【BARで話そう vol.2】Geneからみんなへ。次世代に贈る、未来へのエール

日が沈み、仕事のスイッチをオフにする瞬間。 私たちには、家でも職場でもない場所で、自由に話せる時間が必要です。
阿倍野駅から徒歩約3分。「友安製作所Cafe&Bar 阿倍野」の扉を開けると、入り口すぐのカウンターでバーテンダーのBob(ボブ)が迎えてくれます。

ここでは役職も年齢も関係ありません。流れるのは、職種や立場の垣根を越えた、お酒の場だからこそこぼれ落ちる「オフモード」のトーク。
バーを舞台に対話を繰り広げる連載企画。第二回目は、広報のCyan(シアン)が聞き手となり、ソリューション営業課のGene(ジーン)をゲストに迎えました。
「いらっしゃいませ」と静かに迎えるBobの一言から、阿倍野バーは今夜も開店します。

この人たちが語ってくれました!

ソリューション営業課 課長。定期的に会いにきてくれる孫とのお出かけが最近の楽しみ。先日は和歌山県にあるアドベンチャーワールドで一日中歩き回り、休日を満喫した。

広報・ブランディング担当。趣味はごはんづくりと部屋づくり。友安製作所のアイテムをつかって、賃貸でできるDIYをいろいろ実践中。インドア派とみせかけて、実は結構アウトドア。

阿倍野バーのバーテンダー。数年に一度は訪れるというディズニーランドと、20足ほど持っているスニーカー(特にジョーダン)集めが趣味。現在、新居でのDIYを計画中。

【オーダー】おまかせの梅カクテルで乾杯を

普段はあまりお酒を飲まないというGene。そんな彼でもバーを楽しめるように、Bobが提案したのはチョーヤ梅酒とコラボした特別なノンアルコールカクテルでした。アルコール0%の安心感と、本格梅酒仕込みの深みのある味わいです。

Cyanも、オリジナル梅酒を使った華やかなカクテルをチョイス。現在、阿倍野のバーでは梅が旬のこの時期に合わせて、ポップアップストア「The CHOYA GARDEN 2026」を開催中です。色鮮やかな梅ドリンクの冷たいグラスを傾けながら、阿倍野バーでのオフトークがはじまります。

Gene:僕はお酒を普段飲まないんですよ。なので今日はおまかせでお願いします。

Cyan:友安製作所バーでは、ノンアルコールでもおしゃれでおいしいドリンクをつくってくれるんですよね?(笑)

Bob:ハードルが上がりましたねぇ〜(笑)。では、6月11日(木)からチョーヤさんとコラボしていることもあり、たくさん梅酒のボトルを仕入れているので、梅を楽しむ一杯にしましょう。
Geneには、酔わないシリーズの梅酒テイスト飲料に、クランベリーのジュースを。大人なグラスでしっとりと味わってみてください。

Cyan:昨年に続いて、今年の夏もチョーヤさんとコラボしたんですよね。好評だったって聞いたので、私も梅酒を使った一杯をお願いします!

Bob:かしこまりました! ではCyanには、チョーヤさんとコラボしたオリジナル梅酒を使ってカクテルをつくりましょう。

🥃今夜、Geneに差し出した一杯
「酔わないThe CHOYA本格梅酒仕込み」のノンアルカクテル

紀州産南高梅の種の成分に着目し、アルコール0%なのに梅酒らしいおいしさをしっかりと味わえる本格梅酒テイスト飲料です。芳醇で華やかな香り、濃厚でコクのある味わいが特長のこれに、クランベリーのジュースで甘酸っぱさをプラス。深みとちょっぴり青みのある赤ピンクが美しいカクテルになりました。

🥃今夜、Cyanに差し出した一杯
友安製作所×チョーヤコラボのオリジナル梅酒カクテル

CHOYAとコラボしてつくられたオリジナル梅酒を使って、Bobが華やかにアレンジ。仕上げには綺麗にカットされたオレンジを添えて、夏らしさを演出しました。梅の香りとスッキリとした飲み口、ほのかにフルーティーの味わいが楽しめます。

