友安製作所の本社に隣接する、私たちのオーガニックカフェ「Factory Cafe CO-BA」。ここで働くスタッフが、希望する社員のために毎日手づくりしてくれているのが「まかない」です。お昼休憩の少し前、受け取りスペースの前を通ると、手づくりのごはんのいいにおいが広がっているんです。
一人暮らしで自炊が大変な人や、お昼の準備をお休みしたい人、そして純粋に「ここのまかないが大好き!」という人まで。理由はさまざまですが、みんな毎日、あたたかい出来立てのご飯を目当てに集まってきます。
いつもバラエティ豊かなお料理で私たちを楽しませてくれますが、社内からは「特にあれがおいしかったな」とうれしそうな声がちらほら。そこで今回は、社員のみんなにアンケートを取り、お気に入りのまかないとその理由を教えてもらいました。
また、午前中はまかないづくりにじっくりと向き合ってくれているCO-BAスタッフのEmma(エマ)にも、メニューへのこだわりや、つくる時の想いを聞いてみました。実は、まかないでの人気がきっかけで、実際のカフェメニューに仲間入りしたものもあるのだとか。
普段はなかなかお見せすることのない、友安製作所の「おいしい裏側」。私たちが日々どんなおいしい時間から元気をもらい、ものづくりに向き合っているのか。そのホッとするような空気感まで、ご紹介できればうれしいです。
目次
「毎日おいしく食べてほしいから」。どんどん広がる、まかないのレパートリー

まかないの制度が始まったのは、CO-BAがオープンしてから数ヶ月が経ったころ。社長のBoss(ボス)が、「社員には、おいしくて身体に優しいごはんを食べてほしい」という長年あたためていた想いから実現しました。
まかないの始まりについては、こちらをチェック
このまかないづくりを中心に担ってくれているのが、メニューの考案から、仕込み、調理までを担当するスタッフのEmma(エマ)とNozy(ノジー)の2人です。今回は、まかないづくりが落ち着いたタイミングで、Emmaに声をかけて、お話を伺ってみました。
栄養士の資格を持つ彼女は、以前は毎日4500食もの学校給食をつくり、子どもたちの健やかな成長を支えてきたのだそう。その豊かな経験を活かし、今は午前中の時間のほとんどをまかないづくりに注いでくれています。

「私自身、食べることが好き。毎日、食が豊かな働き方ができたらいいなと思っていて。だからこそ、まかないづくりには力を入れています」とほほ笑むEmma。まかない制度が始まった当初は10種類ほどだったメニューも、今ではカフェスタッフのアドバイスも取り入れながら、毎月1〜2種類ずつ新しい味が仲間入りしているのだとか。

「みんなが飽きないように、少しでも楽しみが広がるように」と、まかないのためだけに特別な調味料を仕入れたり、新しいお料理に合わせて大きな調理器具を購入したりしたことも。「店長のChelsea(チェルシー)には、たまに無茶振りをしてしまうこともあって」と少しはにかみながら教えてくれました。すると隣にいたChelseaからは「限られた時間でスピーディーにおいしくつくるEmmaの姿に、私たちもすごく刺激をもらっているんです。『この手順、カフェのメニューにも応用できそう!』とヒントをもらうこともたくさん。だからこそ、まかないづくりはカフェにとっても大切なお仕事なんですよ」と、心あたたまる言葉が。
こんな風にお互いを思いやるキッチンから生まれるごはんだからこそ、食べる私たちの心まで元気に満たしてくれるのかもしれません。
社員が選ぶ、お気に入りまかないを発表します
どこか懐かしい家庭料理から、ちょっと旅行気分を味わえる多国籍なメニューまで。今では約25種類にまで増えたまかないの中で、社員のみんなは一体どれがお気に入りなのでしょうか。たくさんの声とともに、ランキング形式でご紹介します。
第5位:お昼の食卓を彩るように。アイデアが光る鶏料理
第5位には、なんと同率でいくつものメニューが並ぶ結果に。
その中でも特にみんなの目を惹きつけていたのが、多彩な「鶏料理」でした。
しっとりやわらかなお肉にピリッとした特製ダレが絡む「よだれどり」をはじめ、ハーブの香りが爽やかな「チキンのハーブ焼き」、そして甘辛いソースがやみつきになる「ヤンニョムチキン」など。毎日食べても飽きないような、つくり手の愛情とアイデアが詰まったメニューたちがランクインしました。
社員の口コミ
- よだれどりはお肉がしっとりで、分厚めに切ってあるのがうれしい。甘辛いソースは中華屋さん気分を味わえるクオリティです。自分ではつくらないメニューですし、プロの味だなと思います。
- 鶏料理は全般好きです! ソースによく合っていて、鶏肉がやわらかく、ヘルシーなものも多い。和洋折衷どんな料理でもアレンジでき、食品ロスが少ないところも魅力的です。
- ヤンニョムチキンは、辛いのが好きな僕にとって気分が舞い上がるメニュー。韓国料理を普段からよく食べるので、このメニューの日はおかわりがしたくなりますね。
第4位:ホッと心がほどける。みんなから愛されるチキン南蛮

