【DIYレシピ】理想の暮らしを形に。7.4畳のスタジオづくりで実践した、3つの本格DIY

友安製作所の一員として、日々たくさんのインテリアやDIYの商品に触れている私たち。
ふと、「もっと私たちのアイテムを、等身大の暮らしの中で表現してみたい」「インテリアづくりのヒントをもっと身近に共有したい」。そんな思いが芽生えました。
実際におうちで使う様子をみなさまにもっとリアルに想像してもらえるよう、この度スタジオづくりに挑戦しました。7.4畳の空き部屋をDIYで最高のお部屋へとアップデート。これからはここで、さまざまなインテリアコーディネートの撮影を行い、より幅広くみなさまにお部屋づくりを提案できればと思います。

ということで今回は、新スタジオづくりで行った「3つのDIY」をご紹介します。本格的なDIYの手順を紐解いていくので、この記事をヒントにDIYの魅力を感じてもらえたら嬉しいです。

Wall:個性あふれる輸入壁紙で、空間のコントラストを塗り替える

Fiona(フィオナ)シリーズの壁紙は、北欧デザインを代表する壁紙ブランドのひとつ。環境にやさしい素材を使ってつくられた、丈夫で破れにくいフリース壁紙です。今回選んだ「ソフト リーブス」は、光の角度によって繊細な輝きを放つデザイン。壁一面を、シンプルながらもおしゃれなリーフ柄で彩ります。
また、一般的な国産壁紙よりスリムな約53cm幅なので、一人でも取り回しがしやすく、初心者でも扱いやすいのが魅力。「重ね切り」が不要で、柄を合わせて貼るだけで美しい壁面が完成します。

【準備するもの】
◾️輸入壁紙(好きな模様)
◾️壁紙専用施工のり(貼って剥がせる「DIY楽のり」がおすすめ)
◾️撫でハケ
◾️角ベラ
◾️地ベラ
◾️ジョイントローラー
◾️養生フィルム・マスキングテープ
◾️ローラーバケット・ローラーハケ・刷毛
◾️カッター(壁紙専用のカッターがおすすめ)
◾️脚立

【あったら便利】
◾️ハサミ
◾️ウェットティッシュ、タオルなど
◾️刃折器(カッターの使用済みの刃を入れる箱)

1. 貼る前の下準備

壁紙を貼る前にしておくべき工程は4つ。スムーズに貼れるように、事前に準備しておきましょう。

①壁面の飾りを外し、汚れを取る
凹凸やホコリは密着を妨げる原因に。タオルなどで拭き取り、まっさらな状態にします。

②スイッチプレートを外す
端の処理が圧倒的に綺麗になるため、プレートは外しておきましょう。

③養生フィルムを敷く

養生フィルムは綺麗に敷いてマスキングテープでズレないようにします。

のりが床に付かないよう広範囲に。メモリ付きのフィルムなら、壁紙のサイズカットの目安にもなり一石二鳥です。

④壁紙をカットしておく

壁面の長さを測った上で、あらかじめ壁紙をカットしておきます。2枚目以降は柄を合わせる必要があるため、リピート幅(※)を考慮して長めにカット。事前に必要枚数の目安を計算し、そろえておきましょう。
※リピート:模様のある壁紙において、同じ柄が繰り返される一定の長さのこと

✅POINT

壁紙をカットしておくと、のりを塗ったあとの作業がスムーズになり、シワや汚れの失敗も防げます。

2. 貼り方手順

輸入壁紙は国産壁紙よりも比較的に貼りやすく、工程もシンプルです。だからこそ、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、プロレベルの仕上がりに近づけることができます。作業前に全体の流れやポイントをしっかりとマスターしておきましょう。

①壁面にのりを塗布

ローラーハケで、まずは1枚目の幅より少し広めに塗ります。狭い範囲やピンポイントで塗る際は刷毛を使います。

✅POINT

貼って剥がせる「DIY楽のり」を使用する場合、のりが乾きやすいため、端までたっぷりと塗るのが美しく仕上げる秘訣です。今回のスタジオでは、今後も壁紙を貼り替える予定があるため、既存の壁紙の上から直接貼ることができる「DIY楽のりを使用しました。

②壁紙を貼る

上下に10cm程度の壁紙を余らせるように貼り、中央から空気を抜くように撫でハケを滑らせます。端やつなぎ目が密着しにくい場合はジョイントローラーを使います。

③余った上下をカット

壁紙が壁面に密着したら、角ベラでガイドラインを付け、地ベラを壁に沿わせてカットしていきます。カット部分がズレないように、カッターは途中で離さないようにしましょう。

✅POINT

壁紙の繊維やのりに含まれる成分は、想像以上にカッターの刃を消耗させます。切れ味が落ちると壁紙を傷めてしまうため、壁紙専用カッターの使用がおすすめです。また、常に綺麗な切り口を保てるよう、刃はこまめに折って使いましょう。