激動の変革期と、お客様に安心を届けるSS課の役割

今回のゲストにGeneをリクエストしたのは、バーテンダーのBob。コロナ禍でバーが一時休業していた際、Geneとともに物流関係の仕事を経験し、それ以来彼の人柄に惹かれていると言います。一方のCyanは、新卒一期生として入社してからの3年間、Geneに対して「厳しくてきっちりとした人」という印象を抱いていました。しかし、先日に行われた社内全体会議でGeneが「山ではうさちゃんと一緒に暮らしたい」と発言したのを聞き、チャーミングなギャップに魅了され、ぜひ話してみたいと今夜の聞き手に立候補しました。

Geneが入社した2014年当時、社員はまだ20人ほど。そこから拠点や事業が増え、現在の約180人の規模になるまでの激動の変革期を、彼は最前線で支え続けてきました。お客様と直接向き合うSS課(ソリューション営業課)の長として、彼が大切にしているスタンスに迫ります。

Cyan:改めまして、よろしくお願いします! 早速なんですが、Geneは友安製作所の社員としてこれまで働いてきた中で、印象的だった出来事はありますか?

Gene:2014年に入社してからこれまで、あっという間でした。本当にいろんなことがあったので、印象的な出来事はひとつに絞るなんてできないんですよ(笑)。まず入社して3ヶ月後に、Bossから「東京に営業所をつくる。この図面どう思う?」と言われて。当時は大阪の本社兼工場しか拠点がなかったので驚きました。
営業所ができたと思ったら、次はカフェができて。と思ったら今度は(大阪の)本社を大幅に建て替えることになり、終わったら大阪にもカフェ&バーをつくると……(笑)。それがここ、「友安製作所Cafe&Bar 阿倍野」です。物件探しからお店をつくり上げていくところまで、Bossの相談に乗ったり手伝ったりしていました。はじめてこの場所に訪れた時は廃墟だったので、今のような姿に生まれ変わるなんて思っていなかったな。

Cyan:今と全然違う姿なんですか?想像できない!

Gene:そしてBossの凄いところは、なんでも先にゴール日を決めて、その日に間に合わせるように逆算して動くというところ。カフェの場合だと、オープン日を先に決めてから内装の施工やインテリア、機械の搬入が始まるんです。

Cyan:友安製作所らしいところですね。ゴールを先に決めて、そこから走り抜くスタイルは今も変わらないと思います。

Gene:その時は従業員総動員でオープン準備に取り掛かったので、普段はお客様対応が仕事の僕も、カーテンレールの取り付けを行いました。その後も一年に一回くらいの頻度で新事業が立ち上がり、博多にもカフェができて。今も、新事業が始まったりイベントを行うようになったりと、目まぐるしく進化していってるでしょ?

Bob:従業員も、今では180人ほどいますもんね。僕は入社して8年くらいですが、この8年でも大きく変わったもんなぁ。でも会社の変革期にはずっとGeneがいたなんて凄いですね。

Gene:だからこそ、会社が大きく成長して行く中にずっと身を置けているのはうれしいことですね。

私たちの歴史を解説した記事はこちら

Cyan:そうやって会社がどんどん進化していく中で、Geneが現在所属されているSS課さんは、一般のお客様にメインで対応するお仕事ですよね。常に電話対応をされていたり、テキパキと動かれていたりなどお忙しいイメージがあります。

Gene:SS課は商品とお客様をつなぐ窓口ですからね。もちろん、メンバー間で雑談を含むコミュニケーションを取ることもあるけれど、僕たちの仕事はお客様に対して第一線で対応すること。お客様の前では、プロとして会社の方針に沿ってきちんと対応していく必要があります。そのため、ときには課内のメンバーにはしっかり目にアドバイスすることもあって、メリハリはあるんじゃないかな。

Cyan:普段はSS課の皆さんとどんなお話をされるんですか?