続いて第4位に選ばれたのは、食卓でもおなじみの「チキン南蛮」です。
鶏肉を丁寧に調味液に漬け込み、ふっくらとジューシーに揚げていきます。熱々のチキンが自家製の甘酢をふわりと吸い込み、しっとりとした衣に。その上からタルタルソースをたっぷりとかけて頬張れば、お肉のやさしい旨みがじんわりと広がり、お仕事の疲れもどこかへ飛んでいってしまいそうです。
社員の口コミ
- 好きな食べ物を聞かれたら「チキン南蛮」と答えるくらい好き。2ヶ月に1回ほどのペースで登場するので、テンションが上がります! 揚げ物はなかなかおうちではできないので、とても嬉しいです^^
- チキン南蛮は定食の定番! ボリュームのあるご飯なので、「今日はいっぱい食べた」という気分になれます。
チキン南蛮って、いろんな場面でみんなを笑顔にしてくれるお料理ですよね。私の推しメニューでもあるので、選んでもらえてうれしいです。午後からのお仕事に響かないよう、胃もたれしない「親しみやすい家庭の味」を意識してつくっています。
第3位:元気をくれる。食が進むプルコギ

第3位は、お肉とお野菜の旨みがたまらない「プルコギ」でした。 薄切りの牛肉を特製の甘辛いタレにじっくりと漬け込み、たっぷりの野菜と一緒に炒めた一品です。
実はこのメニュー、まかないの制度が始まってしばらく経ったころに、カフェのスタッフが「プルコギが食べたいな」とリクエストしたことをきっかけに生まれたのだとか。まかないに一番初めに仲間入りした新メニューでありながら、今もずっとみんなに愛され続けているロングセラーです。ひとくち食べれば白ごはんが止まらなくなる味付けは、「しっかりお腹が満たされる」と大好評。お昼はしっかり食べてパワーをつけたい!という社員たちから、熱い支持を集めました。
社員の口コミ
- 定食のようなメニューが食べられるので、満足感が高い! 以前は栄養が偏りがちな昼食だったのに、まかないが始まってからは健康的な食生活を送れています。
- おうちであまりつくらないメニューなので注目しちゃう! 味付けもドンピシャで、凄くおいしい。お昼休憩が楽しみになりました。
プルコギも私の自信作。調理工程が意外とシンプルなので、早くつくらなくてはいけないまかないにぴったりのメニューなんです。ごはんが進む味ですよね。もう長くつくり続けてきたメニューですが、飽きずにおいしく食べてくれるなんて……とってもうれしいです。
第2位:スパイスの香りに元気がもらえる。本格派グリーンカレー

第2位に選ばれたのは、ちょっぴり意外性のある「グリーンカレー」でした。ココナッツミルクやナンプラーを使った、タイの定番料理です。
まかないのグリーンカレーは、お店のような本格的な香りを大切にしながらも、みんながおいしく食べられるようにスパイスの配合を優しく調整しています。そのおかげで、「普段は好き嫌いが多いけれど、これならペロリと食べられちゃう」という社員も多いのだとか。 お仕事で頭や身体をたくさん使った日は、普段おうちではつくらないような、ほんのり刺激的で特別な味わいを自然と求めたくなるのかもしれません。
社員の口コミ
- グリーンカレーは辛くて独特な風味があるため、あまり得意じゃなかったのですが、まかないのグリーンカレーは辛すぎなくて食べやすい! ギャップも感じられて好きになりました!
- 初めて食べた時、あまりのおいしさに衝撃を受けました! ピリ辛ですが、ココナッツミルクでまろやかな味わいに。中に入っている茄子もトロトロでおいしいです。
- ココナッツミルクとスパイスの香りに気がつくと「今日はグリーンカレーだ!」とうれしくなります。まかないが始まってしばらく経ったころに新メニューとして登場しましたが、まさかそこまでバラエティ豊富になるとは!
- これまで食べる機会のなかったメニューだけど、まかないがきっかけで、自分のあたらしい扉が開きました! 今では好きな食べ物のひとつに。ごはんが止まりません。
私自身がグリーンカレーを大好きで、みんなにも食べてもらいたいなと思ってつくってみたんです。本格的な香りを出しつつも、おうちの食卓に並ぶような「ホッとする味付け」を心がけています。みんなのお腹にスッと馴染むような、食べやすさをいつも意識していますね。
まかないカレーは他にも種類がさまざま
まかないのカレーは、グリーンカレー以外もバリエーションがとっても豊富なんです。ひき肉の旨味がぎゅっと詰まった「キーマカレー」や、スパイスが食欲をそそる「チキンカレー」など、タイミングに合わせてEmmaとNozyが腕を振るってくれます。「カレーの香りがすると、午後もがんばろうって思えるんです」と、みんなの背中をそっと押してくれる、大切なメニューたちです。
第1位:心もカラダも満たされる。野菜たっぷり、特製タコライス

