っぽく見えてしまう…」「あまり変わり映えがしない」という失敗も。手軽にできるものの、「垢抜け」や「高見え」につなげるには難しいこともあるようです。
手軽さや原状回復のしやすさはそのままに、見た目の完成度ももう一段階上げたい。
そのヒントになるのが、床に“区切り”をつくるという考え方なんです。
目地棒をプラスするだけで、床はここまで変わる

クッションフロア 
フロアタイル+目地棒
床DIYで仕上がりを左右するのは、フロアタイルやクッションフロアそのものだけではありません。
フロアタイル+「目地棒」を使って目地をつくることで、タイル一枚一枚の輪郭がはっきりと見え、垢抜けた印象に。フロアタイルやクッションフロアだけの場合と比べると、見た目の完成度は一段上です。
しかも、特別な施工が必要なわけではありません。
フロアタイルを並べる際に、目地棒を一緒に入れていくだけ。工程はそこまで変わらないのに、仕上がりの印象は大きく変わります。ここが、目地棒を取り入れる一番のメリット。
目地があることで生まれる立体感やメリハリによって、のっぺりした「DIY感」や「安っぽさ」が抑えられます。
床DIYをもう一段センスアップさせたいなら、目地棒は取り入れやすく、効果も実感しやすい工夫といえます。
新発売の「目地棒」なら、人気フロアタイル「ピタフィー」にも使える

賃貸の床DIYでSNSでも人気のフロアタイル「ピタフィー」。ノリがいらない裏面吸着タイプで、置くだけで簡単に施工ができるのが人気の理由です。
今回ご紹介する「2mm厚のフロアタイル用目地棒」は、このピタフィーにも組み合わせて使うことができる目地棒です。
カラーも豊富!使い勝手バツグンの目地棒
ピタフィーの厚みは約2mm。「2mm厚のフロアタイル用目地棒」は、2mm厚のタイルからはみ出ない1.8mm厚です。そのため、ピタフィーと一緒に使っても、「タイルより目地の方が分厚くて、引っかかってしまう」ということもありません。
また、幅も3㎜と5㎜から選べ、タイル目地には3㎜、空間の仕切りなどもっとメリハリを出したい時には5㎜と用途に合わせて使い分けることができます。
カラーは6色。メタリックのシルバーとゴールド、マットなホワイト、グレー、モカブラウン、ブラックと、合わせやすい定番カラーやアクセントになるカラーを用意しています。
もっとコストダウンできるフロアタイルも!

ピタフィーは人気のフロアタイルですが、デメリットが一つ。コストがかかるということです。
そこでおすすめなのが、吸着フロアタイル「FIOLIO(フィオリオ)」。
フィオリオは、1枚から購入でき、必要なところへサッと置くだけ。吸着タイプなのでズレにくく、賃貸のお部屋でも原状回復が可能です。
施工のしやすさはピタフィーと大差がなく、注目度の高い石目調のデザインもそろえながら、コストを抑えられるのが魅力。ピタフィーに比べると、㎡単価で最大25%もコストダウン! 広い面積に使う床DIYほど、価格の違いは無視できませんよね。
厚さも2mmなので、「2mm厚のフロアタイル用目地棒」も一緒使い可能。浮いたコストで目地棒を組み合わせれば、高級感がアップして“高見え”のフロアを実現できますよ。
賃貸OK!原状回復できる「目地棒を使った床DIY」の方法

通常、フィオリオやピタフィーといった置くだけの吸着フロアタイルを使ったとしても、目地棒を使う際は、ボンドを使うことが基本。しかし、ボンドを使ってしまうと、賃貸の場合は原状回復できなくなってしまうのが難点。
そこで便利なのが、剥がせる床用両面テープ「ユカオ」。
ユカオは、業界初の床暖房にも使える両面テープ(※フィオリオは床暖房には使えません)。床を傷つけない中粘着なのにしっかりと貼ることができ、剥がすときは跡が残らずキレイに剥がせるのがポイントです。
ユカオをつかった床DIYの方法
【準備するもの】
■フロアタイル(原状回復可能な「吸着フロアタイル」がおすすめ)
■2mm厚のフロアタイル用目地棒
■ユカオ
■掃除用の雑巾など
■メジャー
■ステンス定規
■ペン
■特大カッターまたは大ハサミ
【あれば便利】
■カッターマット
■圧着ローラー
下準備
①施工する面をキレイにする
施工面を固く縛ったタオルなどで拭き掃除。油汚れなどは特にキレイにしてください。
②マーキング
部屋の中央から貼ると、壁際が水平垂直でなくてもキレイに仕上がります。
その場合は、事前に部屋の中央に水平垂直線をペンやマスキングテープなどでマーキングしておきます。
施工方法
目地棒にユカオを貼るパターン
①
吸着フロアタイルの裏面の剥離フィルムを3分の1ほど剥がし、貼る位置に合わせたら剥離フィルムを剥がした部分を押さえながら残りのフィルムを引き抜いてください。
②
ユカオを目地棒の幅と長さにカットし、目地棒の裏面に貼り付け剥離紙を剥がし、フロアタイルに沿って貼り付けます。
③
貼ってある「タイル+目地棒」に押し付けるようにし、次のタイルと目地棒も隙間なく同じように貼っていきます。
※目地棒の長さが足りない場合は、継ぎ足しながら貼っていきます。
細かいことが苦手ならコチラの方法も
床側にユカオを貼るパターン

