「interview 生きるをあそぶ人」は、友安製作所のスローガン『生きるをあそぶ』をもとに、自分らしく人生を楽しんでいる人にお話を伺うインタビューシリーズです。
第8回は、トモヤスフェスタでも、3年連続、美味しいスパイスカレーのお店を出店していただいている株式会社ヤマノ企画・代表の山野壮志さんと、その奥様・つるぴーさん。
今回は、同シリーズ初となるご夫婦でのインタビューとなります。
お2人にとって、自分らしい人生とは?
目次
家族の時間を大切にするために

山野家の毎日は、ワイワイガヤガヤ。
取材に訪れたこの日も、食いしん坊のちびっ子3人と山野さんご夫妻、家族みんなで食卓を囲んでいました。
そんな山野家では、2026年春に大きな転機が訪れるそうです。
実はこれまで、会社員との二足の草鞋でヤマノ企画の代表を務めていた山野さん。この春に会社を退職し、ヤマノ企画一本に絞った活動をスタートします。
さらに、奥様のつるぴーさんも、新卒から勤めた会社を退職して同社の社員に。
「平日の夕方に、こんなふうに家族みんなで食卓を囲む毎日がいい。そう考えてつくったのが、ヤマノ企画の“仕組み”。そちらに全振りするということです」と語る山野さん。
同社は、オリジナルスパイスの開発から販売、卸業まで幅広く手掛け、カレー好きだけでなくアウトドアやフェス好きからも高い支持を得ている、2024年設立の会社です。
では、「家族との時間を大切にするため」につくった仕組みとはどのようなものなのでしょうか?
夫婦の役割分担で「家族重視」の働き方を
「製造・配送・倉庫管理などは全て外部委託。スパイスキットは、月に1万袋近くを製造・販売し、カフェやアウトドアショップ、道の駅、さらにはウェディングのギフトとして全国にお届けしています 。
商品の開発や仕組みづくりに絞り、さらにOEMとして、カフェや企業とのコラボ商品・メニューも開発しています。友安製作所さんでも、当社とのコラボ商品として、『Factory Cafe CO-BA』オリジナルのスパイスキットを販売しています」。
さらに心強いのが、新規営業の経験が豊富なつるぴーさんの存在。
「私が外回りの営業を担当して、カフェなどにスパイスカレーのランチや物販を提案していきます」と語るつるぴーさんは、自らを「スパイスレディ」と称して街を駆け回る予定です。
つるぴーさんのスキルを生かした同じ営業の仕事でも、ご自身たちの会社だからこそ、働き方のバランスも調整しやすくなりました。
山野さんが仕組みを考え、つるぴーさんが実行していく。この、お2人ならでは役割分担で、家族の時間を大切にする働き方が実現できます。
「仕組みづくり」で広がるスパイスの可能性
「仕組みをつくっていくことが楽しい」と語る山野さん。
「仕組みをつくったら、他の人にボールを投げて、また次の新しい仕組みを考えちゃうんです(笑)」というくらい、さまざまな仕組みをつくってきました。
23歳の頃、「近場で好きなフェスがあればいいな」と、何の知識も経験もないまま大阪の野外音楽堂を2日間貸し切ってイベントを開催。それが進化して、 2017年には、「FATCAMP」という大阪で唯一のキャンプフェスが生まれました。
その後、趣味で美味しいスパイスカレーをつくっていた、現在の開発担当である藤本さんとの出会いをきっかけに、「FATCAMP kitchen」として、キッチンカーでの出店をスタート。
目的は「フェスの宣伝と、当時の彼女とのデート(笑)」と話す山野さんですが、キッチンカーで全国を回るうちに、「このカレーをキャンプや家でも食べられるようにして」というたくさんのリクエストが。
その声をきっかけに、2021年に生まれたのが、スパイスキットです。
スパイスキットは、コロナ禍でのおうち需要やキャンプブームと共に人気が高まり、今やカレーだけでなくチャイやホットワインなど、さまざまなスパイスに広がっています。

