工場であそぶ日 Vol.June「食をたのしむ町工場」開催レポート

今年の4月から開催している、『工場(こうば)であそぶ日』。鉄工所、木工所、オフィスなど、わたしたちのものづくりの現場を一般の方に開放して、あそびながらものづくりに触れていただく日です。普段はインテリアアイテムを生み出している場所が、この日だけは1日限定の”あそび場”に変身します。

3回目となった6月のテーマは、「食」。開催日の6月28日は、工場隣接のカフェ「Factory Cafe CO-BA」がオープン1周年の記念日。ということで、食に関わるものづくりイベントを企画しました。そんなイベントの様子をレポートします。

木工所で箸作り。カンナがけに挑戦

「食」がテーマということで、今回は木工所でお箸づくりを体験していただきました。レクチャーするのは、木工職人のBig。新卒2年目のChalと来年入社予定のSoyも。

カンナがけは、1枚板を扱う友安製作所の木工では欠かせない作業です。簡単そうに見えて、じつはとっても難しい。今回は子どもでもやりやすいように、専用の治具をつくって挑戦してもらいました。それでもまっすぐきれいに削るのは至難の業で、なかには苦戦する方も。「むずかしい!」と言いながらも、削るたびに薄く反り返るカンナくずに、子どもも大人も夢中になっていました。

カンナがけのあとは、やすりで角を取って、持ち手の部分をペイント。世界にひとつだけのお箸が完成しました。自分でつくったお箸でごはんを食べる時間は、きっといつもよりちょっとおいしいはず。みなさん、できあがった箸を大切そうに持ち帰っていただきました。

工場&オフィス見学

木工所をふくめ、友安製作所の工場とオフィスをまるっとご案内しました。印刷所、鉄工所など、ひとつの工場のなかでこれだけ多様なものづくりをしている現場というのが、私たちの強みでもあります。

針金が曲げられてカーテンフックになっていく線材加工の様子や、鉄を削り・溶接していく鉄工所の迫力、実際に作られたインテリアアイテムを使ったオフィスなど、ふだんは表に出ない”ものづくりの裏側”を間近で見ていただきました。この日は特にお子さまも多く、終始賑やかな工場になりました。

「Factory Cafe CO-BA」でカラビナとタッセルづくり

今回は、工場隣接のカフェ「Factory Cafe CO-BA」でも、ものづくりを実施しました。

人気のカラビナづくりワークショップに加えて、今回はカラビナにつけるタッセルづくりも。カラビナは、友安製作所の線材加工(針金を曲げる加工)技術を応用してつくります。真鍮を使うので、ゴールドの素材の風合いがかっこいいカラビナに。使うほどに渋い色に変化していきます。

タッセルには、インポートカーテンの端切れを使用。友安製作所で取り扱っているインポートカーテンの中でも、とくにユニークな柄、ポップな色合いのデザインの生地を使いました。世界にひとつの組み合わせを選びながら、みなさんとっても楽しんでいただいたようでした。CO-BAの1周年を、ものづくりと一緒にお祝いできた一日になりました。

次回予告:7月は「工場で過ごす夏休み」

「食」をテーマに開催した、3回目の『工場であそぶ日』。お箸づくり、工場見学、カラビナ&タッセルづくりと、見て・触れて・つくる一日となりました。CO-BAの1周年という節目も重なり、いつも以上ににぎやかな会場に。普段は静かにものづくりが進む現場が、こうしてあそび場として開かれ、つくる楽しさを一緒に味わえるのは、わたしたちにとってもうれしい時間です。

次回の『工場であそぶ日』のテーマは「夏休み」。いつもの工場見学を、ちょっと深掘り。今回は「ものづくりのあれこれ」を、じっくり学べる特別な企画です。

ふだん私たちは、鉄工や木工を軸にものづくりをしています。でも、そもそも、鉄と鉄はどうしてくっつくの?なぜ鉄は曲がるの?なぜ木は燃えるのに、鉄は燃えないの?
言われてみると、ものづくりの世界は「ふしぎ」だらけ。工場で実際に見て、触って、実験しながら、その「なぜ?」をいっしょに解き明かしていきましょう。

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