【DIYレシピ】 スタンディングデスクの作り方

学んでほしいねん

「リモートワークで仕事場を確保するのが難しい」「座りすぎは身体に良くない」そういった理由でも注目度の高い『スタンディングデスク』。
スタンディングデスクで仕事をするのは、すでに欧米ではポピュラーなこと。座りと立ち作業をバランスよく繰り返すことで、身体への負担を和らげると言われています。
今回はそのスタンディングデスクのDIYレシピを詳しく紹介していきます。

スタンディングデスクを作る前に

スタンディングデスクを使う際に重要なのが、“自分に合ったサイズを使うこと”。身体に負担をかけないためにも、立って仕事をするときにちょうどいい高さのものを選びましょう。でも市販品だと、サイズが合うものを探すのは大変。その点、DIYであれば自分にピッタリ合ったデスクを手に入れることができますよ!

最初のステップは、机の「高さ」を決めることです。まず真っ直ぐに立ち、腕を90度の角度にして、肘から床までの高さを測ります。ここをしっかり測っておくことで、デスクを使用したときの使いやすさが全く違ってくるので注意!

今回は上の写真の制作者(身長174cm)で測定し、105cmとなりました。次に、そこから10cmを引いて、脚のパイプの長さを決めます。今回は「105-10」で95cmに決定。

使用する材料

  • 机用 天板 – 125cm × 60cm
  • 棚用 天板 – 125cm ×30cm
  • パイプ①(クロス補強)1本 – 113cm
  • パイプ②(脚用) 4本 – 各95cm (使用者の身長によって異なります)
  • パイプ③(側面用) 2本 – 各48cm
  • パイプ④(棚用) 6本 – 各15cm
  • クランパーベース 16個
  • クランパーT型 6個
  • キャスター 4個

