「interview生きるをあそぶ人」は、友安製作所のスローガン『生きるをあそぶ』をもとに、自分らしい人生を楽しんでいる人にお話を伺うインタビューシリーズです。
第8回は、大阪府八尾市のものづくり発信拠点『みせるばやお』にオープン当初からかかわっているマネージャー、稲垣裕子さん。あなたにとって、自分らしい人生とは?
人との出会いが生まれる『みせるばやお』で
稲垣さんがマネージャーを務める『みせるばやお』は、近鉄八尾駅前のLINOAS(リノアス)8Fホール のスペースを拠点とした、八尾のモノづくり企業の「魅せる場」。多彩な「ものづくりワークショップ」を通じて地域貢献 を行うと同時に、八尾のものづくり企業や、ものづくりの魅力を発信しています。
稲垣さんはここで、ワークショップの企画・運営、経理などの事務全般、パートスタッフさんのマネジメントなど幅広く担当しています。
「『みせるばやお』の活動では、『八尾少年少女発明クラブ』という取り組みにも関わっています。“八尾から次のレオナルド・ダヴィンチを生み出す”というコンセプトで、子どもたちに発明につながるようなワークショップを提供しているんです。つい先日も八尾の企業さんにご協力いただき、商品開発につながるようなワークを行ったんですよ」と、笑顔で語ってくれる稲垣さん。『みせるばやお』の活動では、どのようなやりがいを感じているのでしょうか?
「八尾市のものづくり企業の社長をはじめ、とにかくいろんな人と出会えることですね。そして、ものづくりのことについてさまざまな知識を得られること。毎回発見の連続です」。
稲垣さんのこういった人との出会いは、『みせるばやお』以外の活動にも広がり、彼女の自分らしい人生にもつながっているようです。
「好き」を活かしたリノベーション

実は稲垣さん、『みせるばやお』の活動以外にも、中古マンションのオーナーとして、自分の「好き」を活かしたユニークな方法で賃貸マンションを運営しているんです。今回のインタビューの舞台は、そのマンションの一室。
稲垣さんがその中古マンションを引き継いだのが12年前。当時は16部屋中、入居者が6部屋のみ。そこで残り10部屋を稲垣さんの好きな壁紙や床、間取りにリノベーションしたところ、なんと1年で満室に。古いマンションに新しい価値が生まれた瞬間でした。
「現在は、先に借りたい人を募集して、その人の暮らし方に合った空間にリノベしてお貸しするという新しいスタイルを提案しています。入居後のDIYも自由に楽しめることもあり、ほとんど満室の状態が続いているんですよ」
つい最近は、自転車やキャンプが趣味の住人のために、広い土間をつくったのだとか。さらに稲垣さんは、こういった入居者へのモデルルームも兼ねて、同マンションの一室をスケルトンの状態から、ご自身の好きな空間にDIYされています。
それがこの写真の一室。昔ながらの4部屋に分断されていた間取りを、24畳のワンルームに。その床には、友安製作所の床材『Kino(キーノ)』を使っています。
「もともとここに置きたいアンティークの家具があって、それに合わせるために無垢の床材を探していました。Kinoは、天然木ではめ込みタイプのフローリング材。カットもしやすくて、24畳の広さも一日で施工することができました。手軽なのに、無垢材の温かみもあって、余ったものをタッカーで壁にも貼ってみました。この壁も思った以上に綺麗に仕上がって、大満足です!」
友安製作所でもKinoを壁に貼る事例は初めて。取材にお邪魔した私たちも、その完成度の高い仕上がりに驚いてしまいました。稲垣さんが愛用しているヴィンテージの家具とも馴染み、まるで本物のインテリアショップのような空間です。
インテリアへの想いが完成度の高いDIYに

お部屋のセンスを見てもわかるように、稲垣さんは、もともとインテリアが大好き。好きが高じて、短大でもインテリアを学んだそうです。社会人になってからは事務畑を歩んできましたが、おうちのインテリアは、住む部屋それぞれでイギリスのアンティークやアメリカのヴィンテージなど、テーマを決めてこだわっていました。
そんな中、お子さんのためにつくった手づくりキッチンがきっかけでDIYに目覚め、これまでもさまざまなDIYにチャレンジしてきたそうです。
お邪魔したマンションの一室も、床だけでなく、壁の塗装や洗面所・お風呂のタイル貼りなど、あらゆる場所をDIYされていました。完成度も高く、もはやプロなのでは!?と思うほどの仕上がりです。
「ここの白い壁は元の壁が汚れていたこともあって、塗料を7回塗りました(笑)。塗料の塗り方は、『みせるばやお』でつながった八尾の方に教えてもらったんですよ。おかげでプロジェクターが綺麗に見えるようになりました。他にも、知り合いの電気屋さんや左官屋さんにも助けてもらい、大満足できる空間に仕上がりました」
ベランダ側の2つの掃き出し窓には、友安製作所のカーテンレールをオーダー。窓2つを1本のカーテンレールでつなぐことで一体感を演出しました。
「この長さのカーテンレールを設置するのは、通常あり得ないことだったようですが、友安製作所さんに無理を言って用意してもらいました」と稲垣さん。
理想の部屋づくりに対する彼女の純粋な熱意が、周囲の協力を生んでいるようです。

洗面所のタイルもDIY 
難易度の高いお風呂場も

自分らしい時間とは?

このマンションの一室は、稲垣さんの“理想のインテリア”への思いと、“人とのつながり”があったからこそ実現できた空間。今この空間は、モデルルームとしてだけじゃなく、『みせるばやお』のスタッフや、ママ友たちとのホームパーティー、映画鑑賞、娘さんたちとの時間に使っているそうです。
そんな稲垣さんの「自分らしい時間」とは?
「インテリアにかかわることが一番自分らしいこと。試行錯誤してつくったインテリア空間を見てもらいたくて、この部屋にもよく人を招くんです。そしてその空間で、みんなと一緒に楽しく過ごすのが一番自分らしい時間」。
八尾市の経営者から小学生、高齢者まで、幅広い人たちとかかわる稲垣さん。どんな立場の人たちとも分け隔てなく接し、たくさんの人から愛される彼女のワンルームには、今日もにぎやかで温かな声があふれています。
これからも稲垣さんの人生が、自分らしく、あそびのある人生でありますように。友安製作所のスタッフ一同、応援しています。
こんなところにも友安製作所のアイテムが

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『みせるばやお』『八尾少年少女発明クラブ』マネージャー。株式会社ヘンリー代表取締役。2児の母として子育てと両立しながら活動するワーキングマザー。おもてなし好きから、長年、料理教室にも通っています。