Gene:お互いのプライベートの話をすることもありますよ。いじられることもあります(笑)。

Bob:僕も社内イベントなどでよくSS課の誰かしらと一緒の席になることが多いので、普段会うことが少ない分、結構話すんですよ。年代も近いし、安心できる空気感をつくってくれるから、話しやすい人たちです。

Gene:SS課には社歴が長い人が多くて、僕より長いメンバーも何人かいるんです。そしてちょうど娘くらいの年代がSS課には多いので、コミュニケーションが取りやすくて居心地が良いですね。課長としては、みんなが働きやすくなるように仕事のやり方を模索したり、調整したりなどに日々努めています。

おじいちゃんとしての顔と、家族で行ったDIYの思い出

会社では「お客様の窓口」として頼れる存在のGeneですが、グラスが進むにつれて、話題はプライベートへと移ります。実はDIY好きで、過去には家族総出で自宅のガレージを改装したという一面や、お孫さんとの休日の過ごし方など。バー特有のやわらかい空気が、チャーミングな「おじいちゃん」としての素顔を引き出していきます。

Cyan:休日は何をして過ごされているんですか?

Gene:孫が会ってくれる時は、外出します。この前は和歌山県にあるアドベンチャーワールドに行きました。一日中歩き回るとさすがに疲れますが、孫と過ごす時間はとっても楽しいですね。嫌がられない程度に会っています(笑)。

Bob:社内では想像もつかない「おじいちゃんの姿」ですね! 良いおじいちゃんだな〜(笑)。

Cyan:他にはどんな過ごし方をされているんですか?

Gene:最近はやっていないけれど、インテリアやDIYに興味を持っていたこともありましたよ。前職の退職金で家をリフォームした際に、友安製作所の商品を購入してインテリアアイテムを取り付けたことも。また4年前には、ガレージをDIYしてミニANNEX(※)をつくりました(笑)。
※ANNEX:旧大阪本社オフィス

Bob:どういうことですか? 僕も今度、新居でDIYをしようと思っているので、参考として詳しく知りたいです!

Gene:既存のガレージを取り壊し、Jack(工務店事業 施工担当)に頼んで紺色のガルバリウム鋼板を仕入れて、ANNEXを意識した新しいガレージをつくったんです。内装は自分で壁材を購入し、家族みんなでDIYしました。

Cyan:最高の思い出ですね! それに、普段お客様に案内している商品を自分でも使ってみるって大切ですね。

Gene:そうそう。実際にやってみるとお客様の気持ちが分かるからね。その時にはじめて「ひとりで塗れるもん」で壁塗りしたり、「design id」の輸入壁紙を貼ってみたりしたけれど、やりやすかったですよ。ちなみに、家の中では置くだけタイプの床材を使ってますが、それも良かったです。

次世代がAI時代を生き抜くためにやり遂げたい最後の一年。そして、その先の挑戦

ほのぼのとした雰囲気に包まれたカウンター。いつの間にか、話題は来年秋に控えた定年退職、彼の「これから」へと向かいます。かつて一度は諦めた道であり、今再び「果たすべき目標」として定めた次の挑戦。そして後輩たちへ残す、AI時代を生き抜くための力強いメッセージとは。

Cyan:来年にはいよいよ定年を迎えられますが、そこで友安製作所は卒業される予定ですか?

Gene:そうですね。この歳になると人生の終盤ではあるのですが、「やりたい」「やらなくてはいけない」と思ったことがあるので、それに向けて友安製作所からは身を引く予定です。

Cyan:なんだろう……よければその「やりたいこと」を伺ってもいいですか?

Gene:実は、“小学校教師”になりたいんです。もともと教育関係の大学を卒業していて小学校の教員免許を持っているのですが、当時の事情で教師の道には進まず、一般企業に就職したんですね。それはそれで仕事も充実していたので、当時の決断に後悔をしたことはないのですが、最近「これでいいのかな」という気持ちが芽生えるようになりました。

Cyan:なんと……! 40年越しの想いですね。

Gene:母もいまだに口ずさむんです(笑)。確かに親としては、「教師になるものだと思ってたのに、大学で学んだ分野とは関係のないところに就職するなんて!」と思いますよね。「今さら言うなよ」と、はじめは気にしていなかったんですが、母もずっと思ってくれていたんだなとも感じるようになって。自分としても「一時は教師を目指して頑張ってたな」と当時の気持ちを思い出すこともあったので、「どんな形でも良いから、一度くらいは教壇に立ちたい」と考えるようになりました。

Bob:なんてカッコいい……! お孫さんもいらっしゃるんですよね、もともと子どもがお好きだったんですか?

