海外のインテリアを見て、「こんな部屋にしてみたい」と思ったことはありませんか?
大胆な色使いや印象的な柄、ちょっと個性的な家具。
海外らしいインテリアには憧れるけれど、いざ自分の部屋で真似しようとすると、「家具を全部買い替えないと無理かも」「どこから変えればいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。
でも、部屋を丸ごと変える必要はないんです。
いつもの空間に好きな色をひとつ足したり、柄を取り入れたり。壁の一部を変えてみるだけでも、部屋の表情は意外と大きく変わります。
今回は、アメリカ人スタッフのGeoffに「色」「柄」「壁」「質感」という4つの視点から、いつもの部屋を海外インテリアのような雰囲気に近づけるヒントを紹介してもらいました。
今の部屋を活かしながら、まずはできるところから楽しんでみましょう。
この人に聞きました!

■Geoff(ジェフ)
ブランドデザイン部 クリエイティブ課
アメリカ出身。カメラマンやディレクターとして、友安製作所の多くの制作物にかかわっています。
写真・動画&音楽制作が趣味。ちなみに日本語はペラペラです。
▼動画版はこちら▼
目次
まずは「色」をひとつ。小さな家具から雰囲気を変える
部屋の雰囲気を手軽に変えたいなら、まず注目してほしいのが「色」。
明るい色を加えれば、空間がぐっと軽やかで楽しい印象に。少し落ち着いた色なら、ゆったりとくつろげる雰囲気に。同じ部屋でも、そこに加わる色によって感じ方は変わります。
とはいえ、ソファやテーブルのような大きな家具を買い替えるのは、なかなか勇気がいるもの。そんなときは、小さな家具やインテリアから好きな色を取り入れてみるのがおすすめです。
置くだけでアクセントになる「Loopy」

コロンとしたフォルムと、ぱっと目を引くカラーが印象的な「Loopy(ルーピー)」。
シンプルな部屋にひとつ置くだけでも、空間に色のアクセントが生まれます。大きな家具を変えなくても、「いつもの部屋がなんとなく物足りない」というときに、ほどよく表情を加えてくれるアイテムです。
Loopyはダスティピンク、マスタード、セージグリーンの3色展開。
どのカラーを選ぶかによって、部屋の見え方も少しずつ変わります。お気に入りの色を主役にしてみたり、今ある家具やファブリックとの組み合わせを楽しんでみたり。小さな面積だからこそ、普段は選ばない色にも挑戦しやすそうです。
そして、使い方もひとつじゃないんです。
そのままなら、ちょっと腰掛けたいときに便利なスツールに。ひっくり返すと、ブランケットやクッション、小物などをしまえるバスケットとして使えます。さらにフラットな座面は、飲み物や本を置くサイドテーブルとしても役立ちます。
冬はブランケットを入れてソファのそばに置き、暖かくなったらサイドテーブルとして使う。そんなふうに、季節や暮らし方に合わせて役割を変えられるのもユニークなところ。
リビングや寝室、バルコニーなど、場所を選ばず取り入れやすいLoopy。
海外インテリアに興味はあるけれど、大きく模様替えするのはまだ少しハードルが高い。そんなときは、まず小さな家具から「好きな色」を加えてみるのも、部屋を変える第一歩になりそうです。
「柄」を取り入れて、部屋に遊び心を
色の次に試してもらいたいのが「柄」。
海外のインテリアでは、植物をモチーフにしたデザインや大胆なパターンなど、柄を印象的に取り入れた空間もよく見られます。
なかでも、部屋の印象を変えやすいのがカーテンです。
カーテンは、一度取り付けると、いつの間にか背景のような存在になりがちですが、窓まわりは部屋の中でも意外と大きな面積を占める場所。無地から柄物に変えたり、これまでとは違う色使いを選んだりすることで、窓辺そのものをインテリアの見せ場にすることもできますよ。
柄物初心者にも取り入れやすい「ブラート」

葉っぱのモチーフが印象的なカーテン「ブラート」。しっかりと柄は入っていますが、色使いはアースカラーベースで落ち着いているから、空間になじみやすいデザインなんです。
「無地では少し物足りないけれど、柄を主張させすぎるのもちょっと……」。
そんな人なら、まずはこうした穏やかな柄から取り入れてみるのもよさそう。
リビングや寝室など、ゆっくり過ごしたい場所にも合わせやすく、いつもの空間にさりげなく表情をプラスできます。
柄を取り入れるからといって、必ずしも部屋を華やかにする必要はないんです。
落ち着いた色合いを選べば、居心地のよさはそのままに、海外インテリアらしい遊び心を加えることができます。

ライトブラウン 
グリーン

「海外インテリア=派手」というイメージがあるかもしれないけど、ホテルっぽい落ち着いたインテリアを目指すなら、ブラートみたいなジャガード織の高級感ある生地がマッチするよね。
大胆な柄を部屋の主役に。「アルヴァ」

せっかく柄を取り入れるなら、思い切って主役にしてみるのもひとつです。
インポートカーテンの「アルヴァ」は、レトロでポップな雰囲気と、ボタニカルなテイストが混ざり合った存在感のあるデザイン。
こうした大胆な柄は、背景になじませるというより、自然と視線が集まる「フォーカルポイント」として楽しむのがぴったりです。
たとえば、シンプルな家具を置いたワンルームに取り入れれば、カーテンが空間のアクセントに。子ども部屋なら、色や柄を活かした楽しい雰囲気づくりにもつながります。
同じカーテンでも、落ち着いた柄を選ぶか、大胆なデザインを選ぶかで部屋の表情は大きく変わるもの。
「どんな部屋にしたい?」から逆算して選んでみると、自分らしい柄が見つかりやすくなりそうです。