※今回使用している部材はコチラ

天板については、自分で長さをカットできない場合は、ホームセンターでカットしてもらうことができます。

パイプ、 クランパーベース 、キャスターホイールなどはオンラインショップで購入し、必要な長さに合わせてカットすることができます。

ネジ穴のマーキングと開口部

まずは、 天板に クランパーベース をネジ止めするための場所を決めて、を付けていきます。

上の画像で示したように、机の下側に4個、机の上側に6個、棚の下側に6個のクランパーベース用の穴を作っていきます。

角に付ける クランパーベース のために、板の端から12mm程度の位置に印をつけます。

角に「12㎜×12㎜」の正方形ができるイメージで測り、印を付けていきます。

上の写真のように端から 12㎜の距離で互いに交差する 2 本の線ができます。この線に クランパーベース を合わせていきます。

クランパーベースの端を線に合わせて配置していきます。4つのネジ穴が、ちょうど十字形になる角度に合わせましょう。

【注意】机の下側に使用する クランパーベース のネジ穴は、机の上側から付けるネジとぶつからないよう、45度回転させる必要があります。

位置を合わせたら、ドライバー、できれば電動ドライバーを使用してネジを挿入していきましょう。

すべてのネジを差し込んだ後、ネジを外していきます。

こちらが角のネジ穴を作る工程です。同じものをそれぞれの角に作っていきましょう(合計8ヵ所)。次に、真ん中のクランパーベースのネジ穴について解説していきます。

天板の横の中心を測ります。

天板の横の長さの中心で垂直な線を引いていきます(適当な長さでOK)。その線に沿って端から12mmの位置に印をつけます。

次に、その12㎜の位置に端と平行な線を引きます。

すると、上の画像のようなクロスの線になります。

次に、クランパーベースを画像のように線に合わせていきます。ネジ穴の中心を中心線に合わせましょう。

次にネジを留めていきましょう。

全て留めたら、再度ネジを外します。

このようにして中心のネジ穴をつくります。次に、ちょっと難しい場所のネジ穴の付け方を解説します。

まず、棚板を机用の天板の上に置きます。机の表面がきちんと上を向いていることを確認してください。

【注意】棚板の端を机の板とをまっすぐになるように揃えます。位置がずれてしまうと、最終的には棚板が曲がってしまうので重要なポイントです。

板を揃えたら、棚板の端に沿って机用の天板に印を付けていきます。

真ん中と左右の位置のみ短い線で印を付けていきましょう。1本の長い線を引くと、後で消すのが大変になってしまいます。

この線を使って、これまで解説した「角のネジ穴」と「中心のネジ穴」をつくっていきましょう。

これでクランパーベースのネジ穴が完成!次に木材にオイルステインを塗っていきます。

オイルステインの塗布

■このステップに必要なアイテム

まずは120番のサンドペーパーで、机と棚板の全面を磨いていきます。

木目に合わせて磨くようにしましょう。

次に600番のサンドペーパーを使って、もう一度全面を磨いていきます。これで板がとても滑らかになりますよ。同じように木目に沿って磨くのがポイント。

研磨が終わったら、布で細かい木材のくずを拭き取ります。

≪ポイント≫

ペーパーがけを簡単にするために、木のブロックなど使うのもオススメ。今回は小さなブリキの箱にサンドペーパーを巻きつけて磨きました。

上の画像のように、サンドペーパーとブリキの箱を一緒に持って動かします。

このテクニックを使えば、サンドペーパーも比較的楽にかけられますよ。

次にオイルステインを塗っていきます。油性のステインなので、塗る際にはゴム手袋の着用をお勧めします。

ドライバーを使ってフタを開きます。

よくかき混ぜるのがポイントです。

ステインをかき混ぜることで、色が均一に混ざっていきます。こうすることで、塗った時も色が均一になりますよ。

きれいなブラシで、木目に沿ってできる限り均一にステインを塗っていきます。

ステインを塗った後は、清潔な布余分なステインを拭き取ります。好みに合わせて「塗る⇒拭く」を繰り返していきましょう。一般的には、この工程を繰り返すほど色が濃くなります。今回はクリアな仕上がりにしたいので、2度塗りのみにしました。

ステインを塗り終わったら、板が乾くまで放置します。気温や湿度にもよりますが、乾燥には24~48時間かかります。

ステインが乾いているかどうかは、手で表面を触って確認します。ベタベタしていると感じたら、乾燥していない証拠。

乾いたら、再度600番のサンドペーパーで表面を磨きます。これでより滑らかな表面になります。

サンドペーパーを使用した後は、必ずきれいな布でホコリを拭き取ってください。次は、クランパーベースを取り付けてパイプを組み立てる作業に移ります。

クランパーベースの取り付けとパイプの組み立て

このステップには、ネジとドライバーが必要です。

最初に作ったすべてのネジ穴に、クランパーベースを取り付けていきましょう。

クランパーベースを取り付けた状態で、パイプの脚を組み立てる作業に移りましょう。

次からの手順には、六角ドライバー、メジャー、ペンチ2本が必要です。まずは脚の準備をします。

パイプ②(脚用)を、クランパーT型をにはめ込んでいきます。

クランパーT型がすべて同じ高さになるように、メジャーを使ってきちんと測っていきます。今回は端から10cmに合わせています。

位置が決まったら、ドライバーで六角ビスを締め付けます。

同じようにすべてのパイプ②(脚用)にクランパーT型を取り付けていきます。

次は脚の連結部・パイプ③(側面用)パイプ①(クロス補強)を組み立てます。

まず、 パイプ③(側面用) を測り、パイプの中心を見つけます。今回のパイプの長さは48cmなので、中心は24cmの位置。

次に、パイプ③にクランパーT型をはめ込んでいきます。

クランパーT型の真ん中をパイプ③の中心に合わせて測り、位置を合わせます。

合わせたらネジを締めて クランパーT型 をパイプに固定します。同じようにもう1本のパイプ③にも クランパーT型 を 固定します。

次に、長尺のパイプ①(クロス補強)を上記で取り付けたクランパーT型の側面に差し込んでいきます。

クランパーT型の六角ネジを締め付け、パイプ②の逆側にも クランパーT型 が付いたパイプ③を固定していきます。

上の画像のようにH型の 連結パイプ が出来上がります。次に、パイプ②(脚用)とこちらの連結パイプを接続していきます。

連結パイプ の端をパイプ②(脚用)のクランパーT型の側面に取り付けます。

真っ直ぐに立つように脚を回転させます。

位置を合わせたら、ネジを締めます。残りの脚も同じように組み立てます。

脚の取り付けが終わったら、上下逆さにしましょう。

次はキャスターを脚に取り付けていきます。

ペンチでキャスター上部のナットを持ち、ねじります。これでゴムを圧迫し広げることで、パイプにキャスターをセットしたときにしっかりと固定されます。

Before(左)・After(右)。

パイプにキャスターを挿入します。

脚と天板を組み立てる

次は天板に脚を取り付けていきます。

まず、クランパーベースにパイプを挿入します。

六角のネジを締めます。

すべての脚を取り付けたら、机を元の状態に戻します。

次は机に棚を取り付けていきます。

パイプ④(棚用)をクランパーベースに差し込みますが、ネジは締めないでください。

すべてのパイプ④(棚用)をはめ込んでいきます。

パイプ④(棚用)の上に棚板を置き、クランパーベースにきちんと差し込んでいることを確認します。

棚を机の天板に固定しているクランパーベースのネジを締めます。

最後に、ネジをしっかりともう1回ずつ締めます。

すべてのネジをゆるみなく固定したら、スタンディングデスクの完成です!

スタンディングデスクで仕事をしてみると、眠気や腰痛の防止にもなり、集中力も高まるのでおすすめです!

いかがでしたか?
ぜひあなたも、使いやすいスタンディングデスクをつくってみてくださいね。

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