こんにちは、友安製作所のCuminです。
4月から月に1回の開催をスタートした、『工場(こうば)であそぶ日』。鉄工所、木工所、オフィスなど、わたしたちのものづくりの現場を一般の方に開放して、あそびながらものづくりに触れていただく日です。普段はインテリアアイテムを生み出している場所が、この日だけは1日限定の”あそび場”に変身します。
2回目となった5月のテーマは、「花と緑」。草木が生き生きとしはじめるこの季節にぴったり、花と緑で装飾した工場を見学したり、花にまつわるものづくり体験をしていただきました。今回はそのイベントの様子をレポートします。
工場見学 〜まちこうばが、ちいさな植物園に〜
まずは工場の中をぐるりとご案内。この日のために、工場のあちこちにグリーンをたっぷり装飾しました。ちなみにこれは、ぜんぶ私たちの商品のフェイクグリーンたち。「え、これ本物じゃないの?」「触ってみてもいいですか?」と、入ってきた瞬間からみなさん興味津々でした。さらに、手づくりのちょうちょもひらひらと吊るして、工場全体がちょっとしたインスタレーションのような空間に。

そんな工場を歩きながら、ミニゲームも開催。テーマは「工場の中にかくれた”本物のお花”を見つけよう」。グリーンに紛れて咲く本物の花を全部見つけられた方には、ささやかなプレゼントをご用意しました。
これが想像以上に盛り上がって、お子さんたちは「あった〜!」「ここにもある!」と工場中をくまなく探検していただきました。大人の方も真剣な顔で機械の隙間をのぞき込んだり。工場というと、無骨なイメージかもしれませんが、少しやさしい雰囲気を演出できたのではないかと思います。


ご案内したのは、いつも家具をつくっている木工所、鉄工所、そしてオフィス。普段はなかなか見ることのできない現場で、職人と直接おしゃべりできるのもこのイベントの醍醐味のひとつ。「この機械なに使うんですか?」「これ、どうやってつくってるんですか?」と、あちこちで会話が生まれていました。
一輪挿しづくり 〜溶接と磨きに挑戦〜
テーマに沿って、ものづくり体験は「一輪挿しづくり」。鉄工所で鉄を溶接し、グラインダーできれいに磨き上げて、自分だけの一輪挿しをつくっていただきました。
これまで溶接体験は何度も開催してきましたが、実はグラインダーを使っていただくのは今回がはじめて。というのも、グラインダー仕上げは、友安製作所の家具づくりの”肝”とも言える工程。溶接した部分をグラインダーで磨き上げることで、もともと一つの鉄のかたまりだったかのような、継ぎ目のないフォルムが完成します。手間がかかるのはもちろん、素材の流れに沿って磨き上げるには繊細な技術が必要で、何十年もの経験が物を言う世界。


その面白さと難しさを少しでも体感してもらいたくて、今回はじめて取り入れてみました。火花がバチバチ散るので、はじめはみなさん「うわっ」「こわい!」と言いながら、職人のサポートのもと、おそるおそるスイッチON。慣れてくると「もうちょっとやりたい」と、すっかり夢中になる方も。
実は私もこのワークショップを行うにあたって事前にやってみたのですが、本当に難しい作業。まっすぐ力をかけるのが想像以上に難しい、しかも、ほんの数分削っただけで腕がパンパン。実際に手を動かしてみてはじめて、職人の技のすごさが体に染みました。

次回予告:6月は「食をたのしむ町工場」
さて、次回6月の『工場であそぶ日』のテーマは、「食」。
題して「食をたのしむ町工場」。鉄や木をあつかう工場と「食」、ちょっと意外な組み合わせに聞こえるかもしれません。でも、わたしたちがつくっている家具やインテリアは、毎日のごはんの時間を彩る道具でもあります。そして、開催する6月28日は隣接のFactory Cafe CO-BAが1周年を迎える特別な月。カフェと工場、両方を行き来しながら楽しんでいただける、ちょっと欲ばりな1日になればいいなと考えています。ワークショップは、木工所でお箸づくりを行う予定です。
詳細は、下記サイトからご確認ください。ご予約も受付中です。
来月も、工場で一緒にあそんでくれる方をお待ちしています。
▼4月の開催レポートはこちら