Gene:孫や子どもはもちろん、とっても可愛いですが、正直“子どもが好きだから”という理由で教師を目指していたわけではないんです。むしろ、子どもに教育をする大変さを想像できていたからこそ、当時は踏み出せなかったという理由もあります。でも心残りがあるので、もう一度挑戦してみようかなと。

Cyan:娘さんやお孫さんにも挑戦する姿を見せられるから、素敵ですよね!

Gene:と思うでしょ? でも、実際に小学校教師として働いている次女が「そんな甘くないからやめといた方がいい」って(笑)。大変な部分を知っているからね。それでも、今は「やってやろう」という気持ちが大きいですね。

Cyan:最後に、定年まで残り一年ということで、引退までに成し遂げたいという抱負はありますか?

Gene:そうですね。一番は、AIを使いまくることかな。今の働き方って本当に大きく変わっていると実感する日々なんです。僕は他の人よりも社会経験が長いですが、AIに関しては全然まだまだ。だからこそ、これからも友安製作所で働く人たちにはAIをパートナーにしてほしいんですね。僕に相談するより、良い答えが返ってくると思うから。

Bob:相談内容によっては、もちろんGeneに聞く方がクリアになる可能性はありますが……!

Gene:いえいえ(謙遜)。特にSS課の仕事はAIと相性が良いみたいなんです。相談してみると、きちんとした答えが返ってくることが多いんですよね。これまで僕が働いてきた時代って、「上の人が決めたことを下がやる」というトップダウンの傾向が強かったんです。でもこれからは、上の人間が下の子たちに「こっちだよ」って道筋を教えてあげるようなことは、どんどん減っていくと思っていて。その大きなきっかけがAIの存在なんですよね。だからこそ、誰かからの指示を待つんじゃなくて、一人ひとりがAIをパートナーにして進んでいく働き方に変えていきたいなと考えています。

「今の働き方が最適だ」と満足してしまうと、これからの時代についていけなくなり、働きづらい環境になってしまうと思う。SS課のメンバーにはそんな思いをさせたくないので、この一年をかけて、今の組織のつくり方をすべて取り壊し、AIをチームとして巻き込んでいく形をつくりたいと考えています。

Cyan:壮大な計画……! あと一年でできますか? 自分がGeneの立場になったらできる自信がないかもしれません。

Gene:でも、少し前までできなかったことが、もうAIでできるようになっていたってことありませんか? そのスピード感が本当に凄いので、やるしかないと。

Cyan:私が今感銘を受けたのは、残り一年の中で、次の時代の仕事のやり方を取り入れ、その形を新たに確立させるということが凄いことだなと思いました。

Bob:ご自身がつくり上げたものを潰すってことでもありますもんね。

Cyan:本当にそうですよね。SS課さんの仕事がしやすくなるために、「環境を整えてあげることが自分の使命だ」と先ほど言っていましたが、その姿勢を最後まで崩さずにやり切るんですね。

Bob:本当にカッコいい。定年退職、もう少し延長していただけませんか?(笑)

Cyan:定年後にやるべきことがありますから(笑)。Gene、改めまして、あと一年よろしくお願いします!

【エンディング】バーのカウンターで語られた、未来へのエール

今夜は、2027年の秋ごろに定年退職を迎える予定のGeneに話を伺いました。「個人的に思い出があるから、久々に話したい」というBobのリクエストから実現した今回のトーク。
コロナ禍で一緒に仕事をした際、仕事だけでなくプライベートの話も自らするなど、気さくにコミュニケーションを取ってくれたというGene。その真面目さとあたたかさのメリハリに、Bobは「なんて素敵な人なんだろう」と感動したといいます。オフの時間であれ、つい口ずさんでしまうのは仕事の話。働くことが好きで、人一倍真摯に向き合うGeneらしい人柄があふれる時間となりました。

「自分のルールを取り壊す」という覚悟と勇気。定年退職後に、ひとつの「使命」として教師の道へ挑戦する姿勢もさることながら、最後の一年でAIを巻き込んだ新しい組織づくりに挑むその姿は、後に続く社員全員への熱いエールです。
社員みんなが応援したくなる、Gene。友安製作所での残りの一年を、まだまだ全力で駆け抜けます。次はどんなゲストが、このバーに訪れるのか。次回もお楽しみに。

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