GWはみんなでDIY!自分で塗れば、自由でたのしい「自転車ペイント」〜キッズバイクで、DIYチャレンジ〜

春の一大イベントといえば、ゴールデンウィーク。過ごしやすいこの時期は、旅行やお出かけにも最適ですが、実は絶好の「DIYびより」でもあります。

特におすすめしたいのは、お外で楽しむペイントDIY。冬の寒さの中での細かな作業は少しハードルが高くなりますし、気温が低いと塗料の乾きも遅く、作業効率が下がります。かといって、春を過ぎて梅雨を迎えると、今度は湿気でペンキ塗りに適さない日が続いてしまいます。

そこで、今回は過ごしやすいこの季節に、家族や仲間と気軽に楽しめるDIYとして、自転車ペイントをご紹介します。

古くなった愛車のリメイクや気分転換はもちろん、お子さまの「お下がり自転車」のイメージチェンジにも大活躍!世代を問わず、自由に楽しめるDIYです。

「Dippin’ Paint 車用塗料」で自転車をリメイク

使うのは、友安製作所で販売している「Dippin’ Paint 車用塗料」。その名の通り、本来は車のボディを塗るための特別な塗料ですが、実は自転車のリメイクにもぴったりのアイテムです。

POINT 01:初心者でも失敗しにくい

おしゃれな「マット(つや消し)カラー」なので、刷毛の跡が目立ちにくく、誰でもかっこよく仕上がります。

POINT 02:準備がラク

水性塗料なので、嫌なニオイが少なく、薄めるのも道具を洗うのも「水道水」でOK!普段の絵の具あそびと同じ感覚で、お子さまと一緒に安心して使っていただけます。

POINT 03:とにかくタフ

本来は車のための塗料。外で使う自転車でも、雨や日差しに強く、きれいな色が長持ちします。

車一台を塗るのは少し勇気がいりますが、自転車なら面積も小さく、より手軽にチャレンジできますよ。今回は、スタッフのCyanが先輩のお子さんと一緒に、キッズバイクのDIYに挑戦しました。

お姉ちゃんが乗っていた自転車を、弟くんの好みにあわせてリメイク。完成したときとても喜んでもらえたのが印象的でした。「お下がりで我慢をさせてしまっているかな?」と気になっているご家庭があれば、ぜひ塗り替えを検討してみてください。

お店で選ぶのとはまた違う、「自分で好きな色を選び、形にする」という体験だからこそ、楽しんでもらえたのではないでしょうか。それでは、元気なちびっこと一緒に挑戦した、DIYレポートをお届けします!

準備するもの:初心者でも安心!基本の道具チェック

一見大掛かりなDIYに思われるかもしれませんが、実はほとんど身近な道具や、家にあるもので挑戦できます。スムーズに作業を進めるために、「下準備用」と「ペイント用」に分けてご紹介します。

まずは、ペイントを長持ちさせるための「土台作り」と、塗りたくない場所を保護するための道具です。

下準備で使うもの

・工具(スパナ、プラスドライバーなど)
カゴや泥除け、チェーンカバーなど、外せるパーツは外してから塗るのが、きれいに仕上げるコツ。ご家庭にある一般的な工具セットでOKです。

・サンドペーパー(紙やすり)
400番〜600番程度がおすすめ。表面に細かな傷をつける工程で使います。友安製作所では600番を販売しています。

・非鉄バインダー
ツルツルしたパーツにも塗料を付きやすくする下地材です。

・マスキングテープ
塗らない部分の保護(養生)や塗り分けなどのデザインに使います。用途に合わせて色んな太さがあると便利です。

・新聞紙やレジャーシート
地面が汚れないよう、自転車の下に広く敷いて作業しましょう。

続いては、色をのせていく際につかう道具です。今回は、作業効率をアップさせる「時短アイテム」も取り入れました。

ペイントで使うもの

・Dippin’ Paint 車用塗料
キッズバイクのフレームだけなら200gサイズ(塗り面積:約0.4〜0.8㎡)でも足りますが、塗り残しのお直しや、チェーンカバーなども一緒に塗るなら、余裕を持って500gあると初心者の方でも安心です。

・刷毛(はけ)・ミニローラー
広い面はローラー、細かい部分は小さめの刷毛が便利です。今回のバイクは小さかったので刷毛だけで十分でした。使う色数に合わせて、様々なサイズで複数本用意できれば理想的です。

・絵画用の細い筆
自転車はボルトやワイヤーなど細かいパーツが多いので、細い筆を用意しておくと、隙間まで綺麗に塗れてプロ級の仕上がりになります。

・塗料を入れる容器
使い捨てのプラスチックコップなどでOKです。

・ウェットティッシュ・ペーパータオル
「あ、はみ出した!」という時も、水性塗料なら乾く前ならすぐに拭き取れます。道具の掃除にも便利です。

・ドライヤー(時短用)
ペイントは「薄く2度塗り」が基本。ドライヤーで乾かしながら進めれば、待ち時間を短縮してサクサク作業が進みます。

まずは下準備:仕上がりを左右する、大切なステップ

理想の一台に仕上げるために、まずは「下準備」からスタートです。カゴや泥除けなど、自宅にある工具(スパナやドライバー)で外せるパーツは最初に取り外しておくと、隅々まで綺麗に塗ることができます。

