森のなかで「つくる」を楽しむ。友安製作所のアウトドアフェス「つくる CAMP FES」開催レポート

元気なお日さまと爽やかな新緑に恵まれた5月16日、福井県勝山市で体験型のアウトドアフェス「つくる CAMP FES」を開催しました。

会場は、友安製作所が運営するキャンプ場「モリノネカワノネIWAYA」。木々に囲まれた山道をくねくねと車で10分ほど登ったその場所では、川のせせらぎと豊かな森に包まれ、静かな時間が流れます。普段は無人で運営している時間貸しのキャンプ場ですが、この場所の魅力をより多くの方に知ってもらいたいという想いから、年に一度アウトドアフェスを開催しています。

「つくる CAMP FES」と名付けた今回は、キャンプ飯づくりや、ものづくり、大自然の中だからこそ楽しめるあそびを詰め込んだ盛りだくさんの1日。キャンパーさんはもちろん、「アウトドアに興味はあるけれど、なかなかチャレンジできずにいる」そんなアウトドア初心者さんにも楽しんでいただけるようなイベントを目指しました。

自然の中で、つくって、あそぶ CAMP FES

ものづくり企業である友安製作所が大切にしている、「つくる」をテーマに掲げた今回のイベント。会場では様々な体験をご用意しましたが、なかでも大人気だったのが「ホットサンドづくり」です。

マルシェコーナーにご出店いただいた、新潟県燕三条のアウトドア用品メーカー・村の鍛冶屋さんのホットサンドメーカーを使って、焚き火でじっくり焼き上げます。会場では2種類のホットサンドキットのほか、村の鍛冶屋さんおすすめ食材の肉まんも販売。具材を切って、並べて、挟んで……。みなさんわいわいと、自分だけのホットサンドづくりを楽しまれていました。

同じく出店してくださった藤田金属さんからは鉄フライパンをお借りし、アヒージョづくりやソーセージのグリルに挑戦!アウトドアの直火でもガシガシ使える、パワフルで丈夫な鉄フライパン。ジュージュー、パチパチと音をたてて出来上がる本格的なキャンプ飯をライブ感たっぷりに味わえるひとときとなりました。

一時は、焼き場の前が行列になるほどの人気ぶり!

焚き火ブースの隣では、あそびばプロジェクトさんによる「火打石で火おこしチャレンジ」と村の鍛冶屋さんの道具を使った「薪割り体験」を開催しました。火おこし体験では、マッチや着火剤は一切使わず、火打石で自力で火をつける方法や上手な薪の組み方を教わります。薪割りは、一度ハマると癖になる快感のようで、リピーターとなる子どもたちが続出!1日中たくさんの薪を一生懸命に割ってくれました。

焚き火についてたくさん教わりました
ナイフをつかった「バトニング」にも挑戦

参加者のみなさんが細かく割ってくれた薪は焚き火ブースの燃料になり、火おこしでおこした火は、来場者プレゼントのマシュマロを焼くコーナーへと早変わり。みんなの「つくる」が繋がっていく、素敵な循環が生まれました。

会場内には、他にも、ものづくり体験が盛りだくさん。THE EACH BASEさんの「アウトドアグッズづくり」や、RINGSTARさんの海洋プラスチックについて学びながら楽しむ「小物入れづくり」、そして友安製作所ブースでは、なんと工場から溶接職人が出張して本格的な「アウトドアテーブルづくり」を行いました。

キャンプ場で職人が溶接を伝授!
海洋プラスチックから生まれたRINGSTARさんの小物入れ

スパイスキット販売のFatcamp Kitchenさんは、1日3回限定で、ガラムマサラづくりのワークショップを開催。スパイスの香りに誘われて、あっという間にすべての回が満席となりました。

カーテンや壁紙のハギレをつかった「ガーランドづくり」と、羽の形に切ったダンボールを飾りつける「森の妖精になりきろう」のコーナーも1日中大賑わい!夢中になってつくってくれた子どもたちはもちろん、素敵な「大人の妖精」もちらほら。だんだんと会場内に羽を背負った妖精たちが増えていく光景はなんとも微笑ましく、森のキャンプ場を賑やかに彩ってくれました。

大人も夢中で蝶々の羽づくり♩
会場に蝶々がたくさん出現しました!