たくさんの票を集めて第1位に輝いたのは、「タコライス」でした。実はアンケートを取る前から「どうやらタコライスが人気らしい」と、社内でもささやかれていたほど。
ひき肉やチーズ、トマトにレタスといった基本の具材がのった一皿ですが、「とにかくおいしい!」とみんなを虜にしているのには、ある秘密がありました。それは、トマトのタネを一粒一粒手作業で丁寧に取り除き、雑味のないすっきりとした味わいに仕上げていること。さらに玉ねぎも小さめにカットすることで、主役であるお肉の旨みをぐっと引き立てています。
タコライスの日は大盛りにする人が続出し、うっかり遅めに行くとなくなっているというアクシデント(?)が起きるくらい、社内で最も人気のようです。
社員の口コミ
- ジャンクフードのようなボリュームなのに、野菜もきちんと摂取できる。好きすぎて、タコライスの日はカレンダーに「タコライス」とスケジュール登録しています。
- お肉の味付けと手づくりのサルサソースがさっぱり。お気に入りすぎて、時々おうちでも真似してつくります。遅い時間帯に食べに行くと売り切れになっていることも多く、はじめの3回目くらいはちゃんと食べられなかったというくらい人気!
- これまで食べたタコライスの中で1番おいしい! この日は少し早めにお昼休憩を取るようにしているタコライスガチ勢(?)です。野菜があまり得意ではない私でも、1番おいしくお野菜を食べられます。
- 普段あまり食べる機会がないけれど、まかないで食べられる特別感が好きです!
- おいしいのはもちろん、色がカラフルなので、見てて気分が上がります!自分でご飯をのせて、チーズをのせて、お野菜をのせて……と、自由につくっていく工程も楽しんでいます^^
1位に選んでもらえて、本当にうれしいです。タコライスの人気は私も耳にしていて、実はその声がきっかけで、カフェのメニューにも本格的なタコライスが仲間入りしたんですよ。これから暑くなる季節にもぴったりなので、たくさん食べて元気になってもらえたら嬉しいです。
テーブルを囲む、にぎやかなランチタイム
とあるランチの日に、まかないを食べているみんなの様子をパパラッチしてみました。大きなお口で夢中に頬張る人もいれば、隣の席の仲間と楽しそうに談笑しながらゆっくり味わう人もいて。おいしそうな表情で食べる姿を見ていると、こちらまでなんだか元気をもらいました。
まかないから生まれた、CO-BAの「タコライス」
ランキングで堂々の第1位に輝いたタコライス。このみんなが大好きな味をブラッシュアップし、今年の5月からCO-BAのカフェメニューとしてもお届けできるようになりました。
毎日、社員の健康を想って丹精込めてつくられたまかないから生まれた一皿。ぜひ、お店でも味わってみてくださいね。

「タコライス」(1,700円)
アボカドやトマトなど、5種類以上の色とりどりのオーガニック野菜に合わせたのは、ブロッコリーの新芽である「スーパースプラウト」。抗酸化作用やデトックス効果が期待できる「スルフォラファン」という健康成分がたっぷりと詰まっています。仕上げには、自家製シーザードレッシングをふわりとかけて。ひき肉のしっかりとした食べ応えはそのままに、おいしく自然に野菜不足を補ってくれる、心とカラダにうれしい贅沢な一皿です。

Factory Cafe CO-BA
住所:八尾市神武町1-36
営業時間:10:00~18:00
電話番号:072-922-8000
定休日:不定休
まとめ:おいしいごはんで、今日も元気に。明日からのものづくりにつなげて
今回は、友安製作所を裏でそっと支えてくれている「まかない」のお話をお届けしました。私たちが毎日、健やかにお仕事に向き合うことができるのは、ひと手間かけて愛情たっぷりのご飯をつくってくれるCO-BAスタッフの存在があるからこそ。メインのおかずによって副菜やスープもバランスを考えるなど、おいしく食べられるように、細かなところまで気を配ってくれる毎日。出来立てのお料理をずっしりと重いお鍋に移して、それを抱えて階段をのぼり、私たちが待つ受け取りスペースまでせっせと運んで準備をしてくれる姿には、本当に感謝してもしきれません。
今回のランキングで1位に選ばれた「タコライス」は、食材やつくり方にさらにこだわりを重ねて、カフェでもお楽しみいただけるようになりました。私たちが毎日頑張るための「元気の源」を、ぜひ皆さまも味わいに来てくださいね。
これからもスタッフ一同、おいしいまかないで心とカラダを満たし、皆さまの暮らしを豊かにするものづくりに、ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたいと思います。


























鶏肉はいろんな味付けに寄り添ってくれるので、私も「どうやっておいしくしようかな」と考えるのが楽しいんです。忙しい合間でも、少しでも気分を変えてペロリと食べてもらえたらなと思っています。