友安製作所って、どんな会社?新人10人に、入って驚いたことを聞いてみた

「友安製作所って、結局なんの会社なの?」——就活のとき、私自身がそう思っていた一人でした。インテリア、カフェ、まちづくり。事業を並べられても、正直ピンとこなかったんです。

私が友安製作所と出会ったきっかけは、「大阪 まちづくり 企業」というAI検索。出てきたのが、あのオシャレな阿倍野のカフェの会社だと知って、思わずホームページを開いたのを覚えています。

会社案内で分かった気になっていたはずが、入ってみると想像とは違うことばかり。今回は、その”入りたての目線”がまだ残っているうちに、私(ライターAzz)を含む今年の新卒5名と、入社3ヶ月〜1年目の中途スタッフ5名にアンケートを取ってみました。

1. 「先輩を呼び捨て!?」まず衝撃を受けた『ビジネスネーム制』

アンケートでダントツで声が上がったのが、「ビジネスネームで呼び合う」という制度です。入社時に自分の英語風ニックネームを決め、社内では役職や先輩後輩に関係なくその名前で呼び合います。さらに「〜さん付け」も禁止なんです。

ちなみに社長のビジネスネームは「Boss」。Bossが学生時代をアメリカで過ごした経験から、「社内でも上下関係なくフラットな関係を築きたい」という思いで始まった制度なんです。名前の由来は好きな映画の主人公や大好物の食べ物など様々。私も最初は先輩をフランクに呼ぶことにソワソワしましたが、いつの間にか会話のハードルを下げてくれる「一番話しかけやすい第一声」になっていました。

ベテラン社員Geneに話しかける入社1年未満のPoh

ちなみに、毎年新卒の入社式で行われるのが、自分の手で「溶接の技術をつかってビジネスネームを書く」オリジナルの入社証づくり。ものづくり企業である友安製作所ならではのユーモアが詰まった体験で、一生記憶に残る入社式になりました。

オリジナル入社証と記念撮影

今年の入社式レポートはこちら

2. 「社内でフツーに英語が飛び交ってる!」多様な仲間がいる環境

友安製作所には、様々な国籍やバックグラウンドを持つスタッフが活躍しています。

Bossをはじめ英語が得意なメンバーも多いため、オフィスでは日常的に英会話が飛び交っています。日本語と英語がミックスされた会話がサラッと繰り広げられていて、最初は『ここは日本…!?』と錯覚しそうになりました。

ロシア出身のNatalieとアメリカ出身のGeoff

留学経験のあるスタッフからは「英語を使える環境があるのが嬉しい」という声や、海外出身スタッフからも「思っている以上にオープンで働きやすい」という声が集まっています。私自身も「もっと英語を話せるようになりたい!」と毎日良い刺激をもらっています。

3. 「オフィスの中に撮影スタジオも!?」一つの場所に何でも揃う本社

アンケートで驚いた!と声が上がっていたのが、本社のバラエティ豊かさ。 敷地内にはオフィスや工場だけでなく、出荷場、本格的な撮影スタジオ、隣にはカフェまでが集まっています。

オフィスでパソコンを叩いているすぐ横で商品の撮影が行われていたり、工場の機械音が聞こえてきたり、ふとお腹が空く時間になると隣のカフェから美味しそうな匂いが漂ってきたり…。なんだか五感が刺激される空間です。

そんな様々な部署を巡って、それぞれの仕事を体験するツアーを、毎年新卒研修の一環として行っています。そして最近、先輩スタッフからも「羨ましい。私たちもやりたい!」と声が上がり、新卒以外のスタッフも参加できる「ジョブツアー」へと発展。他部署の仲間のリアルな仕事を知り、部署の垣根を越えてさらに協力し合うきっかけになっています。

4. 「社長室さえもなし!?」Bossも同じフロアで一緒に働く驚きの距離感

オフィス環境で全員が驚くのが、Boss(社長)との物理的な距離の近さです。

このオフィスは2年前、スタッフがゼロからデザイン、施工して仕上げた空間です。仕切りのないワンフロアで、社長室もありません。Bossのデスクも、社員のすぐそばにあります。ちなみに私の机のすぐ後ろがBossの机です!