目地棒の幅にユカオをカットするのは、ちょっと細かい作業…。「細かいことは苦手」という人は、上の写真のように、先にユカオを貼ってからフロアタイルと目地棒を貼っていくと、ボンドなしで簡単に接着することができます。
もちろん、ユカオなら原状回復も可能です。
カット方法
フロアタイル
フロアタイルのカット方法は、商品によって異なりますが、吸着フロアタイル・フィオリオやピタフィーなら、ハサミやカッターで簡単にカットすることができます。
目地棒

タイルに合わせて必要な長さに印を付け、斜めにならないように表面からカッターでまっすぐカットしていきます。
カット面が潰れてしまうので、裏面や側面からのカットは避けてください。
※凹んでいる面が裏面(床側)です。
目地棒を施工するポイント
ポイント① 圧着する

目地棒を貼った後は、幅に合うもので目地棒を圧着するのがポイント。ちょっと面倒かもしれませんが、お手持ちの文房具や工具などで幅に合うアイテムを探してみてください(写真ではハサミの持ち手を使っています)。
このひと手間で、後々、目地棒の反り・突き上げ・剥がれなどの発生を軽減できます。
ポイント② 端を付き合わせない
フロアタイル同士の角と、目地棒の端が付き合わないように貼っていきましょう。剥がれの原因になってしまいます。片方のみの端ぞろえは問題ありません。
目地棒を使った床DIYの実例
① スタイリッシュなタイル張り風に

【使用したアイテム】
■フィオリオ(グレーモルタル)
■目地棒3mm(モカブラウン)
フィオリオのグラベルコンクリートを2枚並べて正方形にして、ブラックの目地棒で囲った施工事例。
黒のラインで囲うことによってメリハリが生まれ、クールなコンクリートタイルを並べたようなデザインは、男性のお部屋にもマッチします。
② 空間を「仕切る」役目も

【使用したアイテム】
■奥:フィオリオ(グレーモルタル)
■手前:フィオリオ(アッシュウッド)
■目地棒5mm(シルバー)
柄違いのフロアタイルのおしゃれな境界線としても使える目地棒。
「ワーキングスペースとベッドルーム」「リビングとダイニング」といった空間の仕切りには、パーテーションなどの大きく立体的な仕切りを設置するというアイデアもありますが、そのせいで空間が無駄に使ってしまったり、圧迫感が出てしまうことも。
おすすめは、フロアタイルの柄を変えて、ゆるく仕切ること。さらに目地棒をプラスすれば、圧迫感なしに、高級感を増して仕切ることができますよ。
③ トイレをホテルライクに

【使用したアイテム】
■フィオリオ(ホワイトマーブル)
■目地棒5mm(ゴールド)
華やかなゴールドの目地棒と大理石風のフロアタイルで、おうちのトイレがまるでホテルのような雰囲気に。
ホワイト×ゴールドの組み合わせは、ホワイトインテリアや大人可愛いインテリア、モダンインテリアなどにも合わせやすくておすすめです。
④ 木目調も目地棒でメリハリを

【使用したアイテム】
■フィオリオ(アッシュウッド)
■目地棒5mm(モカブラウン)
ナチュラルインテリアに合わせるなら、木目調のフロアタイルとモカブラウンの目地棒がおすすめ。ちょっと手間がかかりますが、ヘリンボーン貼りにすることで、さらに“こだわり感”もアップしますよ。
壁DIYにも目地棒を!
目地棒は、床だけでなく壁のDIYにも役立つアイテム。
ウォールパネルの目地として使えるので、「なんだか物足りない」「他と差を付けたい」「もっとおしゃれ度をアップしたい」というときに、ぜひプラスしてみてください。
まとめ|賃貸の床DIYは「一工夫」で見違える
賃貸の床DIYは、フロアタイルを貼るだけでも空間の印象が大きく変わります。けれど「もう少し本物っぽく見せたい」「SNSで見るような完成度に近づけたい」と思ったときは、今回ご紹介した目地棒を使ってみてください。
手軽さはそのままにコストも抑えられて、高見えも狙えますよ。

























✔ フロアタイルだけだと「安っぽく」見えてしまう…
✔ 結局あまり変わり映えがしない…
✔ なんだかのっぺりした印象になる…