【Web版 Ttimes】interview 生きるをあそぶ人 vol.1／犬とのやさしい暮らしクリエーター・奥野美鈴さん

『Ttimes』は、年に約4回発行している友安製作所のフリーペーパーです。
誌面を通じて、商品やサービスの紹介、DIYレシピ、インテリアコーディネートなどなど、私たちのビジョンである「世界中の人々の人生に彩りを。」お届けすることを目指しています。

2024年は、このTtimesが創刊10年目！ 夏号には大幅なリニューアルを行い、皆さんのくらしがさらにカラフルになるコンテンツを充実させました。
そして、リニューアルの一環として、このトモヤスタイムズで発信するWeb版もスタート！
Ttimesで掲載したインタビュー記事などをWebでもお楽しみいただけます。

「生きるをあそぶ人」とは？

「interview生きるをあそぶ人」は、友安製作所のスローガン『生きるをあそぶ』をもとに、自分らしく人生を楽しんでいる人にお話を伺うTtimesのインタビューシリーズです。
今回記念すべき第1回は、“犬とのやさしい暮らしクリエーター”奥野美鈴さんのおうちにお邪魔して、愛くるしいワンちゃんたちと一緒にいろいろなお話をお聞きしました。
あなたにとって自分らしい人生とは？

犬が楽しめるやさしい空間を

白い壁に個性的なブルーの扉。「丸ごと一軒、DIYでリフォームした」という奥野さんのご自宅にお邪魔すると、元気で愛くるしい３匹の愛犬がお出迎えしてくれます。
　「まず、犬が楽しめることが大前提。犬がいることで、いろいろなアイデアが浮かんでくるんです」と語る奥野さんの肩書は、“犬とのやさしい暮らしクリエーター”。
DIYや犬着物デザイナー、フォトスタジオの運営など幅広く活躍されています。

米軍ハウスをイメージしてDIYしたご自宅の敷地内には、もう一軒、築65年の小さな古民家をDIYしたカフェ風のフォトスタジオも。
「奥野さんが暮らす空間のほとんどがDIYでつくられている」と言っても大袈裟ではありません。
奥野さんがDIYを始めたのは、まだまだ日本にDIYという単語が普及していなかった頃。
そこから現在まで、なんと合計6軒のDIYを経験したというから驚きです。

手から生まれた愛おしくなるモノづくり

現在お住まいの築60年以上のご自宅も、2度のDIYリフォームを経て現在の形になりました。
外壁や建具などの塗り直しはもちろん、奥にあったキッチンを玄関側に移動し、玄関にはお手製のフラップ式の下駄箱も。
二間続きの和室も板張りのリビングにコツコツとDIYしていきました。

「室内の床は、犬が走っても滑らないような木材を使っています。床の間だった部分も活用し、上手く隠しつつ犬たちのトイレスペースに」と、DIYの中にもワンちゃんたちが心地良く暮らせる工夫をしています。
こういった細かなこだわりが実現できるのもDIYならでは。
フォトスタジオとして使用している古民家も、こだわりがたくさん。
板張りの外壁は、3色の塗料を使って一枚一枚を塗装し、窓枠もアンティークな風合いを出すために、わざとクラックを施した塗装にしています。

「これ、かわいいでしょ！って、自分で言っちゃうんです（笑）。自分でつくったものを自分で愛おしく思いたいし、そう思えるものをつくっています」。

手掛けた日常丸ごと「自分らしさ」

そんな奥野さんですが、実は40代で肺がんを患ってしまったそうです。
それをきっかけに、よりワンちゃんを含めた家族と心穏やかに暮らす日常を大切にするようになりました。
そして、その時間を過ごすのは、自分自身がつくり上げた愛おしいDIYの空間。

　「その日常が丸ごと、私らしさを表わしていると思っています」。

心穏やかな自分らしい人生を歩む奥野さんは、“生きるをあそぶ人”。
その魅力にひかれ、SNSなどを通じて、たくさんのご縁が集まってきます。

「本当にたくさんの人とつながりができ、新しいことにチャレンジするきっかけにもなっています」。
これからも、奥野さんの自分らしい人生から、ご縁が広がりますように。

★奥野さんお気に入りの友安製作所の製品

奥野さんは、DIYのさまざまな場面で友安製作所の製品を使用されています。
特に塗料関係がお気に入りとのことで、その感想をお聞きすると、、、
「友安製作所の塗料は、どの色を選んでもおしゃれで間違いない！ 内装仕上げ材の『ひとりで塗れるもん』と、鏝(こて)も本当に塗りやすくてびっくりです！」