サウナに、ヨガに、シャボン玉!青空のしたで最高のリラックスタイム

澄み渡る青空とやわらかな木漏れ日に包まれた会場には、心や身体がゆるまる瞬間もたくさんありました。昨年も大人気だった「テントサウナ」は、朝から整理券を求める列ができ、リピーターさんも現れるほどの盛況ぶり。

薪ストーブのサウナで温まった後は、水風呂代わりに目の前の川へダイブ!ここでしかできない至福の体験に、参加者からは「最高……」としみじみ幸せそうな声が漏れていました。

冷たい川に浸かってととのいます

地元の講師を招いたヨガ体験では、子どもから大人までがごろんと地面に寝そべったり、簡単なポーズをとったりしてリラックス。1日あそび疲れた身体を、心地よい声かけとともにほぐしていきました。みんなで同じポーズをとるので、会場に穏やかな一体感が生まれた時間でした。

八尾市の老舗石鹸メーカー・木村石鹸さんのブース前では、風にのって飛び交うシャボン玉が、きらきらと輝いていました。そのなんとも素敵な光景と、大はしゃぎする子どもたちの姿に会場中がほっこり。

さらに、その奥には、「巨大シャボン玉に入ってみよう」のコーナーも。子どもも大人もすっぽりとシャボン玉に入ってしまえる夢のような体験に、参加した方は「生まれてはじめての景色だった」と興奮気味に語ってくれました。その新鮮な景色に包まれる非日常のひとときも、最高のリフレッシュになったようです。

大人もシャボン玉のなかにすっぽり

その体験をおうちでも。森のなかでお買い物

今回のイベントでは、会場の体験で実際に使った道具を、その場で購入できるというのも特徴のひとつでした。

アウトドアクッキングで活躍していた、ホットサンドメーカーやフライパン、包丁にまな板、そして薪割り体験の斧は、村の鍛冶屋さんや藤田金属さんを代表するアイテムたち。体験された方には「今日はつくり手さんが出店してるんですよ!」とお声がけし、ブースでゆっくりご覧いただきました。

会場で楽しんだホットサンドづくりをお家でも

さらに、ガラムマサラづくりのワークショップをしてくださった「Fatcamp Kitchen」さんのブースでは、販売しているスパイスキットを使ったカレーの試食も振る舞われました。出来上がったガラムマサラをその場でかけて味わえるという、なんとも嬉しい心意気でした。

そして、このマルシェのもう一つのこだわりは、「つくり手」が直接販売していること。

実際に道具を試した感覚に加え、プロからその魅力や使い方のコツを聞くことで、普段のくらしに持ち帰って使うイメージがより広がり、愛着が深まるきっかけになったのではないでしょうか。

友安製作所のブースでは、テーブルづくり体験で触れてもらった溶接技術を活かしたインテリア雑貨をご紹介。実際に体験していただいたからこそ、職人の手仕事の繊細さがより伝わっていれば嬉しいです。

また、キャンプでのタープ使いにもおすすめのサンシェードや、レザーとデニムの風合いにこだわったフォールディングチェアの展示スペースも設置。ひと休みがてら、多くの方がのんびりとその居心地を確かめられていました。

大阪と福井を繋ぐ、ここにしかないイベントづくり

「モリノネカワノネ」でのイベント開催には、本社や工場、旗艦店を構える大阪と、物流拠点である福井県勝山市を繋ぐという、私たちなりの「裏テーマ」があります。

今回も、大阪から一緒に駆けつけてくれた心強い仲間たちだけでなく、開催地・勝山からも素敵な出店者さんが集まってくださいました。

北八建設さんのブースでは、建設現場で出た廃材をリメイクしたユニークな雑貨を販売。若手農家団体のディノファーマーズさんブースには、地元でとれた新鮮な野菜や果物がたくさん並びました。

さらに、福井奥越エリアで人気のキッチンカーAmeliaさんも登場!本格エスプレッソを使用した見た目も可愛いドリンクを片手に、会場でゆっくりと過ごされている方の姿をたくさん見かけました。

もちろん、友安製作所Cafeも会場へ出張。店舗自慢の特製ハンバーガーをはじめ、自家製のレモネードドリンクやオリジナルのクラフトビールを販売し、こちらも大盛況となりました。

また来年!「モリノネカワノネ」でお会いしましょう

今回で2回目となった「モリノネカワノネ」でのアウトドアフェス。当日は福井県と石川県を中心に、200名を超えるたくさんのお客様をお迎えすることができました。

お天気にも恵まれ、少し気温が上がった午後には、川辺や木陰で涼む姿も。1日中会場でゆったりと過ごされる方が多かったのが、とても印象的でした。自然豊かなこの場所で過ごす心地よさや、アウトドアならではのドキドキ・ワクワクを、みなさんに少しでも感じてもらえていたらうれしいです。

「来年はさらに、全国からこの場所を目指して来てくださるようなイベントにしたいな」と、今年来てくださったみなさんの笑顔を思い浮かべながら、早くもそんな想像をはじめています。

これからも「モリノネカワノネ」から、豊かな体験や時間を届けられるように、様々な企画を考えていきます。私たちの新たな挑戦も、ぜひ楽しみに待っていてくださいね!