「トモフェス森の中」がきっかけに|FATCAMP復活の背景

一方、コロナ禍や山野家のお子さん誕生などで5年間お休みをしていたキャンプフェス「FATCAMP」が、2025年11月に復活しました。
そのきっかけを山野さんにお聞きすると…
「2025年8月に参加した友安製作所さんのアウトドアフェス『トモフェス森のなか(※1)』の影響が大きかったですね。
福井県勝山市の山中で開催された同フェスは、利益を考えると絶対に儲からない(笑)。でも、みんなで美味しいご飯を食べて、楽しく語らって、関係性が深まる。
短期的には赤字かもしれないけど、それって中期的に見たら、すごく良い影響を与えますよね。利益云々ではなく、本当にグッとくるものがあったんです」。
2026年5月に同地で開催される「つくるCAMP FES」にも、再び「FATCAMP kitchen」さんが出店してくれます。今回は、お子さんたちも連れて、家族みんなでキャンプをしながら参加してくれるそうです。
※1:友安製作所が運営する福井県勝山市の自然豊かなキャンプ場「モリノネカワノネIWAYA」で開催されたアウトドアフェス。

トモフェス森のなか 
トモフェス森のなか(キャンプ場で川遊び)
「人とつながる力」で架け橋に

ご自身を「スパイスレディ」と称する笑顔の絶えないつるぴーさん。
ヤマノ企画のお仕事と並行してチャレンジしたいというのが、「ママのキャリア支援」です。
大手人材会社でキャリアアドバイザーを務めてきたつるぴーさん。育休中に多くの母親たちと向き合う中で、自身のキャリアに葛藤を抱える女性が少なくないことを痛感したといいます。
「まずは”ママ自身のための時間”を」――そんな想いからこの春、大阪市南森町のカフェを貸し切り、心からリラックスして楽しめるママフェス「ままおふ-Mama’s Day Off」を企画しています。
「ゆくゆくは、そのコミュニティを通じて、ママたちと企業をつなげたり、私のようにヤマノ企画の営業として活躍できたりといったネットワークを築くのが理想なんです 」という彼女。
ご自身の強みである「人とつながる力」を活かして、ママと企業の架け橋になってくれる未来も、そう遠くはなさそうです。
「誰かのために」が原動力

家族に軸を置きながら、ご自身の好きなことを楽しむ山野さんご夫妻。
なんと、実は「交際0(ゼロ)日婚」!
「結婚しようと思ったときに、家に暗い人がいるよりも明るい人がいた方がいいなと思って、友達の中で一番明るい人を選んだら、つるぴーだったんです(笑)」という山野さん。
そんな冗談か本気かわからない言葉から始まった、お2人の結婚。
今は3人の可愛いお子さんが加わり、5人家族でワイワイガヤガヤ。
こんな家族の時間を大切にするためにも、「自分らしくいられる楽しみ」は大切な時間。
お2人それぞれの楽しみをお聞きすると…
山野さんは、「仕組みを考えて、それによって誰かが喜んでくれる。それが自分の喜び。だから、“誰かのために”仕組みを考えて、『これやったら○○が喜ぶな!』と考えているときが一番楽しいですね」。
つるぴーさんは、「私は人とつながることが幸せ! だから、これからスタートするスパイスレディも、ママフェスも“つながる”楽しみでいっぱいです」
このインタビューを通して、お2人からは、「誰かのために」「誰かと」というワードがたくさん出てきました。
これからもきっと、山野家のワイワイガヤガヤ楽しい雰囲気が、たくさんの人を巻き込んで、楽しみをつくってくれると思っています。
友安製作所×FATCAMP kitchenのコラボスパイスカレー

CO-BAでスパイスキット販売中 
CO-BAのスパイストマトチキンカレー
友安製作所が運営する『Factory Cafe CO-BA』のCO-BAスパイストマトチキンカレーは、友安製作所とFATCAMP kitchenのコラボメニュー。
CO-BAでも大人気のコチラのカレーは、オリジナルのスパイスキットとして、店頭でも販売しています。お家で気軽にカフェの美味しいスパイスカレーが楽しめるコチラのキット。カフェのカレーと共に味わってみてください。















■山野壮志さん
株式会社ヤマノ企画・代表。スパイスキットの開発・製造・販売、OEMを手掛けるだけでなく、大阪唯一のキャンプフェス「FATCAMP」の企画・運営も行う。奥様との出会いは、バイト先の某アパレルショップ。
■つるぴーさん
新卒で大手人材会社に就職。営業職、キャリアアドバイザー職として活躍している中、出会って10年目の山野さんと「交際ゼロ日婚」。双子・長女の3児の母に。育休中に感じた疑問をきっかけに、ママのセカンドキャリアのサポートを計画中。