★スイッチ周りはどうするの?
プレート部分の中心に「×印」の切り込みを入れ、そこから周辺をカットしていきます。プレート内に隠れるギリギリのサイズでカットをとどめるのがコツ。プレートを戻したときに切り込みが見えず、プロ級の仕上がりになります。

⑤柄合わせをして2枚目以降へ

2枚目以降は、1枚目と同様に壁にのりを塗り、柄を合わせながら貼り付けていきます。つなぎ目はジョイントローラーを使い、横に滑らせるようイメージで圧着させます。その後は同じ工程を繰り返していきます。

✅POINT

柄がズレている場合は、一度壁紙を壁面から剥がして合わせ直します。密着させたまま移動させると壁紙が伸びてしまう恐れがあるため、注意が必要です。

★端(コーナー)はどうするの?
壁の端は、壁紙を二つ折りにして形をなじませてからカットします。角が立ちにくいときは、余った壁紙に斜めに切り込みを入れたり、ハサミで余分な部分をざっくり切り落としたりしておくと、その後の作業がスムーズです。

⑥完成

貼り替え前と比べ、彩り豊かで美しい空間へと進化しました。まるで新しいおうちに引っ越した時のようなワクワク感が、お部屋いっぱいに広がります。

Window:カーテンレールで、窓辺を美しく引き締める

カーテンレールを取り付けることは、カーテンのスムーズな開閉だけでなく、外からの直射日光や熱、冷気の侵入を防ぐことにもつながります。今回は、機能美あふれる「Alulevo(アルレヴォ)」を選びました。マットな質感が、窓辺に洗練された落ち着きをもたらしてくれます。

【準備するもの】
◾️カーテンレールのセット(Alulevo:レール・キャップ・ブラケット・ランナー付き)
◾️ビス
◾️電動ドライバー

取り付け方(天井付け編)

カーテンレールを取り付ける際に一番はじめに行うブラケットの固定ですが、正面付けと天井付けで取り付け法・使用するビスそのものが異なります。今回は奥行きのある窓辺だったため、天井付けを行いました。

①ビスで固定する位置に印をつける
ブラケットを固定する位置に、えんぴつで印を付けます。ズレがないように気をつけます。

②ブラケットを天井に固定する

電動ドライバーのドライバービットを使い、ブラケットの中心にある穴を通して下側からビスを天井に固定します。端からブラケットを固定する間の間隔は10cm以内が良く、中間までの感覚は90cm以内になるよう固定してください。

✅POINT

ビスを固定する際、天井が硬い場合は事前に下穴を開けておくと、ビスが真っ直ぐ入り、割れも防げます。

ブラケットのサイズに注意
伸縮タイプは太さが異なるため、太い方には「G」刻印のブラケット、細い方には無地のブラケットを使用しましょう。

③レールを固定する

ランナー・キャップを組み込んだレールを、ブラケットに差し込みます。

④ネジで固定する

ブラケットについているネジを締め、レールをしっかり噛ませます。

⑤完成
カーテンレールを取り付けたことで、窓辺の準備が整いました。カーテンが掛かるようになると、プライバシーを守る安心感とともに、お部屋の完成度がぐっと高まります。

Table:お部屋の中心に、天板とアイアン脚でつくるダイニングテーブルを

お部屋の印象を決定づける家具といえば、やはりダイニングテーブル。既製品ではなかなか出会えない「自分にぴったりのサイズ」を叶えるために、天板と脚を組み合わせてるDIYに挑戦しました。

使用した脚は、友安製作所の「アイアンカットロの字型テーブルの脚 2脚1セット」。シンプルなのに、見る角度で表情を変える立体的なデザインのアイアンが魅力で、ホームセンターで購入した集成材と組み合わせました。テーブル脚については、「【DIYレシピ】天板とby TOMOYASU S.S.テーブル脚でつくる。理想を叶える一生モノのテーブルDIY」で詳しく解説しています。

まとめ:DIYで、より心地よいお部屋へ

いかがでしょうか?
DIYが完成したのでこだわりのインテリアや雑貨を置いてみると、心地よいリズムが刻まれた一人暮らし向けのワンルームに。壁面は、リーフ柄を主役にした面と、バランスを取ってナチュラルに仕上げた国産壁紙の面を使い分けています。7.4畳という限られた空間を、「リアルな暮らしを試すスタジオ」にすることができました。

さて、この3つのDIYを経て、最終的にどんなお部屋が出来上がったのか……。
リーフ柄の壁紙とカーテンレール、テーブル脚を活かしたスタイリングの全貌は、後日公開の「コーディネート編」で詳しくご紹介します。どんなお部屋が完成したのか、どうぞお楽しみに!