次に大切なのが、自転車を綺麗な状態にすること。目に見える泥汚れだけでなく、チェーンの油分などが残っていると塗料が剥がれる原因になるため、ウェットティッシュやペーパータオルで拭き掃除を行います。

続いてサンドペーパーで表面を軽くこする「足付け」を行い、プラスチックや金属部分に「非鉄バインダー(下地材)」を塗っていきます。非鉄バインダーを塗るかどうかの判断は、シンプルに「ツルツルかどうか」。すでに塗装がされているマットな質感の場所には不要ですが、金属やプラスチックのパーツや、剥がしきれなかったシールの上などには必ず使用してください。非鉄バインダーとはいわば「接着剤」で、本来塗料がつきにくい場所にも、ペンキをガッチリと密着させる役割を果たします。

サドルやハンドルなど、塗りたくない場所をマスキングテープで保護すれば、準備完了です!マスキングは、余計な場所に塗料がつかないようにするための大切な作業なので、お子さんと一緒にやるときは大人の方がしっかりと行ってあげてください。

複数の色で塗り分ける際にもこの作業がおすすめです。塗料をのせたあとに少し乾かしてからテープを剥がせば、綺麗な直線で色分けできるので、仕上がりが綺麗になるのはもちろん、お子さんにとっては迷わず塗れるという安心感にもつながります。

好きな色にペイント:大胆さも、繊細さも大事です!

いよいよメインイベントのペイントです。今回は鮮やかなオレンジ色「キャロット」とくすみブルーの「ブルーエット」を選びました。

塗装のコツは、一度に厚く塗ろうとせず「薄く重ねていく」こと。1回目が透けていても大丈夫。薄く塗って乾かす、を繰り返すことでムラなく美しく仕上がります。

ここで役立つのが、家庭用のドライヤーです。1度塗るごとにドライヤーの風を当ててサッと乾かせば、2度塗りの待ち時間を大幅に短縮できます。これなら、元気なお子さんでも飽きずに最後まで楽しめますね。強すぎない風をあてて、手につかないくらい乾いたら2度塗りスタート。この日は天気もよかったので、スムーズに塗り進めることができました。

細かい隙間は細い筆を使い、広い面はハケやで大胆に。塗り始めるときは少しドキドキするものですが、普段はできないことをしている感覚が楽しいポイントでもあります。今回の自転車は小さかったので、細めの刷毛と、絵画用の筆が活躍しました。

どうしてもはみ出てしまうことも多いので、特にお子さんには、細い筆でゆっくり塗ってもらうのがおすすめです。少しはみ出てしまった際は、乾く前になるべく拭き取って、乾いてから本来の色で重ね塗りすれば問題なくリカバリー出来ますよ。

また、塗料が厚塗りにならないように「ペンキをたくさん使わず、一度のせたところから伸ばすように塗ってね」と声掛けすることが多かったです。慣れない作業で集中力もかなり必要だったと思いますが、どんどん色が変わっていく自転車を前に「全然ちがうね!」と子どもたちのテンションもあがっていきました。

ベースが塗り上がり、しっかり乾かしたら、マスキングテープなどを活用して自分だけのデザインを描き込むのもおすすめ。例えば、テープで直線をひいてストライプ柄にしたり、好きな図形にくりぬいたステッカーを貼ってマークをいれたり、自由に楽しむことができます。市販のステンシル用シートを用意しておくのもいいですね。

今回は「ファイヤーパターン」が大好きな5歳ボーイの理想を叶えるべく、ここでお絵描き上手なパパが登場。極細のマスキングテープをつかって、炎の絵を描き、その線の中を違う色で塗りつぶしました。塗料の表面が乾いたところでゆっくりとテープを剥がせば……くっきりとファイヤーパターンが浮き上がり、5歳ボーイも大喜びでした。

おわりに

すべて塗り終わったら、完全に乾き切る前に全てのマスキングを外します。外していたパーツを元通りに取り付ければ、生まれ変わった自転車が目の前に!

ビフォーアフターを並べてみると、その差は一目瞭然です。見慣れたはずの自転車が、自分たちで選んだ色をまとうだけで、ぐっと新鮮な一台に生まれ変わります。

また今回のDIYを通して改めて感じたのは、やはり「誰かと一緒に作業する楽しさ」でした。「ここはどの色にする?」「ここ、塗るの難しい!」なんて言い合いながら、協力して筆を動かす時間には、非日常のワクワク感があります。ちょっと手が汚れちゃったり、失敗して笑い合ったりするのも、DIYならではの良い時間ですよね。

お店でピカピカの新品を買うのもいいけれど、みんなでああだこうだ言いながら手を加えた一台には、格別の愛着がわくものです。これから自転車をつかっていくなかでも、時々そんな賑やかなひとときをふっと思い出すはず。

もし、お家で出番を待っている自転車や、少し気分を変えたい愛車があれば、ぜひこのゴールデンウィークに身近な人と一緒に塗り替えに挑戦してみてはいかがでしょうか。