カーテン以外なら、小さなアイテムからでもOK

「大胆な柄には惹かれるけれど、カーテンを変えるのはまだ少し勇気がいる」。
そんなときは、クッションやラグ、ランチョンマットなど、小さなアイテムから始めてみるのもおすすめ。
面積が小さければ、個性的な柄も取り入れやすくて、季節や気分に合わせて変えることもできますよね。
まずはクッションをひとつ変えてみる。お気に入りの柄のランチョンマットを敷いてみる。そんな小さな変化でも、無地中心だった部屋に、いつもとは違った雰囲気を楽しめます。

もっと印象を変えるなら、「壁」に目を向けて
色や柄を小物で取り入れるだけでも部屋の雰囲気は変わりましたよね。でも、「もう少し思い切って変えてみたい」というときは、「壁」の印象を替えるという方法も。
壁は部屋の中でも大きな面積を占める場所。家具は同じでも、背景が変わるだけで空間全体の見え方がガラリと変わりますよ。
大胆なボタニカル柄をアクセントウォールに

北欧ブランド「Fiona(フィオナ)」の壁紙「アール・ヌーボー」は、流れるような曲線と植物をモチーフにしたボタニカルデザインが特徴。
存在感のある柄が壁に広がることで、それまでシンプルだった空間も一気に印象的に。
「大胆な柄を部屋中に貼るのは勇気がいる…」という場合に取り入れやすいのが、壁の一面だけを変えるアクセントウォールです。
すべての壁を同じ柄にするのではなく、ソファの後ろやベッドのヘッドボード側など、一面だけに柄を取り入れる。それだけでも視線が集まる場所が生まれ、空間にメリハリができます。
「大きな家具を替えるのは大変だし、今ある家具は気に入っているけれど、雰囲気をもう少し変えたい」。そんなときにも、アクセントウォールは選択肢のひとつになりそうです。


アメリカの住宅では、石膏ボードの上から塗装をして、壁紙をアクセントウォールとして使うのが一般的。友安製作所では、壁紙の上に塗れる塗料や、バリエーション豊富な輸入壁紙も扱っています。海外インテリアを目指すなら、ぜひ試してみて!
「質感」を加えると、空間にもっと奥行きが生まれる
海外インテリアらしさを考えるとき、「色」や「柄」に目が向きがちですが、実はもうひとつ注目したいものがあります。
それが「質感」です。
たとえば、同じ白い壁でも、つるっとした平らな面と凹凸のある面では見え方が違いますよね。表面に立体感があれば、光の当たり方によって陰影が生まれ、空間にも奥行きを感じられるように。
色を増やさなくても、素材や質感を変えるだけで、いつもの部屋に新しい表情をつくることができます。
3Dウォールパネル「Fimoru・コトレ」で壁に表情を

一見すると壁紙のようにも見える「Fimoru(フィモール)・コトレ」は、表面に立体感のある3Dウォールパネル。柔らかな素材で、凹凸のあるデザインが特徴です。
光が当たると、その凹凸に自然な影ができ、見る角度によって壁の表情も変化します。柄をプリントした壁紙とはまた違って、立体感そのものをインテリアとして楽しめるアイテムなんです。
「色や柄を増やすと、少しにぎやかになりすぎそう」という場合にも、質感なら取り入れやすいですよね。光と影によって生まれるさりげない変化が、部屋に奥行きをプラスしてくれます。

写真を見ても分かるように、立体感のあるFimoruなら、まるで海外映画のワンシーンみたいなラグジュアリーな雰囲気に。高級感ある海外インテリアに憧れる人は、ぜひ取り入れてみてほしいですね。
壁全面ではなく、「一部分」から取り入れる

Fimoruには、コトレをはじめフェイクレザーやフェイクスエード、プードル生地などを使った4パターンのデザインがあります。
どのデザインも、部屋の壁すべてに使う必要はありません。
一面だけに取り入れたり、さらに範囲を小さくしたりと、空間に合わせて使い方を考えられます。
たとえば、壁の下半分だけに取り入れて腰壁のように見せる方法も。壁に立体感が加わることで、空間にもエレガントな印象が生まれます。
大胆な壁紙と同じく、こうした特徴のある素材は「全部」ではなく「一部分」に使うことで、ほどよいアクセントに。
色や柄とは違うアプローチで部屋に変化をつけたいなら、壁の「質感」に目を向けてみるのも面白いですよ。

海外インテリアへの第一歩は、「ひとつ変える」ことから
SNSや雑誌などで、海外インテリアの素敵な実例を見ていると、つい「こんな部屋を全部再現したい」と思ってしまいます。でも、色も柄も壁も、一度に変えるのは、かなり大変…。
小さな家具で好きな色を足してみる。
カーテンやクッションに柄を取り入れてみる。
壁一面だけ、大胆なデザインに変えてみる。
立体的な素材を使って、いつもの壁に質感を加えてみる。
その中から「これならできそう」と思えるものを、まずひとつ。
少し変えてみるだけでも、見慣れた部屋がいつもと違って見えるはずです。
海外インテリアのアイデアをそのまま真似するのではなく、自分の好きな色や柄、今の暮らしに合うものを少しずつ取り入れていく。
そんなふうに、自分らしい部屋づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。














海外っぽくなるポイントは、なんといってもポップなカラー!
こんなカラーアイテムが登場する海外の映画、観たことないですか? 「子ども部屋を海外っぽくしたい!」ってときにもオススメ。お子さんのおもちゃの片付け場所としても、ポイポイ入れるだけで便利ですよ。