私とBossの席

オフィスの紹介記事はこちら

アンケートでも、「社長も含めてみんなが本当に対等で、同じメンバーのような距離感で気軽に話しかけたり相談したりできる。」「社長とこんなに距離が近くて、考え方を直で学べるのは嬉しい。」といったような声がたくさん集まりました。

普段経営の話をしている人が、気づけば隣で商品の現場に混ざっている。最初は距離感に戸惑いましたが、自分の意思をフランクに伝えられる近さには、すごく心強くてありがたいことだなと感じています。

5. 「新人にここまで任せる!?」内定者インターンからチャレンジできる驚きの風土

中途社員のアンケートで、「前の会社と全然違う!」と驚かれていたのが、「新人にも最初からどんどん仕事を任せる風土」です。

私自身、まだ入社していない内定者インターンの頃から、Ttimesの記事執筆をはじめ、毎年秋に開催される一大イベント「トモフェス」の司会や工場案内などを担当させてもらいました。

「とりあえずやってみな!」と背中を押しつつ、困ったときには優しくフォローしてくれる文化があり、「新人だからまだやらせない」という考え方は一切ありません。

新卒社員のアンケートでも、「ここは何でもチャレンジできるからこその『嬉しい成長痛』がある」という回答がありました。

慣れない中で迷うこともありますが、挑戦を温かく見守り、アドバイスをもらえる環境だからこそ、日々成長を楽しめています。

6. 「ランチタイムが楽しみすぎる!」隣のカフェで作る「絶品の手作りまかない」

アンケートで「ここで働けて嬉しい瞬間」として大人気だったのが、2年前に隣にカフェができてから始まった「手作りのまかない」です。

日替わりで、栄養バランスまで考えられているので、一人暮らしの身にはかなりありがたい。お昼にちゃんとした温かいごはんが食べられるだけで、午後の始まりが少し違います。

まかないに関する記事はこちら

7. 「メリハリ抜群!」自分のペースで「あそび」も仕事も楽しめる環境

プライベートの時間についても、「メリハリを持って働ける」と変化を感じているスタッフが多数。友安製作所は働くママ・パパさんも多く、時間調整がしやすい柔軟な環境があります。新卒スタッフの回答でも「以前、イベント撤収後に18:30頃会社に戻ったら、すでに誰もいなくて全員帰っていた」と、予想以上のメリハリの良さにびっくりしたというエピソードがあったほど。部署や時期による差はあれど、「やるときはやる!休むときは休む!」というオンオフの切り替えが徹底されています。

また、オフの時間に「自社商品で自分の部屋をオシャレにしたい」という声もいくつかありました。自分たちの商品に囲まれて働いていると、自然と「自分の部屋もいじってみたいな」という気になってきます。私も最近、部屋に合うカーテンを探し始めました。

実際にスタッフのお家をDIYしました

こうしたインテリアへの興味はもちろん、社内の仲間たちと過ごす「あそび」も、私にとって新しい出会いの連続でした。

先輩スタッフのAllenとCyan

出勤前にみんなでW杯観戦をしたり、休日に仲間たちとキャンプに行ったりと、私自身これまで経験したことがなかった新しい趣味に触れる良い機会になっています。

もちろん決して強制ではなく、自分のペースで好きに楽しめる自由さがあるので、とても心地良いです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

1948年に「ネジの町工場」として始まった会社が、今はカフェやまちづくりまで手がけている。外から見たときの”よくわからなさ”の正体は、たぶんこの変わり続ける感じなんだと思います。

入ってみて一番意外だったのは、その変化を、みんなどこか面白がっていること。うまくいくことばかりではないけれど、その過程ごと楽しんでしまう空気があります。

2024のトモフェス

新人の目に映った友安製作所の雰囲気が、少しでも伝わっていたら嬉しいです。